5月28日午後、今年の盆法要案内を対象会員さんに送付、
いつもの事ながら5月31日、午後1時の法要は締め切りに
なり午後2時もかなり埋まってるようです。
お盆の考え方とお勧めの方法
》お盆とは「先祖全員の里帰り」です
》事前に仏壇の中を綺麗に拭き整理整頓しましょう
》法要はどちらでも良いです。家族の考え方で良いでしょう
》新盆の家でも盆棚を置く必要はありません
》仏壇があるなら仏壇で充分です
》盆らしい飾りをしたい方はホームセンターで購入が最安
》笹の葉は近くに竹があったら貰いにいきましょう
(無くても良いし、作り物ならホームセンターにあります)
》新盆の家族は、利用した葬儀社で返礼品を依頼します
》新盆の来られる方は3.000円・5.000円ほど包んできます
》普通の葬儀社は返品可能、返品できない時は自分で買う
》盆は昼食時でも来ますから麺類を茹ででおくと良いです
何事も大事なのは形でなく心です。
盆という特別な時期は、家族全員が集まる家も多いでしょう
から、故人との想い出を家族で語るには良い時です。
故人に縛られるのは良いと思えませんが、故人を偲び、父母
祖父母との良き想い出で心温まるのは良いことでしょう。
個人的なお勧めは、家族団らんの時間に亡くなった家族達の
写真を広げたり、動画があるなら見たりしながら、その時に
戻って想いで話に花が咲けば最高のお盆でしょう。
僕の中では、家業倒産直後から一緒に生活をし、僕の面倒を
見てくれたお爺ちゃん、お婆ちゃんの事を思い出す時です。
15歳から19歳くらいの馬鹿息子だった僕は、何の孝行も
しないままお婆ちゃんが亡くなり、その数年後お爺ちゃんも
亡くなりましたが、癌で入院したお爺ちゃんの所へ中学生の
時からいつも隣の席で、おしゃべりしたりした親友と一緒に
見舞いに行くと「利之のことお願いしますね」と笑顔で言っ
てくれたお爺ちゃんを思い出す度に涙します・・・
母親を知らず育った5歳までは勿論、その後も母親のように
世話をやいてくれたお婆ちゃん、普段は何も言いませんけど
18歳で免許を取ると、当時キーハンターで絶大な人気のあ
った千葉真一さんが「脚のいい奴」と、コマーシャルしてた
カリーナハードトップの新車を買ってくれたお爺ちゃん。
その時に連れて行かれ、交通安全祈願のお祓いをして貰った
のが、今も毎年初詣に行ってる「大間々町の貴船神社」です。
祖父母は、やんちゃで、好き勝手してた、こんな僕を最後の
最後まで心配してくれました。
そんな奴でしたから、もしその時代に戻れたらどんな孝行を
するだろう。 どんな孝行がしたいかと考えた事があります。
旅行に連れていく、何か買ってあげる。
色々考えましたが、今の自分に置き換えると欲しいものって
言われても、欲しいのは健康や若さで他は欲しくありません。
だとしたらきっと祖父母も同じだろうと思えます。
孝行と言うと何かを買ってあげる。
何処かに連れて行くと考えがちですですが、お金で解決でき
る簡単なものでは、本当の孝行に成らないと気づきます。
なら何だろうと、思い出す度に何年も考えた記憶があります。
その答えは今の仕事を始めて、ようやく気付かされました。
祖父母が毎日を笑顔で、心穏やかに過ごしてくれる事こそが
最高の供養になると分かりました。
朝起きたら「おはよう。 体調は良いかい」と笑顔で尋ね。
掃除、洗濯、食事の用意、買い物など年老いた祖父母が肉体
的に大変なことを僕が笑顔でしたり、家庭を明るくする事が、
多分、祖父母への最高孝行だったように思えるのです。
今の僕に置き換えると、お金では決して最良の孝行はできな
いように思えるし、何で当時はそんな事も分からなかったん
だろうと自分の馬鹿さに呆れます。
「孝行のしたい時分に親はなし、さればとて石にふとんも着
せられず」・・・このことわざは身に染みます。
僕自身が初老の今、思い出しては「ごめん」と謝り、そんな
自分自身を反面教師として活かし、本当の孝行や供養を伝え
られる葬儀支援に携われ、こうして笑顔で元気で生きている
姿を見せ続けられる事が最高の供養と思ってます。
こうして心のままに書いて分かるのは、あんしんサポートの
理念は全て僕自身の後悔と経験から生まれてる言葉だという
ことでした。
時々俺は何でこんな風に考えるんだろう・・・
誰かに教えられた記憶もないし・・・
さほど人の死に関わった経験すらないのに・・・
何度も思ったし、千明にも言ってた言葉でしたが、ようやく
その訳が分かったような気がします。
そして、これがお盆本来のあるべき姿ではないでしょうか。
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