今年もあと半月ほどですが、終幕間近の対象者が
いる家族は、もし年末年始に掛けて逝去したらと
不安に思う方もおられるでしょう。

一般的な斎場の流れと、もしもの時が年末年始に
掛かった場合の対応方法を書きますから、事前の
対処も含め参考にされると良いでしょう。

「公営斎場など年末年始の一般的な休日」

年末休日 》12月28日(土曜日・友引)
年末営業 》12月31日も通常営業でしょう
  (火葬予約時間は斎場毎に全て異なり要確認)
年始休日 》元旦・2日・3日(友引の為)
年始営業 》4日からは通常又は火葬時間増設

》死亡診断書の死亡時刻から24時間火葬できない
 例えば、死亡診断書記載が午後3時死亡の場合は、
 翌日の午後3時1分から火葬可能ですが、午後3
 時の火葬が最終の斎場では、翌日の火葬となる

》過去の例では、担当医が海外旅行に出かけており
 戻るまで死亡診断できない事がありました。

 ・看取り依頼が個人医の場合、もしもの時はどう
  すれば良いか確認しておきましょう
 (総合病院等への入院なら問題ありません)

》施設入所の場合
 ・一般、特養関係なく施設毎に死亡診断の流れは
  全て違いますから、入所先に明確な対処方法を
  確認しておくべきでしょう

・施設により「常時医師待機」「病院運営の施設」
 などは病院と同様の対応でしょうが、例え特養で
 あっても夜間逝去は翌朝の死亡診断もあります。

》28日、29日の逝去は年内火葬予約が取れない
 事も多く、迅速な対応が必要です。
 逝去直後の予約なら取れても、数時間後になると
 予約できず1月4日まで延びる可能性があります。
 依頼する葬儀社の担当者と打ち合わせしておけば
 火葬のみなら年内、もしくは火葬だけはしておき
 年明けの葬式も考えられます。

》年末逝去で、葬式は正月7日になった経験があり
 ますから、事前準備対策は必ずしておきましょう

》また家族親族の中には年末年始旅行に行く予定の
 方もおられるでしょうから、旅行中の逝去対応も
 事前に決めておかれると良いでしょう

》元旦は引き受けない葬儀社もあります。
 利用予定の葬儀社に年末年始の逝去対応、安置の
 対応「自宅安置」「施設安置」なども全て確認を
 しておけば不安なく過ごせます

一応の流れは記しましたが、個々の条件により違う
はずですから「我が家の場合はどうなのか」施設、
病院、葬儀社等に早い段階で確認しておきましょう。

 

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