葬儀支援を必要とする家族の入会は、年々増えてもいるし、
依頼される葬儀内容も年々変化し続けています。
また以前より本音が言い易くなってるのも感じます。

その代表的なのが国民年金だけで生活する人達です。
介護保険料の引き上げで実質年金が減っている人のほうが
多いし、介護保険は18年前の実施から2倍になりました。
今年10月には消費税が10%に引き上げられます。



最近の引き上げは全て一律での引き上げです。
これが大きな問題だと思うのは僕だけでは無いでしょう。

例えばですねぇ・・・
月収100万円の人の食費が月に5万円だとします。
月年金10万円の人は、100万円のの人の十分の一って
訳にはいきません。 食費も同様に5万円だとします。

どちらも消費税10%ですから5.000円の税金です。
100万円の人の5.000円は0.5%に過ぎません。
しかし10万円のひとの5.000円は5%です。
これを平等と言うのでしょうか・・・

一旦は徴収しても年末調整等で4.500円返金されたら同じ
0.5%ですから、平等と言えますが税金収入が欲しいわけ
ですから、まぁ返ってくることはありません。
結局、低所得の人達のほうが負担は増大するわけです。

年金額が増えず減る一方なのは、受給者全員が納得してる
でしょうが、消費税の引き上げが終ると、僕の憶測ですが
「市県民税が引き上げ」されるんじゃないかなぁ・・

これも簡単な理屈です。
》全国的な平均では市民人口は減り続けています
》人口が減れば税収も減ります
》団塊世代が年金生活に入り税金は減収しています
》老人世帯が増え生活保護も増え続けています
》税金投入を減らす作業や人員整理も進みません
使う金は増え、収入が減れば、税金は引き上げになる・・
その最初が「市県民税の引き上げ」だろうと思うわけです。

企業誘致をしても全国の市町村が豊かになる事はない。
移住問題については、国民の取りっこしても国民数が増え
ないのだから、自分だけ良ければいいの発想です。
もっと根本的な解決をしなきゃ日本が終る。

だもん「ふるさと納税」で何を言われようが少しでも多く
税金集めをしたい行政があっても不思議じゃない。

行政に対しては言えばキリが無いほどありますが、紙面で
吠えたところで気分が悪くなるだけです。

底辺の僕らが何を言ったところで、すぐに国政が変えられ
る訳でなく、毎日の生活は今日も明日も続き、自分で守る
しかありません。

株や最近FXと呼ばれる為替で年金を増やせる人もいるで
しょうが、圧倒的多数は年金だけで生活してると思う。

入って来なければ、使わないしかありませんけど、個々の
価値観で自分の人生を少しでも豊かに、少しでも楽しくと、
生きられるような使い方を考えるしかないと思う。

とにかく生きる為にお金は使う・・・
楽しむことも、病気の治療も、施設でお世話になることも、
全て生きてる時ですから、個々の現実に即して計算できる
年金や収入を分配するしか無いと思う・・・ 
だから、やっぱ高額な死後は絶体に要らないと断言する。

葬儀で使おうと思った金は、残った家族の生活に回す・・
どう考えても、これが当然であり、正解としか思えない。

個人的な感覚で言えば、今の形ばかりの葬儀は間違ってる。
ってゆーか、葬儀屋と宗教者に踊らされるとしか思えない。

あとはマナーだ、故人だ、葬儀はって言ってる評論家だな。
あんたら、その後の生活が保障できる術でもあるんか!?
能書きだけなら誰でも言えるんだよ。 無責任のね・・・

僕自身は、金が有っても今の葬儀をする気は全くない。
「くだらねぇ」とさえ思うのが本音だ。
だから家族目線だけで葬儀支援ができるんだと思う。

葬儀費用の心配をしながら生活してた人が、誰かの紹介で
うちの門を叩き、事前相談をしてからは、安心した日々を
過ごしてる家族はたくさんいるわけです。

前回書いた、可能な限り料金値上げせず続けたい葬儀って
のは、こんな感覚から来てるんです。

皆さんの地域の事は分りませんが、本気で葬儀の事を相談
できる葬儀屋を探してみるべきだと思うよ。

こんな僕でも、そう考えるんだから、僕と似たような発想
してる葬儀屋が、おそらくいると思うけどなぁ・・
ただ、大きな葬儀社じゃない事だけは間違いない。

これから先、人生が安心して過ごせるか、不安な人生かの
問題だから、見栄なんか捨てて、自分の現実を正直に受け
止めて、本気で探す価値はあるよ。
のんびり悠長に見栄張ってる場合じゃ無いと思うけどね。


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