この数日は家族葬が続いたせいか、寝不足もあってか、気温の変化が激しいから
なのか、或いはそれらが重なってるせいか、だるいし疲れています。

本日24日は午後7時から湯かん納棺、明日は午前9時15分からの家族葬です。
家族の皆さんは仕事をしているわけで、今回は息子の一人が海外出張から戻って
来れるのが24日午後6時30分とのことで7時からの湯かんとなりました。

昨日、本日と湯かんが2日間続きますが、最近は湯かんが激減しています。
昨年11月癌手術で入院した際、湯かん納棺儀をしない家族葬パックを設定して
からのような気がします。 今月の湯かんはこの2件だけです。

ただ正確に調べていませんが、69.000円直葬パックも減り、納棺安置で宗教者の
付いた15万円家族葬が増えてる気がします。

考えてみれば一般葬儀社での直葬なら低料金価格帯の15万円で、30万円の供物が
飾ってある豪華な祭壇の、あんしん館式場で読経と戒名が付いてるのですから、
お得感があるのでしょう。 僕が入院中だけでもと急遽設定したパックですから、
予想外の反応に驚きと「なるほどなぁ」という思いがあります。

考えてみると、本日午後7時からの湯かんは家族8名だけです。
明日の葬儀は22名ですから、湯かん納棺の時間は無くてもさほど問題ではない
のかもしれません。 確かに逝去後は故人の身体は拭いてくれますからね。

それでも僧侶の読経と居士大姉の戒名があれば、親戚筋への面目は保てますし、
少し葬儀を知ってる人なら、戒名で50万円、60万円も分かってますからね。
世間体も守れるってことなのでしょう。

前回、常識は時代とともに変化すると書きましたが、この11年間だけを見ても
葬儀は大きく変化し続けています。 時代の変化には敏感なほうだと思いますが

それでも「ほぉ」と思うことがしばしばあります。 しかし、この傾向が悪いと

は思いません。

葬儀形態は、その時の財布事情で無理させない事が大前提ですから、家族葬でも、

火葬だけの葬儀でも全く問題はありませんが、故人である祖父母や両親に対する

「感謝」の心だけは持ち続けて貰える葬儀をし続けるつもりです。

この点は残念ながら葬儀施行をしているだけでは絶対に伝わりません。
また、どんなに雄弁でも言葉だけでは伝わりません。
家族と一緒に葬儀をする僕らの言動から感覚で伝えられるものです。

形式ばった葬儀を良しとする葬儀社の風潮もありますが、大手も含めた一般葬儀
社の葬儀より、遥かに故人への想いは強い葬儀をしているでしょう。
何事もそうですが、外見や外観だけで判断するのは失敗のもとです。

葬儀の形なんて何でも良いと思いますが、家族の思いや、絆や、肉親愛と感謝は
最後の最後まで、葬儀後までも持ち続けられる葬儀をして欲しいと思います。

 

 

 

さて、そろそろ準備に入ります。

終わるのは午後9時過ぎでしょうが、納棺師で踏ん張ってきます。
 

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