石の上にも3年と言いますが、設立10年を超えようやく
目指す葬儀に近づいてきた実感があります。
「和気あいあいと温かく送る」
これが最終的に目指してきた葬儀の形です。
ホームページに書いた父親を送ってくれたのは一人の女性
でしたが、たった一人の葬儀でも満足感と葬儀の数日間の
話しから温かさが伝わった。 不思議で前橋に戻り葬儀に
ついて調べた事から、あんしんサポート設立に繋がった。
葬儀を調べると予想以上に高額で、残る家族の生活を無視
して行う葬儀を当然のように考える馬鹿げた現実があった。
儀礼だ、供養だと言うが、その最後に高額な費用が着いて
周れば、結果は霊感商法そのものである。
更に葬儀費用をローンで払うなどあっては成らない。
人の優しさや愛情を利用した葬儀という商売なのが分り、
これは駄目だと、葬儀支援を始めるきっかけになりましが
もう1つ父親を看取ってくれた女性の言動から感じたもの、
「温かく送る葬儀」については、残念ながら未体験で映像
として浮かんで来ませんでした。
「和気あいあいの空気の中で温かく送る」
これが本来あるべき葬儀の姿であり目指す葬儀と思った。
無理に作った悲しそうな顔と話し方をする葬儀社の人達、
司会者は泣かそうとするかの臭い言葉・・・感動させたい
のが見え見えの演出には最初から抵抗感があった。
ただ「温かく送る」の言葉は簡単だけど、どうすればいい
のか分らず、全力投球と家族目線と本音で走り出しました。
持って生まれた性格が人懐こいのと、営業や講演会などを
してきた過去の経験も活かされ、普通の葬儀社ではあり得
ないと言われるほど、家族との距離感は近づけました。
数年前まで慣習としての儀式優先葬儀でしたが、ようやく
最近になって「家族に無理をさせず温かく送る」が慣習や
儀礼より優先する葬儀と成っています。
言葉は簡単ですが、実際は決して簡単ではありません。
》まず第一に家族が我々に心を開いてくれる事です
》我々の言葉が素直に聞ける関係を短時間で創り上げる
》葬儀期間中の全てで家族目線が本物と思えること
》長年の付合いでない為、少しの疑問でも信頼感は失せる
》事前相談から拾骨まで全力投球は続きます
その一例として、うちの拾骨は基本手で行いますが、その
際は焼骨部位の説明、骨に着く色の説明等、家族と一緒に
和気あいあいと笑いもある中で行い、あらかたの拾骨が終
わってから斎場担当者にバトンタッチします。
多分、拾骨を先導する葬儀社は皆無じゃないかな。
第一に費用面も含め安心して執り行える葬儀であること
泣きたい時は泣け、笑いたい時は笑える雰囲気・・・
故人の悪口でも、笑って言えたり、聞ける雰囲気・・・
最後の拾骨もワイワイガヤガヤと和気あいあい・・・
ありがとう。と一人ひとりが手で入れる拾骨・・・
最後の最後まで和やかに和気あいあいのお葬式・・・
そして葬儀が終わった後で家族の心が温かいままの葬儀。
12年目にして、ようやく目標に近づいてきたと感じます。
今日の話しは料金問題的な葬儀支援とは、全く次元の違う
葬儀支援となる「和気あいあいと温かく送る葬儀」です。
これは、流れ作業では絶対出来ないもの、手作り葬儀以外
できない葬儀、これが現時点での答えです。
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創業者の思いを後世に伝え、当時何を考えてたか嘘のつけない自分日誌でもあります