NPO法人から合同会社への変更を契機に、会員管理を
アナログからソフトへと本格変更していますが、基本の
入力は千明が担当、余りに時間が掛りそうなので、管理
ページに貼る会員の顔写真をイラストレーターとフォト
ショップで最適な大きさへの修整は僕がしています。

懐かしい顔もあれば、初めて見る顔もあるし、葬儀後は
再入会してない人もいるし、写真は笑顔でもすでに天国
へと旅立った方もいます。

写真は入会した時、その場で撮らせて貰うものですが、
改めて見ると、とにかく笑顔の写真が多いと感じます。

葬儀の相談に来られる方の多くは、すでに対象者がいる
方のほうが多いですから、来館時は殆どの家族の表情は
堅く、中には険しい顔で来館される人も当然います。

簡単な挨拶から始まり「どんなご相談ですか」これまた
極々当たり前の話しから始まる事前相談、真剣な相談も
多いし、うちは葬儀後の生活を最重視するだけに、結構
突っ込んだ事も聞くし、答えるしで早い人でも1時間は
掛り、3時間の事前相談も珍しくはありません。

ただ入会を受けた方々に共通するのは・・・
「ホッとしました」
「本当にあんしんサポートなんですね」
「なんか気が楽になったぁ」

中には余程真剣に悩んだり、誰にも相談出来なかったり、
一人で考え、悩み、苦しんでもきたのでしょう。
安堵から涙を流す人も結構います。
そして、ほぼ100%の人が安心できるようです。

この点は《理念や方針や姿勢》もありますし、話し方や
話法も大きく作用しているように感じます。
多分、僕に持つ印象は・・・
《口の悪い奴》
《言いたい事を言う奴》
《こんな葬儀屋は見たことない》
けど、お金の掛る事は一切言わず、家族の生活を本気で
心配してくれる奴だって事は伝わるようです。

実はこの振りが凄く大事です。
この印象を持ったままで、葬儀になっても、この姿勢や
話し方、考え方は事前相談した時のままなのです。
これが安心感に繋がり、全てお任せしますとなります。

いつも本音ですから、言うことはいつも変わりません。
その最初が事前相談であり、だから直後に撮影する顔は
笑顔が多いのでしょう。

最近は千明が相談し、僕が顔を出さないようにしてます
けど、古い会員さんは100%僕が相談してきました。

その会員さんの笑顔を1枚、1枚、整え切り取って貼る
作業をしていると、相談や葬儀など色々な場面が、頭の
中をよぎります。 ・・・そして思う・・・



この人達は僕を信じて笑顔を見せてくれた人達・・・
我々の存在があるから、日々安心して過ごせている人も
沢山おられるはずです。 そう思いながら修整してると
『まだ、まだ死ねねぇぞ!』って思わせてくれます。


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