7日現在、2人ご安置されていますが、1件は布団に入りそろそろ
寝ようと思った午前12時30分の電話、隣接市病院へのお迎えや
打合せで自宅に戻ったのは午前5時30分、2時間ほど寝ましたが
やっぱきつい、けどすべき事はしないと大変な事に成り兼ねない。 

最初の電話で病院から「明日の朝9時頃お迎えでも冷房が効いてる
から問題ありません」と言われたらしいが、病院はパジャマだけで
動き回れる室温ですから、9時間は腐敗する可能性が高いと判断し
お迎え可能時間を確認したら再度連絡してくださいと伝える。

午前2時近くになりようやく搬送できる状態になり、前橋あんしん
館まで戻って安置し、家族の到着を待ち、午前3時過ぎから打合せ
夜中でも打合せするのは、葬儀により宗教者の有無や必要時間など
異なる事で火葬予約の日時に違いがでるのと、予約が数時間が遅れ
るだけで葬儀が2日先延べになる事もある為です。

安置日数が長ければ室料追加やドライアイス追加で、料金吊り上げ
葬儀社もあるし、少しでも抑えたい考え方もあります。

以下の3項目が前回も緑文字で書いたものですが、これらは上記は
この感覚に近いものがあります。

・永代供養墓は現行遺骨処理に一石を投じる目的で建立
・料金値上げで施行を増やすより、低料金維持を選択 
・我々が動き続けられる施行内容と対象者を絞り始める

「永代供養墓は現行遺骨処理に一石を投じる目的で建立」

故人にとって墓は最後の我が家みたいに思われていますが、現実は
住みたい場所とは思えません。 真っ暗で、虫が這い、骨壺の中は
びしょ濡れ、個人的には絶対に入りたくない場所です。 また今の
墓には時代に沿った改善が必要な問題があります。

》墓守不在の今、一代でも対処できる墓を考える必要がある
》転勤、海外移転でも対応できる遺骨供養が必要
》遺骨の最終処分を寺はできない
(永代供養墓が満タンになったら埋めるだけ)
》年老いて誰でもいつか墓参りに行けなくなる
》手を合わせられる墓は欲しいが高額で管理費等も高い

これらの全てに対応したのが「永代供養散骨」です。

「料金値上げで施行を増やすより、低料金維持を選択」

年間180件施行を超えて、2人で続けるのは不可能と分った事で
「事業の拡大」と「低料金の葬儀支援維持」の選択に迫られた。
何度か書いたように最低8名体制にするだけで、計算上で10万円
上乗せが必要の試算になった。 

直葬169.000円、全国的に見れば高くないかもしれないけど、
少し安い葬儀社がしたい訳でなく、少額年金だけで暮らす老人世帯、
様々な事情で暮らす弱者でも、死後費用の心配をせずに生きられる
世の中を目指し、葬祭費5万円で可能な葬儀を創り施行してきたの
ですから、体制を守る為の値上げは立志に対し本末転倒です。

「低料金でも利用者が増えれば食える」この現実を立証することで
地域毎に立ち上がる人がいたり、公的機関が始める等、経営可能で
ある実績を残す事が後進への布石になると思ってます。

「我々が動き続けられる施行内容と対象者を絞り始める」

我々は施行数を増やす事が目的でなく、葬儀会社を大きくする事に

興味はありません。 入会した家族が死後費用の心配をせず過ごし

施行した家族が心から喜んでくれ、葬儀後の生活への支障が少しで

も軽減され、同じ心配をする自分の経験を伝えてくれる事で、死後

費用の心配をせず生きられる世の中を目指すことです。

 

今だけでなく、近未来も見据え2人で続けるには、費用面で本当に
支援が必要な対象者に絞り込み、過去の経験から我々の葬儀支援が
無くても問題ない人達の選別から始めました。 それが・・・

》一般葬は受けない(費用面で大変な家族は一般葬は選択しない)
・余裕の無い家族で一般葬希望はいません

》菩提寺の葬儀は受けない(布施30万円払う家族に支援無用)
・10年以上無休、24時間体制で動き低料金を実現しています
・その我々に寺は仕方ないと言う人の神経が理解できません
・なら寺より大変な葬儀社が高額でも文句は言わないことです

》嫌な人の入会は受けない
・凡人ですから嫌な人の為に頑張る気になれません
・お客様に成りたい人も受けません(会員はお客様でありません)

》逝去後の依頼は受けない
・逝去後になって初めて葬儀を考えるのは次のふたつです。
・「余裕があるから考える必要が無い」「お利口でない人」
・但し依頼する葬儀社はいくらでもあり問題ありません

あんしんサポートは、少し安い葬儀屋ではありません。
業界の意見や、富裕層がどう考えるかは、どうでも良いことあり、
余裕の無い家族にとって支援センターと思えれば良いのです。
超低料金は零細企業にしか実現できないと分りました。
だから「事業拡大はしません」しかし我々自身の高齢化に対応させ
るには「対象者の絞り込みが必要」だと判断し1.000件以上の
施行実績と家族から対象家族の限定枠を決定しました。

団塊世代が終幕期を迎える2030年まで、あと11年です。
僕の希望は何とか10年間は現場で踏ん張り、2030年代は千明

中心で息子達が補佐してくれたら、日本国建国以来、最大の死者数

時代も事業が継続できるはずです。 それまでに全国で意を同じく

する人が現れてくれたら葬儀支援の輪は広がる。もしかしたら僕が

知らないだけで、葬儀支援と呼べる葬儀社が存在してるかもしれま

せんが、皆さんの地域に、この先も現れなければ、群馬県以外では

現行葬儀だけが続くということです。

 

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誰もが終幕後の費用を心配する事なく、自分の人生を精一杯楽しめる世の中にしたい
創業者の思いを後世に伝え、当時何を考えてたか嘘のつけない自分日誌でもあります