あんしんサポートでは受けられないけど、良心的な葬儀社を
紹介してあげる事になり、僕が入院してた時もそうでしたが、
忙しい時に手伝って貰ってる葬儀社に連絡し、一度来館して
貰って大枠を伝えてる最中に1本の電話が鳴った。

千明が対応したが、どうも亡くなってからの電話のようです。
うちで葬儀した家族に話しは聞いてた方のようです。

「うちは逝去後の入会と依頼は受けていません」
「普通の葬儀社ではなく、我々の考え方を聞いて貰って」
「家族の考え方を聞かせて貰って」
「互いに納得した上でないと入会受付してないんですよ」

それを聞いてた今回紹介する葬儀社が言います。
「本当に断っちゃうんですね」

「うん、普通の葬儀屋だと思ってたら色々が違うからね」
「突然受けた家族の葬儀はしっくり来ない事が多いからさ」
「過去の経験から事前相談しない人は受けるべきでないって」
「のが現時点では、お互いにとって最善の方法なんだよね」
「なんだかんだと年間60件くらいはあるかなぁ」

最近は普通の葬儀屋ではないと、認識されつつはありますが
単純な安い葬儀屋さんと思われたり、どんなに低料金だった
としても葬儀屋は儲かってると思われてた時期もありました。

今回もそうですが、うちで葬儀した家族から「とにかく親切
だし良くしてくれるから」と聞いてたらしいですが、ならば
うちが会員制システムである事も聞いてるはずだし、誰でも
入会を受けてる訳でない事も聞いてるはずです。
当然、紹介した家族は入会から利用までの流れも話すはず。

それでも電話もせず、来館もしないのは人間性の問題です。
『葬儀屋は電話すりゃ受ける』と思い込んでいるからです。
確かに一般葬儀社はその通りですから、一般の葬儀社に依頼
すれば良いことです。 なんの問題もありません。

もし、うちが例外として受けたとします。
その結果、どんな話しが飛び交うでしょう。

「入会なんてしなくても電話すりゃ受けるよ商売だもん」
「俺が言えば受けるから大丈夫だよ」

この手の話しになって当然でしょう。
その後の依頼で断ったら、〇〇さんは受けたと言ってたって
言われることだってあり得ます。

あんしんサポートは・・・
「誰もが死後費用の心配をせずに生きられる世の中にしたい」

という最大の目標があります。
死後費用の心配をせずに済むには、事前の準備は絶対です。

・対象者の現状を聞かせてもらう
・入院、施設費用も含め財布事情を聞かせてもらう
・その上で家族にとって最善と思える葬儀を考え提案する
・菩提寺葬儀、一般葬儀希望なら、受けない旨の説明をする
・葬儀後に必要な各種手続きを伝える
・その時が来るまで日々の生活アドバイスをする
・そして、死後の事は費用も含め考える必要はないと宣言
・極普通の家族で2時間ほどは話します

これらの過程があって初めて「死後の心配不要」となります。
勿論、費用面は大事ですが、それだけではありません。
その時までの一日、一日、家族がどう過ごし、何ができるか、
何をすべきかなど家族と本音で語り合ってアドバイスをする。
個々の家族毎に抱えるものは全て違います。
終幕の時が来るまでの日々、そして逝去後は、いつでも相談
できる心強い味方が側にいてくれる・・・ そんな安心感が
とても大きいのです。だから「あんしんサポート」なんです。

一般葬儀社と違いが分るのは、一般葬儀社で葬儀経験があり、
その後、うちで葬儀をされた家族だけです。
多分、ブログを読んでる一般の方だけでなく、葬儀社の人も
言葉では何となく分かっても実感はできないでしょう。

うちを手伝ってくれてる葬儀社の人でさえ、知識の差は感じ
てるし、一般の葬儀社ではない事は分かっているでしょうが
違いは料金が安いくらいしにしか分かっていません。
その違いが分れば利用者は急増するはずです。

家族にしか分からないんだと思うけど、それで良いんです。
実際に葬儀した家族が満足し納得すれば良いんです。

うちが会員制を敷く理由は葬儀社の人には理解できないよう
ですが、葬儀支援センターである事を徹底するには必要です。

さらに年間60軒受ければ人も採用できるじゃん・・・
と思った葬儀社の人は、僕らとは全く違う土俵にいる人です。
葬儀をして儲ける土俵にいる人の発想です。

残る家族の生活が守れる葬儀を企画立案し施行するのが支援
センターの役割であり、葬儀はその手段に過ぎません。

大事なのは葬儀の数を増やす事でなく、葬儀した家族が最後
まで温かい心で送れ、葬儀後の生活に支障がでない事であり、
金銭的余裕が無くても、人並み以上の葬儀ができることです。

まぁ、我々の生活ができるのか・・・・
という最大の壁は実在しますが、その壁さえクリアできれば
一般葬儀社とは全く違う場所に立ってる事くらいは、理解を
してもらえるでしょう。

 

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