年令に比例するように一年間が早く過ぎる気がします。
なんでかなぁ・・・ジャネーの法則なんだと言われて
みても・・・はぁ・・・そうなんだぁって感じです。

法則はどうでも早く感じるのは確かだから、のんびり
構えてる気になれません。
また時代の流れも激流の如く早いから、躊躇してたら
過去の産物・・・って事にも成り得ます。



僕がせっかちなのもあるけど、せっかち君から言うと
僕の嫌いな事のひとつに《理論だけの武装》というか
《有口無行》があります。

口先だけは達者だけど、しない、やらない、動かない
挙句の果てに出来ない屁理屈だけは、いっちょう前
個人的に口先だけの人は嫌いです。

新たな事を始めるのは全て、理論や空論から始まるし
想像や空想が無ければ進化もないのは確かです。
この段階までは当然のことでしょう。

どんな理論を持っても実践しなければ、出来なければ
意味が無いと知ったのは、株式会社代表時代でした。

美容室は経営しても、僕は美容師ではありませんから
お客目線でしか考えません。

白髪染めは明るく染まらないのが通説ですが、それを
理論的に考えると、ある方法を用いればある程度まで
明るく染め、色持ちもするはずと考えました。

あるメーカーの研究所に問い合わせ、僕の考えを伝え
ると理論的に可能だと言われましたが、誰も実行する
ことなく、結局は自分で2年間掛け完成させました。
そのメニューは今も主力となっているはずです。

その経験が今も生きているのだと思います。
自分で動くのですから、良くても悪くても結果は早く
でますし、悪い場合は早い段階で修正に入れます。

今年の我々は正にそうでした。
閉鎖、清算、結了と事を進めると一般貨物自動車運送
事業の譲渡が必要だと分ったのは7月半ば過ぎです。

更に法令試験を受ける必要があり、奇数月のみ実施と
分りましたが、8月10日までに法人登記して、申請
しなければ11月まで試験は受けられないとの事。

11月の試験で合格なら譲渡認可は年明けの2月から
3月になっても不思議ではありません。
何とか9月の試験を受けて合格する必要があります。

8月4日に移転の話しが白紙に戻り、全ての申請書類、
更には申請済みの書類の全てが無駄に成りました。

最大の難関は10日午後4時までに申請書の提出ができ
ない限り受験できない事・・・6日間しかありません。
幸いにも月曜日~金曜日なのが救いです。

》法人の形態を決める(合同会社にしました)
》最速の登記方法を調べ「ひとりでできるもん」利用
》10日午後3時までに登記完了が必要でした
》10日午後4時までに陸運申請に必要な書類を揃える
》法人口座の開設(これが最大の難関でした)

空いた時間に書類を揃えたり、作成したりバタバタと
動き回り、法人登記は8月8日、修正訂正がなければ
10日午前には登記完了するから午後一番で登記簿は
受け取れると言われます。

最後の難関は法人口座の開設です。
やって分かったのですが、今法人口座を開設するには
最低でも2週間掛ります。
ちょっと裏技を使いましたが、10日午後2時開設を
完了、全ての書類を持って、陸運支局に到着したのは
10日午後3時過ぎ、残り1時間もなく、すべりこみ
セーフという流れでした。

今思い出すと、全ての行程で少しでも躊躇して動きが
遅れたら9月の試験は受けられず、開業も遅れるなど
全てが後手後手になっていたはずです。

1年が早く感じるから『下手の考え休むに似たり』と
ならないよう、即断、即決、即行動は大切だと思う。

今回の申請で言えば、あと1時間遅れていたら新法人
での開業が半年近く遅れる事もあるのです。

見積りも済み、退去報告も済み、あとは工事に入って
9月末に新たな場所で、新たな施設で開業する所まで
決っていたのに、突然4日に白紙に戻ったわけですが、
その翌日には動き出したから可能になったのです。

すぐに動き出せたのは、終わった事はいくら考えても
変わることはありません。
駄目ならキッパリ諦める事で前に進めます。
前に向かって歩き出したら、次のステップを考え必要
なら走りながら考えるのが僕の行動パターンです。

小さな事でも、大きな事でも、何かを始める時は打率
5割あったら上出来だと思っています。

半分は失敗に終わって当然だと思えば、失敗はさほど
怖くはありませんし、そのまま終わらず修正、訂正を
加えて再挑戦すれば良いだけの事です。

成功とか、失敗は結果論で成否が事前に分かってる人
などいないって事です。
だから、やってみなきゃ分からない訳で、ならばやる
しかないと思うし、同じやるなら時期を外さない事が
大事なのだろうから『思い立ったが吉日』ってね。



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