来年用のパンフレットデータが出来上がりました。
今回はいつもより修整訂正回数が少なくて、5回ほどで
ほぼ完成となった為、一足先に館内掲示しました。



これから最終確認を済ませ、印刷、他の送付書類の印刷、
封筒入れ、宛名、今回はゆうちょ銀行に振込専用口座を
開設してからの印刷ですから、1月にならないと受付を
して貰えません(振込手数料は当方負担にできる)

そんなわけで全会員さんには、来年2月送付します。
ただ毎年のことで、この費用は馬鹿になりません。
入会時に3.000円1回だけで、管理費も含まれるし送付
には『角2封筒』『B3チラシ数枚』『挨拶文印刷』と
『盆法要案内』更に『郵便局送料』ですから3.000円の
入会金は数年で使い切ります。

しかし全会員に1回送ると数十万円掛る為、この辺りは
一度見直す必要がありそうです。

ただなぁ・・うちのパンフレットは毎年変更してます。
どんな内容のパックでも、実際に行うと改善点は必ずと
言えるほど訂正や修整が入り進化します。

また来年10月は消費税の引き上げがあります。
消費税だけ引き上げなら全く問題はありませんが、前回
5%~8%に引き上がった時は、あらゆる物が便乗値上
かと思うほど値上がりしました。

その結果『5万円火葬支援パック』継続不可能となった
経緯もあり、今回の引き上げも、その点が心配です

そんな事もあり、今回のパンフレットに葬儀支援活動に
賛同される方々から、無理の無い範囲で寄付を募る事に
しました。 寄付する余裕のある方だけで結構です。
間違っても無理はしないでください。
また寄付を頂いたから、しなかったからで対応が変わる
ことは絶対にありませんから、心配しないでください。

今回の改善点、変更点は3つあります。

》入会を受けない対象者が増えました
・新規で菩提寺利用の葬儀希望者は受けつけません
・既存会員の菩提寺利用は1度は施行します
「我々は少しでも料金を下げ、値上げをしたくないと」
「増員もせず、24時間体制で踏ん張っています」
「しかし菩提寺の布施は当方紹介の6倍~9倍です」
「我々は寺の生活を守る為に支援をしている訳ではない」
「それだけの布施ができるなら我々の支援は不要と判断」

》完全委託パックが、お一人様用としても独立
・今あんしんサポートで一番多いのは、ぱっく60です
・直葬+散骨+永代供養墓=100.000円
・設置当初は60代以上限定だった為のネーミングです
・今は会員なら誰でも利用できます
・『ぱっく60』『完全委託』双方内容は全く同じです
・但し、逝去後は一切顔出しの必要はありません
・安置日数、保冷剤は火葬まで全て一切追加不要です
・お一人様や家族以外が行う葬儀に適してます
・本パックのみ120.000円の税込みです

あんしんサポートは業者主導で業者の利益優先葬儀から
家族主導で残る家族を守る葬儀への変革を、微力ながら
10年間に渡り進めてきました。

葬儀が高額になる要因は、葬儀社の支払いと布施ですが
葬儀社支払いで大きいのが『清め料理』『返礼品』です。
返礼品はすでに25%割引を実施しており、今回は料理
というか、清めの部分にも着手しました。

我々の活動は先人の無い道で、真似ができない大変さも
ありますが、家族目線で自由に開拓できるパイオニアの
特権的良さもあります。

前例が無いから、思い切って設置するのが・・・
》『お別れ儀 & 火葬待ちセルフパック』の新設です
20.000円(税別・棺生花・式場・待合室・清掃料込み)

『お別れの儀』
直葬の圧倒的多数は、あんしん館安置、最短予約は朝一
しか取れないのが普通です。
午前9時20分に斎場で待ち合せ、最後のお別れをして
火葬に入り、無料の待合所で待機して拾骨です。

勿論、これでいい家族もいますが、生花、好きな食べ物、
好きだった服などを入れたい家族もいるはずです。
生花は斎場でも入れられますが他はできません。

そこで30分早く、あんしん館に集合し、式場祭壇前で
生花、食べ物、服など入れ、お別れの儀を済ませ斎場に
向かいます(斎場は、あんしん館から車で2分)

『火葬待ちと清め(約70分)』
火葬中は斎場待合室(有料ですが込み)を借りますから
最大50名ほどの人数になっても問題ありません。

・何もせず気兼ねなく座って話して待つもよし
・菓子など持ち寄ってお茶を入れて待つもよし
・お弁当を自分達で用意して食べて待つもよし
・料理が必要なら当方で手配(2.200円)するもよし
・飲物は売店のコーラやジュースは100円と安価です

火葬後、拾骨に向かえば、部屋の清掃は当方にて行う。

直葬を希望する家族は、いくつかのパターンがあります。
・諸事情で少しでも費用を抑えたい人
・家族以外の人達で行う葬儀
・信仰により火葬以外不要な葬儀
・おひとり様の葬儀

お金の有無は別として、交際が広かった方、信仰により
火葬だけの方は、時に結構な人数が集まる事もあります。
こんなケースでは便利だろうと思います。

過去に葬儀した家族の言葉から設定したものです。
今までもそうですが、うちで企画する内容の多くは何気
ない家族との雑談から始まることが多いです。
だから大きな失敗が無かったり、日本で初めての企画と
言われる事になるんだと思う。

実は今回のセルフパックは第一弾です。
更に目指すものはありますが、日本の人達がその感覚に
なるまで少なくとも数年は掛るでしょう。

過去の現実がそれを物語っています。

》散骨場取得から一般が認知するまで5年掛りました
》火葬+散骨パックが主流になるまで3年掛りました

今回のセルフパックを公然と提示するのは、全国的にも
初めてだろうと思います。

初めての設定と言えば、うちの永代供養墓である
『あんしん一樹の陰』は、その最たるものでしょう。

》最大33回忌迄、少量の遺骨を納骨する永代供養墓

『少量の遺骨を納骨する理由』
年老いて墓参が大変になったら、遺骨を出し自宅の仏壇
などで手元供養すれば、いつでも手を合せられます。

また永代供養墓から出した遺骨を、手元で供養するのは
改葬には当たらず行政の許可不要です。
その後、自分と一緒に散骨、これも許可不要です。
来年から年会費2.000円は掛りますが、自分で墓を持た
ずとも墓参りはできるし、その後は手元供養もできるし、
転勤族なら転勤先に持っていくことも容易です。

今の日本に必要な墓と遺骨の在り方として創りました。
時代にそぐわない慣習を続けるより、これからの時代を
見据え、新たな発想が必要だと思っています。


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誰もが終幕後の費用を心配する事なく、自分の人生を精一杯楽しめる世の中にしたい
創業者の思いを後世に伝え、当時何を考えてたか嘘のつけない自分日誌でもあります