葬儀費用の相場として200万円ほどと書いてある。
「葬儀社(飲食含む)150万円」
「宗教者謝礼      50万円」
平均は高くなる傾向が強く、一概に納得できませんが、
高い葬儀社の一般葬なら300万円以上だから、あながち
間違いとも言えない。

「葬儀は家族が家族との別れを受け入れる時間である」
「ゆえに葬儀は死後でなく存命中から始まる」

「死後に騒ぐ必要はない。日頃付き合いの無い人無用」

「家族で「ありがとう」と温かく送ればいい」

あんしんサポートの葬儀定義、唯一全人類に適応できる
「葬儀」の考え方ですから間違いでは無いでしょう。

だからと言って宗教儀式を否定はしていません。
問題は「高額な費用」、だから霊感商法だと言うのです。

現在独居老人だけで600万人以上、老夫婦だけの世帯も
加えれば1.000万人を超えるのです。

問題は国民年金だけで生活する人達です。
国民年金の平均は月額5.5万円と言われています。
夫婦で11万円なら田舎でも生活がやっとでしょう。

団塊世代が終幕期を迎えると、高額葬儀しか無い地域の
老人は「葬儀難民」になります。
その結果は「生活保護者の急増」です。
生活保護は税金が使われます。
すぐにでも対策を始めるのは当然でしょ!?

葬儀代くらい貯めろと言う人もいますが、医療費だとか
介護費用や施設費用も掛かれば、少額年金では葬儀代の
貯蓄は無理です。 

その人達を責める人もいますが、魚屋、八百屋、肉屋を
始めとした自営業の人達は厚生年金に加入さえできない
のですから、制度の問題もあり責められません。

とは言え、いまさら過去の話しをしても意味はない。
しかし未来予想の中で出来る対策、すべき対策はある。

まずは最低限必要な「火葬」と「遺骨処理」だけで良い
から、せめて年金1ヶ月分で可能な制度を構築したい。
出来なければ「葬儀難民」が増え「生活保護者が増え」

当然「使う税金も増え」「年金は減る」の悪循環です。


誰でも分る単純な事なのに、なぜ葬儀の在り方、葬儀の
流れを変えようとしないのでしょうか・・・

自分達だけでなく孫子の時代も考えましょう。
収入が減れば支出を抑えたり、その対策を立て実行する
のは家庭でも当り前のことです。

日本の人達は「何とかなるよね」感覚が強すぎます。
根拠の無い自信は、大惨事の引き金にもなり兼ねない。
ひとつひとつ対策を立て実行するしかありません。
葬儀支援は、この当り前感覚から生まれてるだけです。


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誰もが終幕後の費用を心配する事なく、自分の人生を精一杯楽しめる世の中にしたい
創業者の思いを後世に伝え、当時何を考えてたか嘘のつけない自分日誌でもあります