昨日午前、病院から搬送の帰り、ある公園の横を通ると
小学生の子達が縦に並んで走っている風景に出会った。

校内マラソン大会の練習でしょうが、子供達を見ている
自分の心が何となく和むのを感じた。

ん、なんでだ・・・
僕が目にする子供達は登下校以外は見ないからか・・・
我々が子供の頃は、街中に子供が溢れていました。
路地を入れば、子供達が遊んでいたし、何処に行っても
子供を見ないことなど無かったでしょう。

町内にも子供は沢山いて、子供会行事も盛んでした。

・この時期から上毛カルタ大会の練習
・お祭り山車の太鼓の練習
・ラジオ体操
・映画上映会
・すいか割大会
・町内旅行
そうそう子供が多い町内だからか鼓笛隊もありました。

学校が終われば、校庭は勿論、何処に行っても子供達の
姿はあったし、親が呼びに来るまで遊んでるのが当り前
だし、冬になれば鼻水を垂らして、頬っぺを真っ赤にし
て遊ぶのが普通の子供でした。

そう、何処に行っても元気に遊ぶ子供はいたし、元気な
子供達のはしゃぐ声も当たりまえでした。

これを読んだら試しに外に出て、歩くなり、車で散策を
してみてください。 登下校以外の子供に出会うことも
なければ、遊んでいる子供もいません。



その代りというか、街中でも、ショッピングモールでも
パチンコ屋さんでも、老人達の姿ばかりです。
老人が元気で外に出ているのは、良いことに思えますが
冷静に考えると、ある種異様な風景にも見えます。

僕の感じるイメージは、過疎の山村風景に重なります。
かつては賑やかだった村から、若者は出ていき、残った
のは老人ばかりの山村、いつか廃村になるのは必至です。

・・・としたら、同じようにいつか廃墟の町になるのか。
国の基を成すのは村民であり、町民であり、市民です。
人には必ず終幕があり、最低でも減る人口より、若干は
多い生誕数を必要するのが国です。

少子化日本、老人大国日本・・・
日本はどこで舵取りを間違えたのでしょう。
今の経済や外国との繋がりも大切ですが、根本的な国の
維持や発展は時間の掛かる問題だけに、早急に取り組む
必要があると感じます。

全国全県で移住を叫び、同じ国民の取りっこをしても、
根本的な解決には全くなりません。
国民の人口図が50年前に戻れば、様々な問題解決にも
成り得る訳で、取り返しのつかない状態になる前に国家
プロジェクトとして考えて欲しいと思う。
・・・もう、すでに手遅れかな・・・


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