昨日4月22日は癌手術の3か月検診予定で胃カメラを予約し
てあり、午前9時30分の予約に間に合うよう移動していると
携帯がなり搬送だという。
お迎え先は、前橋から車で50分ほどの距離にある地域の総合
病院と言われ、車を停車して検診予約の病院に連絡を入れる。
予約の変更をしてもらい、あんしん館に向かい、搬送と安置の
準備を済ませると予定より早く9時30分に出発します。
あんしん館に戻ると祭壇の前に納棺し、末期の水をとり線香を
供えると、死亡届出書の記入です。
式場にいた小学1年生と2年生の兄弟が泣きじゃくっています。
珍しい光景ですから、何かの理由があると思い大人達に聞くと
子供達は故人のひ孫で、両親は離婚、ひ孫達を引き取った孫で
ある父親は蒸発、その両親は共稼ぎの為、彼らには自分たちを
毎日面倒見てくれた人であり、寝る時も同じ部屋で、同じ時間
には寝起きしてきた「大きい婆ちゃん」なんだそうです。
なるほどなぁ、この子達にとっては母親を失ったようなもので
しょうから、暫くは自分達の居場所が無くなったように感じる
かもしれませんが、今回の事が強く生きられる礎になってくれ
たらと願います。
ご遺体のまま長く置くより、早い段階での火葬のほうが良いと
判断し、故人の居住地斎場に確認すると、23日朝9時の火葬
だけ空いてるとの事・・・
通勤時間ですから、前橋を午前7時30分に出発しないと間に
合いませんが、予約を済ませ家族が帰ると、斎場のある役所に
向かい火葬許可証の発行を受け戻ってきました。
日付が変わって4月23日午前11時15分です。
先ほど火葬が済んで戻ってきました。
子供達は今日も泣きじゃくっていましたが、もうご遺体は無い
ですから、早く立ち直ってくれると良いのですが・・・
話しは変わりますが、今回行った火葬場は確か3度目だと思う
けど、個人的には県内でも最低ランクに感じました。
施設ではなく「現場スタッフの質」がです。
9時火葬ですから午前8時30分に到着、棺に生花を入れると
焼香する時間は無いと言われたそうです。
午前9時の火葬とは、遅くても9時には火が入る時間ではある
けど9時前で焼香させないのには驚きました。
なら9時火葬でなく、8時45分火葬と明示すべきだろ!?
この手の話は僕でなく、絶対というほど千明が言われます。
僕なら、その場で文句言いますからね。
火葬炉前で「心からお悔やみ申し上げます」
よくこんな言葉が吐けるよなぁ・・・
どこが心からなんだよ・・・
やってることはロボットと一緒だろが・・・
それと、何か言うなら俺に直接言ってこいよ・・・
火葬中、知り合いの葬儀社社長と顔を合わせました。
その辺りの話しを聞くと・・・
「そうなんですよ。 態度の悪いのもいるから最初のときに」
「怒鳴ったんですよ。 最初が肝心ですからね」
・・・なるほどなぁ、感じ方はみなさん一緒なんだと分かった。
斎場職員は毎日の仕事の流れで、当たり前にしている事ですが
少しは家族の立場に立った仕事をして欲しいものです。
またこの感覚、我々も同様で「人の振り見て、我が振り直せ」
そのものだと思えます。
それにしても地元の葬儀屋さんは良く黙ってるなぁ・・・
ホームじゃない我々だけにアウェイ対応なんでしょうか?
県内あちこちの斎場に行きますが、斎場施設は別として人間性
だけを見てもピンキリですね。
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