21日午前11時から開眼供養、その後散骨に行き、最後は
永代供養墓に入れる遺骨と出して散骨する遺骨を出し入れし
200㎞近くのドライブでしたが、まだ体調は戻ってません。
明日は午前から内視鏡の3か月検査ですから「ゲーゲーッ」
するでしょう。 何回飲んでも内視鏡は慣れません。(T_T)
あんしん館の道路沿い半分にある緑の横格子塀は、1か月程
何も張られず、スッキリしてましたが懸垂幕が張られました。
写真のように横幅5.6m×高さ2.1メートルです。
右奥に見えるセンスの無い看板は、単純に目立つ事だけ考え
V字形両面の看板で、目立つという意味では正解です。
改めて見ると、当方の基本パックは8つですね。
左下段「家族葬1・150.000円」は癌手術で入院した8日間
だけの設定パックでしたが、今では一番人気のです。
こういうのを、瓢箪から駒と言うんでしょうね。
家族葬儀1は以下の通りです
》病院施設までお迎え(地域内距離と時間帯不問)
》あんしん館式場の祭壇前で納棺安置(48時間分保冷剤)
》末期の水をとり、線香を供えます
》死亡届出書に記入捺印
》火葬予約
》火葬時間に合わせ宗教者手配
》死亡届出代行(火葬許可書受け取り)
》戒名授与の参考事項聴取(依頼寺にFAX送信)
》枕読経(15分~20分)
》お別れの儀
》野位牌に書かれた戒名説明(使用文字の説明など)
》霊柩車搬送(火葬場で最後のお別れと焼香)
》拾骨までは無料待合所で待機
》7寸骨壺に拾骨(銀張り箱付き)
》全行程の人件費
》以上の全てを含む料金 150.000円+税
写真のように、料金と内容が明示してあると、関心のある人
なら立ち止まるし、もっとよく見たい人は館内に置いてある
パンフレットを持って帰られるようです。
やっぱねぇ、料金と内容に自信があるなら公然と明示する事
なんだと思います。
宣伝広告を出せば分かりますが、新聞チラシなら関心の無い
人は見もしません。 ちゅうか、誰でも関心が無ければ目に
留まらないし、自分が関心の無い広告なんて見ないでしょ!?
仮に1枚3.5円だとして10万部でも35万円ですからね。
印刷代まで入れると50万円は普通に掛かるわけです。
数万円の懸垂幕なら、ずっとパンフレット役してくれる。
ましてや葬儀なんて、家族で葬儀を考える必要が無い限りは
普通なら関心ないもんね。
今回8日間限定の設定葬儀で分かったのは、会員限定ですが
低料金で体裁が保てる葬儀を望む家族が一番多いようです。
僕個人は湯かんが一番大事だと思ってたのは間違いでした。
でも最安6.9万円直葬パックは外せません。
利用が多い価格帯だけでなく、本当に大変な家族の選択肢が
無くなったら、どこが葬儀支援だってことです。
15万円で式場家族葬、僧侶読経、居士大師戒名の授与って
普通の人達には考えられないほど低料金みたいです。
更に墓が無ければ+54.000円ですから、20万円+税で
遺骨供養まですべて完了できるわけです。
一般葬儀社の直葬料金で、居士戒名付きの家族葬と永代供養
散骨まで出来るのは「心の安心」になるようです。
ついでに言うと、現在あんしんサポートは「ぱっく60」と
「家族葬1」が圧倒的に多いということです。
葬儀支援を目指す葬儀屋さんには参考になるはずです。
話しのついでにもうひとつ言うと・・・
《 寺に利用されては駄目です 》
現行の寺の多くは仕事(収入)が欲しい所が多いはずです。
料金は寺主導でなく、対象家族が無理せず利用できる料金の
設定をして葬儀社主導で決めることです。
一軒一軒の布施は少なくても、件数が多ければ金額的に合う
だろうし、葬儀の件数が多ければ法要も多くなります。
寺に遠慮する必要はありません。
利用者の為にも思い切った金額で交渉すべきです。
それで嫌なら、僧侶はいくらでもいます全く心配ありません。
うちにも時々僧侶と名乗る方が仕事を求めて来館されますが、
現時点では充分間に合っているからとお答えしてます。
これが僧侶の現実だと思って良いでしょう。
大事なのは僧侶の為の葬儀ではなく、利用者の為の僧侶です。
