大きな爪痕を残した台風19号、被災にあわれた方々には
言葉すらありませんし、心身の疲れで大変な時でしょうが
どうぞ、お身体を大事にして頂きたいと思います。


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30年前アメリカ、アトランタのコストコに連れて行って
貰った時、日本に無い発想に驚きました。

「年会費が必要な会員制スーパー」
「巨大倉庫そのものが売場のような店作り」

アトランタ在住でコストコ会員の友人に、年会費を払って
も会員になるメリットを聞いた経験が、あんしんサポート
会員システムの土台になっているのだと思います。

代表者が「思います」なのかと言われそうですが、前回の
ブログを書いたあとで気づいたからです。 
ただコストコ商法そのままを利用でなく、過去の経験知識
として参考にしてるという意味です。

友人からは「1年間で見れば年会費以上のメリットがある」
これが回答、量は多いけど安いから年会費を払っても利用
する価値はあると言ってました。

当時35歳の僕が思ったコストコ商法の印象です。

》倉庫だよ、と明言する事で店内装飾不要でコスト削減
 (建設費用は半額以下、更にバックヤード不要)
》商品容量を増やし単品仕入れ量を増やし単価を下げる
 (薄利多売の大原則な仕入れ方法)
》店舗規模に対しアイテム数は少ないと思った
 (ロスを減らし、回転率を上げる商法!?)
》フードコートは利益なしの激安で猛アピール
 (超激安で食事、ゆっくり買物してください!?)
》商品利益はロス率程度に抑え、他店との差別化を図る
 (極論を言えば販売利益はゼロでも何とかなりそう)
》会員数が1万人で年会費4.000円なら4千万円だし
 10万人なら4億円、100万人なら40億円です。
 年会費だけで経営として成り立つんじゃねぇ?
 (これが販売利益ゼロでも良い理由)

あくまで30年前の個人的な感覚ですから、全く的外れの
可能性もあるのでご理解ください。 実際問題コストコの
営業方法はどうでも良いことで発想が最大の学びでした。

》人は会費を払ってもメリットがあると思えば通う
》店舗は綺麗で洗練されてる必要はない
》低料金化できる大容量、高額になる少量販売しない
》利益ゼロでも成り立つ経営は、目から鱗でした

いずれも当時の日本経営には全く無い考え方です。
さらにフードコートは常識外の超激安で販売されてます。

》現在フードコートで販売してる一部です。
 ・ホットドッグとLサイズ飲物で180円(税込)
 ・Lサイズ飲物だけなら60円(税込)
 ・超大きな1切れピザ300円(税込)
 ・大きなカップの濃厚ソフトクリーム240円(税込)
このようにフードコートは、いつでも全て激安です。
新聞チラシで多額な経費を掛けるより宣伝効果絶大です。

無意識のうちに参考にしてる気がすると思う部分です。

「会員以外受けない会員制を敷いたこと」
会員制を実施する葬儀社はいくらでもありますが、全ては
建前に近く、突然の依頼でも断る事はありません。
非会員依頼は受けないとの明言は国内無二の存在です。

「会員制実施可能条件」
明らかにメリットが無ければ、誰も入会金を払って会員に
なろうは思いませんし、一度葬儀すれば再入会が必要です
から、よりメリット感が必要です。と書くのは簡単ですが、
実践するのは簡単なことではありません。

料金だけでも駄目、内容だけ良くても駄目、さらに人材の
質や、知識量、施設レベルやシステムなどの全てに於いて
「入会金を支払っても価値がある」と判断でき、さらには
利用した家族からの評価も大きな要素になります。

この考え方に賛同する葬儀屋さんを知りません。
全く予想できない、不安定極まりない現状改革をしようと
さえしないのは何故か、不思議だし理解できません。

自分を追い込まないから、旧態依然の何処でも一緒ですよ
的な葬儀しかできないほうが良いのでしょうか。

対象者を絞る事で「対象者が本音で望む事」も絞れます。
「料金」「内容」「知識」「創造力」「個への対応力」と
「葬儀に関する全て」に対し、旧態依然のまま漫然として
いられませんから、日進月歩するしかありません。

その結果は「入会者数」「会員数」が教えてくれます。
この点は巨大なコストコも同じ感覚だろうと思います。

根が軟弱ですから、自分を追い込み進化するのが一番です。
葬儀の仕事をする自分への大義名分もでき、喜んでくれる
家族の姿は、僕の自己満足を満たすだけでなく、人の役に
立てる人生を歩むことも可能にしてくれます。

 

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