立春が過ぎてようやく落ち着いた。
全会員さんに配布するパンフレット類の一部が届いた。
A4用紙が入る角2封筒も先ほど届きました。
あとA4パンフが2部届けば配送準備に入ります。

けど、これが結構大変です。
メインパンフはB3サイズで、半分に折ってくれますが、
万枚を更に半分に折るのは、かなりの手間です。
昨夜2.000枚入り1箱を自宅に持っていきました。
仕事が終わった奥さんと息子が手伝ってくれます。

葬儀支援の継続には、家族や千明も含め、前理事さんや、
沢山の人達の支えがあってのことです。

蒸発してた父親逝去の一報から始まった葬儀の仕事、、
何故か葬儀社でなく葬儀支援を始めた「マイウェイ」も
11年目、人生最後の仕事となるだろう。

人生で強く感じるのは『先と周囲に恵まれてる事』です。
あんしんサポート、自宅、前職など例にすれば分るけど、
前面に出ているのは僕でも、各々周囲をしっかり固めて
くれる人達の存在があっての事だとつくづく思う。

先人の無い道、宗教絡みもあって平坦ではないだろうと
予測したし、今の日本人に何処まで受け入れられるか、
さらに向かう先さえも明確に見えない中での出発だけど
前職の婚礼美粧経営時代の経験が自信になっていた。

当時の結婚式は400万円が当たり前の時代、新郎新婦、
家族、呼ばれた人達の話しを聞いてると、結婚式は絶対
変化すると感じたし、小さく、簡素へと変化した。

葬儀も同じ道を歩むと確信し、2030年に向け年金は
減り、独居老人が増える現実の中、低料金の葬儀が当然
と思える時代へと、変化させねば成らないと思った。
それを信じ、支えてくれた人達の存在があっての道だと
11年の時を振り返ると感じられる。

あんしんサポートで、全く食えない頃には、手弁当でも
無休でも文句も言わず黙って従ってくれた千明がいた。
今では経理は全て任せ、会員さんからの電話や事前相談
予約も全て千明から始まる訳で、裏方は千明が支えての
あんしんサポートは間違いない。

家庭に於いては22才で結婚して以来、いい時も悪しき
時も、黙って支え続けてくれている奥さんがいたからの
武井なのも間違いない。 

稼ぎがある時ばかりでは無かった。 稼ぎの無いときは
奥さんの収入で食ってきた時代もあるし、子育ては全て
奥さんがしてきてくれたし、隣保についても25年間も
住んでるのに、僕は隣近所の人の顔も知らない。
それほど全てを任せきりで生きて来た。

前職についても同様で、僕自身は美容師では無いですし
現場の仕事は全てスタッフが頑張ってくれての事でした。

こうして改めて自分の人生を振り返ると、僕の人生って
馬車の馬・・・のような気がする。

家庭でも、仕事でも、一番前を歩いているけど、その実
手綱を持っているのは、奥さんだったり、千明だったり
スタッフだったりじゃねぇかなぁ・・・ってね。

若い頃は家族の事もろくに考えず、仕事さえしてればと
偉そうにしてたり、職場でも同様だったと思う。
当時は職場で支えてくれる人は無かった。
きっと僕が支える価値の無い奴だったんだと思う。

そんな我侭な奴でも、ずっと支えて続けてくれた奥さん
には本当に感謝しています。 もっと早く気づけよって
我ながら思うけど、その辺りが典型的な凡人だね。

人生も折り返し過ぎて、ほんの少し他人の事が考えられ
るようになってから、家族だけでなく一緒に仕事をする
人達が支えてくれるようになりました。

誰にもマイウェイがある。
一本道だったり、脇道があったり、クネクネしてる道も
あるでしょうが、人生の終盤に「我が道」と胸を張って
生きられるマイウェイになれば良いと思う。

僕は葬儀支援という先人の無い道に辿り着きました。
周囲がどう思おうと、利用する会員さん達が喜んでくれ
我々の遣り甲斐、生き甲斐に繋がる道に出会えたことは
ラッキーだし、天から最高の贈り物のひとつです。

あんしんサポートが一般の葬儀社と違うのは、少しづつ
だけど浸透し始めている実感がある。
僕のブログを見てれば分るでしょうが、以前よりも強く
ハッキリと主張するよう書いている。
オブラートに包んだ言い方では中々理解されない。
多少強調した言動のほうが、我々の立ち位置は理解して
貰えるように思う。

一般葬は受けない、他市での葬儀は受けない、非会員は
受けない、菩提寺葬儀は受けない、お客様扱いはしない、
その挙句に嫌な人は受けない・・・とまで書いたのです
から、正直なところ依頼が激減して、入会者が無くなる
可能性もあると思いました。

それでも踏み切ったのは、普通の葬儀屋がしたい訳では
ないこと、別に葬儀の仕事が好きな訳でもなく、葬儀で
儲けたい訳でもない。
死後費用を心配しながら生きてる人が、安心して笑顔で
過ごせて、葬儀後も笑顔でいられる事・・・
その人達が笑顔で「助かりました」と言ってくれる事が
我々の遣り甲斐だし、生き甲斐だし原動力だからです。

周囲は気にせず自分の道を信じて歩む・・・かな。




現時点での結果だけ言えば正解でした。
宗教者も含め余計な気は遣わずに済むし、会員数も増え
実質4.000名まで増えた事で、より葬儀支援センターの
色が濃くなったように思う。

まぁ、施行単価が下がって、より多くの施行をしないと
食えない現実はあるけど『弱者支援』が基本なのだから
当然と言えば当然です。 その代り直葬系が増え葬儀が
小さくなると、2人だけでも、より多くの家族の支援が
できるようになってます。
これが武井の現在進行形「マイウェイ」です。


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