12月29日、道路は何となく普段と違う感じ、前橋市は
風が冷たいから山間部は雪が降ってるかもしれません。
NPO法人閉鎖は約6ヶ月掛かって清算決了、閉鎖後から
年末までは個人事業 2019年1月1日から『合同会社』
での事業が始動します。
実際は何も変わらないでしょうが、NPOの実態や現実を
良く知らない人は、あんしんサポートの中身が変化するの
ではないかと心配される方がいるかもしれません。
我々にとっても11年目にして、改めて『立ち位置』等を
確認しておく良い機会にしたいと思います。
『料金体系』
一番気になるのは料金と内容でしょう。
結論から言うと何も変わりません。 元々助成金など一切
無く全て企業努力と薄利での対応だったからです。
問題は2019年10月の消費税引き上げで、便乗値上が
無ければ現行料金続行できますが、前回5%~8%に引き
あげられた際は、葬儀用品の値上げがあり5万円火葬支援
パックの継続が出来なくなった経緯があります。
群馬県全域で国保(後期高齢者)からの葬祭費は5万円と
なっており、現行直葬69.000円でも、税込みで25.000円
ほど足らず家族が補填する現実ですから、出来るなら料金
値上げ改定はしたくないのが本音です。
(直葬だけでも非課税にしてくれたらいいのにね・・・)
『人の死に対する概念と現状』
》人の死は特別な事でなく、誰もが必ず迎えるものである
》現在は火葬が基本であり土葬の施行は難しいのが現実
》故に日本国民は誰もが無料で火葬できて当然と思える
》しかし現実が10万円~40万円掛るのは問題がある
》焼くだけ無料では意味がない
『葬儀の基本理念』
》本来葬儀に宗教は存在しないと考えている
》宗教が生れる前から人の死はあったからです
》葬儀は家族が家族との別れを受入れる為の時間である
》葬儀は死して始まるものでなく死期に入った時から
『死期に入った家族がすべき事(これが本来の葬儀)』
》存命中に逢って「ありがとう」を伝えましょう
》対象者の人生を振り返らせてあげよう(写真・動画)
》行きたい所があったら連れて行こう
》食べたい物があったら食べさせよう
》したい事があったらさせてあげよう
(上の3項目は、その結果死が訪れても良いとさえ思う)
》時間の許す限り対象者との時間を過ごそう
※ 対象者も後に残る家族の生活を考えた発言をしよう
※ 生前から、しっかり話し合っておくべきことです
『死後に残る家族が考えるべきこと』
》存命中に相当な費用が掛ったでしょう
》対象者の死後も家族は生きていくのです
》故人に心配せさない事が最高の供養です
》あとの生活に支障の出ない葬儀をすれば良い
》それが焼くだけの葬儀なら、それで充分です
》間違っても葬儀屋と宗教者の為の葬儀はすべきでない
》そして時々でいい、故人の事を思い出してあげる事です
『あんしんサポートの立ち位置』
今回の各内容を読めば、あんしんサポートは支援センター
であり、葬儀屋ではないと公言する理由が、解って頂ける
でしょう。 葬儀の概念そのものが違うのです。
また残る家族の生活を守る事が『目的』であり、その手段
として『家族の生活が守れる葬儀の立案施行』なのです。
だから事情はどうであれ、葬儀費用の余裕が無い家族が、
あんしんサポート会員の対象者なのです
高額葬儀を否定する気はありませんが、火葬が前提の日本
であるなら、誰でも火葬出来なければ問題なのです。
しかし現実は全く違い、金が無ければ火葬はできません。
また金が無く火葬せずにおけば死体遺棄で捕まります。
この辺りは非常に理不尽な陰の部分だと思います。
できるなら、全国47都道府県に各1ヶ所で良いから葬儀
支援センターなるものが設置されることを望みます。
(日本在住なら火葬と墓地は無料ならいいね)
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創業者の思いを後世に伝え、当時何を考えてたか嘘のつけない自分日誌でもあります