また納骨、墓誌彫り依頼する石屋さんも、同様と思って良い
でしょう。 沢山儲かりはしないけど、無いよりは絶対いい
と思える料金で交渉し、常に優位な立場で居続けることです。
以前も書きましたが「相場」なんて無いんです。
買い手が多ければ値上がりし、少なければ値下げするだけ。
これが料金の考え方の基本だと思って間違いありません。
だから仏教界が崩壊に向かってるんです。
布施の相場を僧侶の感覚で維持しようとするから檀家が減る。
結果として利用者は減り続け、収入も減り、経営さえ成り立
たない寺が続出してるのが現状です。
どんな時も利用者(うちなら会員)の立場だけで企画立案し、
交渉することです。 寺の為に葬儀するわけでなく、石屋の
為に納骨するわけでもありません。
自分達がしている日々の努力が無駄にならないよう。
自分たちだけを犠牲にしてはいけません。
葬儀料金を目一杯下げても、布施が高く、石屋が高かったら
ちーっとも葬儀が安いとは感じませんし、実際に安くない。
葬儀社が低料金実現で頑張るなら、宗教者も業者も同じです。
一緒に踏ん張らないと中途半端な支援になり、利用者の心に
響くことなく月日は過ぎるはずです。
1回の布施は少額でも、毎月葬儀と法要で10回依頼がある
としたら寺にとって毎月計算できるの収入です。
寺にしたら、ありがたい話しのはずです。
雑な対応や読経や戒名は駄目ですが、低料金でも高額料金と
同じ気持ちで事に臨めば、その家族は1年忌、3回忌、盆と
何度も、何度も法要してくれますし「あのお坊さんはいい人」
という評判も出て、結果依頼は増え続けるわけです。
お互い様の感覚と、葬儀支援の現実を寺が認めれば、理解を
してくれる寺はあります。
我々が頑張るのは、一定数以上の依頼を続ける努力です。
あと宗教者も含め業者さんへの支払いは「即金でキッチリ」
することです。「待った」「まけて」を言ってはなりません。
これらの姿勢が定着すれば、業者さん達も協力してくれます。
余裕の無い利用者の生活が守れる葬儀を続けるには、我々を
支えてくれる業者さんは不可欠です。
依頼者にはペコペコし、業者さんには横柄な態度の葬儀屋が
多いですが、僕には全く理解できません。
業者さんには、偉そうな事を言う前に、まずは支払いを即金
とか「最長でも月末」の支払い以外は駄目でしょう。
月末締め、翌月末支払いみたいな自社都合は最悪だし、全額
支払えず内金なんてのは論外(最低の商人です)
葬儀料金は葬儀後に全額貰うでしょ。
葬儀代がキッチリ貰えないとしたら、自分が愚図か、無理を
承知で売り付けた結果、と思っていいんじゃねぇかな。
あんしんサポート設立以来、約11年間に渡り支払い事故は
1件もありません。 皆さんきっちり払ってくれます。
千明を見てると1円たりとも値引きしません。
やるべき事はキッチリし、値引きできるものは最初から値引
するのが、あんしんサポート流ですから集金は1円単位まで
キッチリ支払ってもらうという考え方です。
葬儀料金、追加料金など全て明示してあるし。返礼品は会員
なら25%割引ですから、儲からないから売る気もない。
祭壇には最初から30万円相当の供物が飾ってあり、何にも
飾る必要が無いから供物類も売りつけない。
あ、但しうちでも稀に、集金を数か月待つこともあります。
でもそれは例外ですから通常の感覚に入れる必要ありません。
利用者だって儲かってないのは分かってます。
だから支払いは即日、または翌日には支払ってくれるのです。
自分が愚図なのに、その皺寄せを業者さん達に押し付けてる
ようじゃ、30年間経営者としては生きてきた僕から見ても
三流経営者としか呼べないでしょう。
そんなの自分が業者の立場になれば、誰だって分かります。
業者を小間使いのように顎で使う、そんな時代錯誤の感覚が
通用するのは葬儀業界だけです。
言い換えれば相手の立場を認め、支払いを綺麗にすることで
我々が必要なバックアップをして貰えるって事です。
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