『餅は餅屋』ということわざ聞いた事があると思います。
何事においても、それぞれの専門家にまかせるのが一番
良いということのたとえですが、今回の治療をしてみて
医者にも言えるなぁって思います。

毎年、国民健康保険で行う健康診断を受けていますが、
今年も6月に検査を受けました。
しかし内視鏡での胃の検査だけは、予約が9月になると
の事、なら以前に会員さんから内視鏡なら、ここが上手
だと勧められてた所で診て貰おうという事になりました。

法人閉鎖、移転問題、法令試験などあって、中々行けず
結局10月に入ってから内視鏡の検査に行きました。
初めて行く病院で予約はなく受付順のようです。

行って分ったのは胃腸の専門医院だということです。
常勤医師は5名、全て内視鏡のスペシャリストと言える
医師軍団のようです。
毎年、鼻からの内視鏡でしたから今回も同じです。

内視鏡で診察が始まると、最初は綺麗だねと言ってまし
たが、そのうち「ちょっと気になる場所がある」と言う
少し考えてたようですが、胃の組織を2カ所ほど採取し
検査に回しました。

担当医から「鼻の内視鏡は分かり難いんですよ。胃カメ
ラのほうが分かり易いですね」と言われました。

検査が済んで暫く待ってると呼ばれました。
「今回の検査、結果は5分、5分です」
「2週間後の午前11時30分に来てください」
と言われましたが、この2週間が長い、長い・・・

予約日時に行くと暫く待って説明がありました。

癌検査には1~5段階があるようです。
1は癌じゃないよって事でしょうが、5は確定ではない
けど、まず癌である可能性が高いって事のようです。

診断は『5』・・・ありゃ癌じゃん・・・
一緒に来てた千明を呼び、一緒に話しを聞きます。
いずれにしても、入院はあると考え、ならどんな状況か
千明も一緒に確認しておくべきと思ったからです。

もう一度、くちからの内視鏡で検査し組織も採取すると
言われたのが11月16の予定、更に内視鏡で手術可能
なら26日ならできますが、仮予約しておきますか?と
言われ「26日は誕生日です」と言いました。

この時点で癌は確定したわけですが、最初の内視鏡検査
の段階で、見過ごしてたらそれまでです。

憶測でしかありませんが、去年の検査時点で癌は有った
可能性は高く「胃潰瘍の跡はあるけど大丈夫でしょう」
と言われたのですが、全て医師の判断次第です。

今回は時たま、内視鏡の予約が9月になると言われた為、
初めての場所で内視鏡検査を受け、癌が発見された訳で
ラッキーとしか思えません。

健康診断にはいくつも検査項目はありますが、専門医で
受けられる健康診断は、専門医で受けるべきでしょう。
どうしても一度に全て受診できる総合病院に行きたくは
なりますが、今回の僕のようなケースもあるのです。

看護師さんと雑談の中でも、僕はラッキーだったと思う
と話しをすると・・・
「やっぱ餅は餅屋なんでしょうね」
「病院の平均癌発見率より、うちは発見率が高いです」
と言ってましたが、毎日、毎日同じような事をし続けて
いるのですから、ちょっとした変化にも目が留まるって
ことなのだと思います。

我々が、亡くなり方、亡くなった時期、ご遺体の状況に
よって対処方法を変えるのも、色んなケースのご遺体の
処置を経験して得られる知識ですから、年数より実際の
経験数が大きくものを言うのと一緒でしょう。

初めての検査で組織を採取された時、家族にこんな風に
伝えておきました。 

「もし、今回の検査で癌が分ったら、ツキがあるって」
「事は間違いない、当然早期発見となるはずだからね」

突然「癌」だと言われるより、心構えはできますからね。
結果その通りでしたし、何でも無かったとしても安心は
できます。 家族でも、ちょっとした心遣いは大事です。

皆さんも健康診断は一度見直す価値はあるでしょう。

にほんブログ村 その他生活ブログ 葬儀・法事(個人)へ
にほんブログ村
誰もが終幕後の費用を心配する事なく、自分の人生を精一杯楽しめる世の中にしたい
創業者の思いを後世に伝え、当時何を考えてたか嘘のつけない自分日誌でもあります