今朝の前橋は風もなく、陽だまりは温かく感じます。
玄関を出た所で職人さんと顔を合わせ、挨拶すると少しの
時間ですが雑談しました。
その中で現在行っている壁塗装の話題が出ました。
洗浄後、割れ目、継ぎ目の全てに下地処理して、その後に
白い塗装、その後に指定色で2度塗りするそうです。
塗装の前に下塗りがあるのは知りませんでした。
塗装は「刷毛」と「ローラー」でしているみたいです。
スプレーなら早いけど、スプレーは噴射口が狭く、薄める
必要があり、手塗り塗装とは塗装の厚さが倍以上違うそう
で数年で艶が無くなり、十年後は大きな違いになるらしい。
下地処理や塗装方法など、素人の我々には分りませんから
大抵の施主はお任せだと思いますが、十年後、十五年後の
ことまで考えた施行をして貰えるのはありがたいです。
どんな業界にも、手抜きすれば出来るけど、プロとしての
誇りを大切にした仕事をする人もいれば、利益優先思考の
仕事をする会社や人もいる現実があるのを感じました。
その良し悪しを一般論でいう人が多いですが、僕は違うと
思っており「依頼者の価値観」だと思います。
個人的には20年は、何事もなく住める家にして欲しいが
僕の価値観ですが、数年もてば良い状況の人もいるでしょ
うから、その人にとっては安いほうが良いでしょう。
「安くは無いけど丁寧な仕事を得意とする業者」
「丁寧さに欠けるけど速くて安い仕事が得意な業者」
依頼者の価値観に近い業者を選択すれば、問題ありません
けど、逆の業者依頼なら当然クレームに繋がります。
葬儀社も個々に全て違います。
他者の考え方は分りませんので、あんしんサポートの事を
書きますから参考にされると良いでしょう。
「理念・信条」
日本に住む誰もが、せめて死後費用の心配だけはせず生き
られる世の中を目指しての活動ゆえに、第一ターゲットは
年金暮らしの老人を始めとした金銭面の弱者中心である。
「料金・費用について」
基本は「国保からの葬祭費5万円」で賄える事を目指す。
逝去後から焼骨になるまで可能な限り葬祭費に近づける。
男性の平均年金月額18万円以内で、多くの日本人が思う
仏式葬式(読経、戒名付)の施行を可能にする。
基本的に追加の出ない料金設定と、追加は全て明示する。
「葬式内容と使用品」
棺、骨壺を始め全ての葬具は、誰が見ても違和感無い物を
使用する事で、三品から選択で追加という流れは無くす。
祭壇供物類は葬式後は不要な為、当方式場祭壇に関しては
何も飾れないほどの供物を乗せておき、販売はしない事と
返礼品は全て25%割引とする事で、さほど儲からないと
思えれば、無理な販売はしなくなる為、施主家族の負担が
減らせる効果に繋がる。
「ご遺体の処理」
様々な死体があり、個々の死体に対し正確な知識を持ち、
家族の心が穏やかになる事を最優先させられる「知識」や
「技術」「用具」を使用し、高額な葬儀社にも勝る対応が
できるスキルと向上心を持ち続ける事は必然とする。
例えば、遺体は口をしっかり閉じてるだけで、穏やかにも
見えるし、料金を抑えた保冷剤の当て場所、時間、更には
腐敗の進行状況による対処方法など、家族は知る必要ない
「死体知識と対処方法」ができるスキルと用具は「温かく
送る」には必須と言える部分です。
当然、死化粧や髪形に至るまでの技術も必要です。
「葬式に対する総論」
家族との別れである「葬儀」は存命中に行うべきものとし
死後に行う葬式では「温かく送る」事を最優先とする事と
「残る家族の生活が守れる葬式を立案施行する」事です。
葬式だけでなく、遺骨処理供養の散骨、永代供養墓は自社
所有とし、追善供養、盆法要、彼岸法要等も低料金で施行
でき、納骨、墓誌彫り、墓閉じに至るまで対応する。
分かり易くと言うと・・・
・超低料金で誰が見ても違和感無い豪華な葬式ができる。
・遺骨や墓や追善供養まで宗教者も含め全て低料金で可能
・そして、残る家族が笑顔で過ごせるお手伝いをする。
・その為には「事前相談」で互いの考え方や価値観を確認
する必要がありますよ・・・って事です。
高いのに安いと言う嘘つき葬儀社、手抜き葬儀社、或いは
実力無さ過ぎ葬儀社などは別として、それ以外で良く見る
葬儀社叩きって、利用者が価値観の違う葬儀社を選択した
結果じゃねぇかなぁ、うちは料金、内容、スキル等全てに
自信はありますけど、価値観の違う家族なら決して良いと
思わないでしょう。
壁塗りもそうだけど、葬儀屋も得意、不得意があるんです。
何でもできるは、何も出来ないと一緒・・・
その辺りを見極めた選択をされると良いでしょう。
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