一般的には「荘厳」や「厳粛」が良しとされる葬式
ですが、あんしんサポートの第一は「温もり」です。

喪主は会葬者に頭をさげる事と挨拶する事が葬式で
行う役割で、後は葬儀社の人達が受け持ち、家族は
何となく後ろで頭を下げてるだけの印象がある。
これが極々一般的な葬式の図だと思う。

でも温もりや、その家族の持つ空気は存在しません。
出来れば普段の家族の空気の中で、家族全員が作る
お葬式なら「温もり」もあるし「一体感」も生まれ
「家族で行うお葬式」と感じられるでしょう。

その補佐をするのが我々です。
受付をする家族もいるし、誘導する家族もいれば、
返礼品を渡す家族もいる。 これらをあえて家族で
行う事で、会葬者は場面、場面で逢う家族と言葉を
交わす事になるし、家族も会葬してくれた人達全員
と話せるし、自分達で送れてる感覚になれる。

会葬者と家族が一緒になって、泣いたり、笑ったり
する葬式は自然に家族の温もりが生まれるし、家族
にも、我々との一体感が生まれるものです。

我々と家族が一緒になって、バタバタする時間帯など
あったり、言う事を聞かない会葬者への愚痴まで共有
したりと、殆ど家族の一員、、それがまた良い・・・

但し、この葬式を実現するには葬式する日と、火葬の
日を2日間に分ける必要があります。

たとえば・・・
午後1時から家族親族での葬式とお別れをします。
その後は火葬も無いし、時間的に食事もしませんから
午後2時頃になると用事のある親戚は帰ります。

午後2時から友人や会社の同僚などのお別れです。
焼香し、生花を入れ、友人達で棺を囲んで泣いたり、
笑ったり自由な時間を過ごせます。

午後7時頃までは、誰が来ても対応できる状態にして
おき、人が居ない時間帯は家族でお別れタイムです。

午後7時を過ぎると自宅に戻っての「通夜」です。
詳細は書きませんが、故人は式場にいないし、きっと
自宅にいるからです。

故人の好きな音楽をかけ、好きな食べ物を食べ、思い
出の写真、個々の思い出話しで故人を偲ぶ夜です。
家族だけの時間だから、誰にも気兼ねせず話せる。
ただ日頃から深い親交のあった人達だけは、来て貰え
たほうが良いでしょう。

この一連の流れに対し、我々が行うのは後ろで補佐や
助言や相談に乗ったり、足らない部分があれば補うし、

話の苦手な家族なら、時に前に出て話すこともある。

あらゆる面で補佐役に徹し、スムースな流れになれば

家族に一体感が出て手作りのお葬式感も生まれます。

翌日は家族だけで朝から火葬です。
火葬中はコーヒーでも飲みながら待機、1時間少々
での拾骨は、みんなでワイワイ言いながら、感謝の
言葉をかけならが、各自が手で拾骨します。
最後のお別れでもあり、故人を実感できる最後の時
でもあるのが、拾骨という作業です。

その後は、自宅に戻り焼骨を安置するもよし、滅多に
会えない家族なら、みんなで食事をするもよし、その
中で「あー疲れた、でもいい葬式だったね」「うん」
と言い合える葬式になったら最高のお葬式です。

 

     にほんブログ村 その他生活ブログ 葬儀・法事(個人)へ 
にほんブログ村 
誰もが終幕後の費用を心配する事なく、自分の人生を精一杯楽しめる世の中にしたい
創業者の思いを後世に伝え、当時何を考えてたか嘘のつけない自分日誌でもあります