前回ブログで、自分がお気楽な性格の持ち主かもなぁ
って書きましたが、ブログを書き終え暫し振り返った。
人生の岐路でしてきた決断を思い出す。
大事な判断ほどアッサリ決断してきたように思える。
《倒産後の生活場所》16才
稼業の倒産後、祖父母だけで可哀相と母親と姉妹とは
違う場所で生活する事にしまたが、街中から遠くなり、
小遣いもなく、放課後は当時のキャバレーでバイトの
日々でしたが人生経験も積めたし後悔はなく、祖父母
と過ごせたことは正解だったと思えます。
《突然社長になる》35才
サラリーマン時代、突然の腹痛で入院した際、経営の
指導をしてた店の店主が、僕を代表で有限会社を設立
した事を聞かされ「これも人生かもな」と何をするか
分らない法人の社長になる(退社に1年掛りました)
《食えないのに、あんしん館開設》58才
あんしん館開設前は、あんしんサポートだけで食える
状況で無いのに、改築費用は家主が出し家賃を5年間
月々5万円値上げ、5年後は元に戻すという話です。
値上げ後の家賃36万円、電気水道光熱費まで含めると
月々50万円弱の維持費が掛る施設の開設・・・
どう考えても無理とアッサリ断りましたが、その後も
何度も来館しては改築を勧められ開設したあんしん館
ですが、僕が出したのは21万円だけです。
ところが、あんしん館を開設した月から食えるように
なるのですから不思議だし、開設から半年後にNHK
での全国放送もされることになります。
《散骨場・永代供養墓》55才・59才
散骨場はうちで葬儀した家族から、使ってくださいと
言われ所有したのが始まり、今は買い取って自社所有
となりました。 永代供養墓も寺の墓所に空きがあり
墓所は無料で貸してくれる流れで建立しました。
何度か書いてるように『流れに逆らわず沿ってみる』
のが僕の生きて来た人生のように思えます。
かと思えば、僕の知る経営者の多くは、今のままでは
駄目だから何かをしたいと考えるようです。
安置室が無いから・・ 式場が無いから・・
すると必ず資金面のことを言います。
いくら必要か、資金調達はどうすれば良いか等々・・・
正直なところ、僕にはこの感覚が分りません。
金の問題って考えて何とかなるのでしょうか?
資金の問題さえ解決するば成功するのでしょうか?
んとですね・・・
資金の問題、場所の問題、人の問題など事業をする為
には色々な要素は必要ですが、全て完璧に揃って出発
するなど至難の業だと思います。
どんなに僕がやりたくても、資金面に限らず、何かが
不可能となればできない流れですから、考える必要も
なく進むことは出来なくなります。
そうそう、夏場の移転問題がいい例です。
九分九厘進んだ話しでも一瞬で壊れるのが現実です。
駄目なものは僕の意思とは関係なく止まります。
それより自分のやる気の程度が問題だと思う。
前出の経営者には特徴があります。
何かを始める事がゴールなの? としか思えない事。
あんしん館もそうですが、施設を造るのはゴールでは
なくスタートに過ぎません。
開設した「あんしん館」という施設を誰の為に、どん
な風に利用するか、その為にすべき事を前向きに考え
実行し続けることが大事だし大変だと感じます。
だから決めるのはアッサリで問題ない・・・
駄目なら行き止まりになる・・・
進めるなら進めば良い・・・
問題は歩む道が晴天ばかりではない事、曇りや雨だけ
でなく、嵐や台風さえある中をどうやって進むかです。
それだけの決意と気力と覚悟があるなら進めば良い。
それが無いなら遭難するだけ・・・
いかがですか、決めるのは、お気楽で問題ないのです。
決めて、走り出してからが本当の目的なのだから、、
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