昨日は午後2時過ぎて、主治医から話しがあって退院と
なりました。 切除した周囲に赤みがあるけど、出血は
してないのと、病理検査の結果も出て癌だけど、進行性
等の心配は無さそうと言われました。

来年1月初めに1ヶ月内視鏡、更に2ヶ月後に内視鏡で
その後は半年毎に内視鏡検査を受け続けるそうです。

食べられない物も多く、基本の外食が少し変化します
炭酸飲料は駄目、ゼロコーラも駄目でした。
初めの2週間が大事だと看護師さんに言われました。
よく噛んで、ゆっくり食べる事には気を付けます。

あと重い物を持つのも良くないそうですが、昨夜12時
過ぎて自宅逝去の搬送があり、息子が千明と行ってくれ
ましたが、自宅に戻ったのは午前4時近かったようです。

今回の入院では良く考えれば当たり前の事だけど、その
現実を改めて感じた事がありました。

入院日数は平均より短く8日間、術後1週間目での退院
となりましたが、期間中は1日だけ入院、2日間だけの
入院と引っ切り無しに入院患者がいました。
少数でしたが、僕が話した方々の中に、地元前橋の人は
1人もいませんでした。

隣接市の高崎の人が一番多く、県境の町から来られてた
方もいるのが分り、その全員が地元の病院や総合病院の
紹介で来られた方々です。

正確には分りませんが、県内では相当評価の高い病院で
あろうことは分ります。 まぁ内視鏡の専門医が5名の
いる病院はそうそうありません。

また術後について、例えば大腸ポリープの切除だったら
そのまま帰される病院のほうが多いんじゃないかなぁ、
でも1晩だけでも入院させられます。

もし術後や夜間に出血があっても、すぐに対処できると
いう事のようで、紹介した医師からすれば安心です。

病状については結構ハッキリ言いますが、この点も感じ
たのは僕だけでなく皆さん同意見でした。
正解は分りませんが、自信の裏付けともとれます。

僕らは仕事柄、搬送で病院に行きますが、治療や技術の
スキルレベルなど全く分りません。 
各病院のレベルもあるし、更には個々の医師によっても
全てが違うであろう事を改めて感じました。

良く考えれば当然の事、当たり前の事なのに、医者だと
聞けば何でも知ってたり、みんな同じような技術を取得
していると思ってしまう部分があります。

これは医師だけでなく、魚屋でも、八百屋でも、肉屋も
或いは葬儀屋に於いても全ての職業に言えることです。

開店直後は別として、長年続ければ好評でも、悪評でも
無評価でも、多かれ少なかれ、そこの評判は出来上がり
ますが、当の本人に伝わり難いのが問題です。

しかし、どんな評価か察知する方法はあります。
それが『紹介率』と『利用者数』の変化です。
紹介で来る人が増え、利用者(会員)が増え続けてれば、
好評価されていると判断できます。

うちの場合で言えばNHKで放送された直後、入会者は
急増しましたが、少し経てば紹介は減るのが普通です。

幸いにも、その後も紹介による入会が一番多い結果です
から、紹介に値する施行にはなっているようです。

また今回のように利用者側の立場で言うなら、医者なら
何処でもいい訳では無さそうで、発見できるだけの目と
いうか経験や性格もありそうです。

それって魚屋でも、八百屋でも、肉屋でも、葬儀屋でも
自分の価値観に近い店に行かなきゃ満足はできないって
事ですから、相手の価値観を正確に知るのが先決です。



医者の場合、第一条件は治せる事ですが、病院によって
治療費、入院費がバラバラで相当な差があるようです。
また料金が高いから好評という訳でも無さそうです。

僕が調べた範囲でしかありませんが、今回の治療費用が
一番安いんじゃない・・・って感じです。
されど、県内の病院からの信頼は高いわけです。

いつもは施行側ですが、こうして利用者側の立場に立つ
機会が与えられた経験は大きいです。

今は葬儀が仕事ですから、葬儀で言うなら自分の歩んで
きた葬儀屋としての考え方、仕事の仕方、考え方が普通
だと思い込んでる葬儀屋さんは多いでしょう。

しかし、それらを学んだ葬儀社は、今でも高評価で利用
する人達が増え続け、利用者は満足をし、紹介する人も
多いでしょうか?

またかつては通用した商売も、過当競争や利用者が賢く
なった事で通用しない事もあるし、時代の流れで変化を
させるしかない事もあるでしょう。

何度も言うように僕は凡人ですから、何にも無い所から
発明ができる能力は持っていません。
しかし利用者の声を聞く姿勢と、利用者の要望を形ある
ものへとする事ならできると、10年間活動してきた訳
ですから、最も簡単な手法であり、的を外さない手法で
あるとも言えるし、これしかできません・・・

自分達の使命を明確に提示し、理念に自信持って対応し、
理不尽な相手には強く、尚且つ傲慢にならず、弱者には
優しい、そんな支援活動なら最高の支援道でしょう。


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