半分は偶然、半分は狙って、令和元年5月1日、葬儀では
最後となるであろう執筆を始めました。

葬儀は過去から続き、これからも続くものですから、革命、

変革、維新のように全てを改める必要は無いと思います。

悪しき習慣は直し、良きことは継承すればいいし、死後の

費用を心配せず生きられる世の中になって欲しい・・・

これが僕の目指しているものですから、そう考えてみると

今回の執筆は「葬儀改革(仮題)」となりそうです。


パソコンの入れ替えで、今まで使用してたHDD内を整理
してたら初めて書いた「一銭も要らないお葬式」の入稿用
PDFが出てきた話しをしましたが、数ページ読んでいる
うちに、当時のことを色々思い出しました。

今思えば無謀とも思える「五万円火葬支援パック」実現は
業界の人間で無かったから成しえたものでしょう。

また一冊目は、何をする事が弱者と呼ばれる人達に対して
本当の葬儀支援になるのかと、手あたり次第、我武者羅に
突進している時期なのが分かるし、今より純粋な僕がいて
無駄な抵抗かもしれないが、それでも宗教界や葬儀業界に
一石を投じる事で、一般人の中で少しでも波紋として広が
ってくれたらと考え、模索していた時期のようです。

二冊目は一冊目の内容を踏まえ、以前より世間が周知して
くれた事で、自信のようなものを感じますが、当時の段階
では、まだ絵に描いた餅に近い部分も多く、まずは葬儀を
根本的に考え直してみようとする姿勢と、団塊世代を中心
とした人達が、終幕期を迎える2030年代を迎える迄に
どれだけ費用が必要か、だから葬儀費用の心配をしてる場
合じゃないと伝えたかったようです。

しかし、どちらも本音をオブラートで包んだような表現で
言いたい事の半分も書いてれば良いほうという感じです。

あんしんサポートの11年を振り返ると、完璧など素人が
自分の意志より強い流れの中、嫌々葬儀を始める事になる
わけですが、そのきっかけとなった千明にした「葬儀って
さぁ」という感覚が、現行葬儀からすれば葬儀支援と呼べ
る内容だったという事でしょう。

だから正確に言うと、もともと葬儀支援をするつもりでは
なく、現行葬儀が変だ、本来ならこうあるべきゃねぇの的
感覚を実現しようとした「素人の無謀なる挑戦」です。

幸か不幸か、利用者側の人間から、反発された事はなくて
反発するのは利害関係のある人達だけ、利用者側の人達は
理想だけど出来ないでしょ? という感じに僕の中にある
反骨精神に火が付いた・・・これが真相でしょう。

それから10年の時が経ち、料金体系、葬儀内容の大枠は
出来上がった感があります。

頭の中にある理想の、安置と葬儀施設はできていませんが、
他は時代の流れで変化したり、追加するものがあったとし
ても、ほぼ完成したように思えます。

そこで令和元年でもあるし、結果として11年前から目指
してきたものを「葬儀改革」としてまとめてみようと思い
5月1日執筆を開始した次第です。

前作は一冊目が5日間、二冊目は2週間と一気に書き上げ
ましたが、今回はじっくり書いてみようと思います。

僕の自叙伝とか人生とかなら、まだ書く機会はあるでしょ
うが、葬儀については最後の著書となるでしょう。

その理由は、今から11年前から2030年代に向けての
話しをしてきましたが、10年経った今、ようやく世間の
変化を受けて、葬儀業界や宗教界も変化してきました。

今回、目新しい事は無いでしょうが、オブラートは外した

本音の言葉で書き始めています。 ちときつい言い方です

から対象者は腹が立つでしょうが、同感者は納得しやすい

文章になるでしょう。

 

執筆した内容が実現に向かうまでは、更に10年の時を要

するかもしれません。 或いはもっと短くなるかもしれま

せんが、長くなるかもしれないと考えると10年後の僕は

75歳、この世に存在しているかさえ分かりません。 
これが葬儀については最後の執筆となる理由です。

あとは利益追求だけの葬儀屋でなく、葬儀支援という立場
での立ち位置や考え方に、賛同してくれる次世代の人達に
引き継いで貰えたらと思うし、その為に僕の持つスキルや
考え方で役に立つものがあれば全て伝えるつもりです。

時間を見て書き進めてますが、3日間で45ページほどに
なったでしょうか、これから肉付けをしながら最終的には
いつものように長過ぎず、短すぎずサラッと読める程度の

180ページほどにしようと思います。


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