突然ですが指先を少し切ったり、火傷するだけで凄く
痛いし、傷口に神経が集中すると、より痛いと感じる
ことってあるでしょ。
事前相談する家族も似てるなぁっていつも思います。
家族に人生の終幕が迫っているけど、葬儀費用が心配
一体いくら掛るんだろう・・・
100万円以上掛るんだろうか・・・
まさか200万円は掛からないよな・・・
100万円って言われても、そんな金ないよ・・・
施設で毎月15万円、貯金も底をつき始めてる・・・
いつも葬儀の事が頭から離れず、自分で自分を苦しめ
ているような結果になってる人が沢山います。
上の文章は僕の感覚でしかありませんが、こんな感覚
なのだろうことは手に取るように分ります。
対象者を見る度に不安が増す家族の心、葬儀の経験が
あって気兼ねなく話せる知人に葬儀のことを聞く・・・
数百万円掛ったと、ある種の自慢話をする人もいるし、
金銭的にも精神的にも大変だった話しや、後悔した事、
などを話し、自分が依頼した葬儀社が自信もって紹介
できると思えれば紹介もしてくれるだろう。
それが、あんしんサポートだった人はこう言われる。
「本音で相談すれば、きっと相談に乗ってくれるよ」
「但し誰でも引き受けないから余分な事は言わないで」
「心配事だけ言ったら後は向こうの話しを聞けばいい」
「引き受けてくれたら安いし頼れるから安心だよ」
「電話で予約して行って本音で相談するといいよ」
「突然行っても留守のほうが多いからさ」
この話しは紹介されて来館した人達に共通しています。
これに加えて「お金がある何て言うと断られるよ」と
言われて来る人も最近は増えています。
初めは初対面ですから、何処にでもある話し方ですが、
10分もすれば、以前からの知り合いのように打ち解け
始めることが多く、ここからが本音相談の本番です。
財布事情と家族の思いが分かり、設定されたパックで
問題なければサラッと説明、あとは最低限掛る料金と
内容を伝え、最低限必要な金額だけ覚えておけば後は
葬儀の事など考えなくても良いと伝えます。 だから
葬儀の話しは10分から15分ほどです。
あとは『葬儀とはなんぞや』『残る家族の生活』など
葬儀パックや内容でなく、人生相談のようになります。
話しが弾み30分もすると、笑いあり、涙ありの時間と
ることも多く、相談者は胸につかえてた不安を、全て
吐き出している事も少なくない。
「つかえてた物が取れました」
「本当にあんしんサポートなんですね」
「聞いてた以上に安心できました」
一番の不安だった葬儀費用の心配が無くなり、我々の
人間性も分ってくると、あれほど心配していた死後に
ついての不安が一気に解消するようです。
「もっと早く来れば良かった」と言う人も多いです。
多くの人が来館から1時間後の顔は全く違います。
うちの評価をする場合、料金より前に人間性の部分を
言われる家族のほうが多いですが、突き詰めると料金
有りきではありますが、明確な理念なのだと思います。
あんしんサポート限定かもしれませんが、基本理念の
半分『誰もが死後費用の心配をせずに生きられる世の
中にしたい』は葬儀施行時でなく事前相談で達成です。
残り半分の理念は、事前相談時に会員さん自身が納得
し、安心して過ごせるきっかけとなった葬儀パックを
そのまま施行できれば『葬儀は大事、でも残る家族の
生活はもっと大事、だから絶対に無理をしてはいけま
せん。無理はさせません』という残り半分の基本理念
までもが達成できることになります。
僕の感覚でもあり、あんしんサポートの考え方ですが
葬儀に一番大切なのは、儀式でなく存命中から逝去後
まで残る家族が安心して過ごせる事だと思う。
家族が安心感を持って過ごせれば、それは対象者にも
伝わるし、対象者自身も安心して最後の時を過ごせる
ことになると思う・・・一番大切と言う理由です。
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誰もが終幕後の費用を心配する事なく、自分の人生を精一杯楽しめる世の中にしたい
創業者の思いを後世に伝え、当時何を考えてたか嘘のつけない自分日誌でもあります