多分、何の得も無いと思うけど多い『知ったかぶり』

ぶっちゃけ葬儀の現実が、本当に分かっている素人に
出会ったことがありません。 
もう少し言うと葬儀社に勤めてたと言う人でも、現場
担当以外は素人さんと大差ないです。
また宗教者も葬儀屋のことは知ってそうで知りません。

互助会等で営業の小母さん達が葬儀の現実には全くの
素人なのは、11年前の千明をみて良く分かりました。

彼らの主張は知識でなく、極狭い地域で経験した善悪
問わない過去の経験談と、現実でなく社内や地域等で
何となく言われ、聞かされたことだけです。

葬儀は地域毎に全て違いますから、ある地域の慣習は
他所では全く役に立ちません。 

例えば関東の人を始め本州の人達は『塔婆』は何処の
地域にもあると思っているはずです。
なら九州の人達に『塔婆』の有無を聞いてみて欲しい。
知らないと言う人は沢山いるはずです。

葬儀屋さんだって知らない事は知らないし、自分達の
地域で行われている事を知ってるだけです。



僕の感覚では葬儀屋と宗教者の儲けを最優先した霊感
商法の悪習に従ってきた結果が現行の葬儀なのです。

あんしんサポートでは葬儀定義として・・・
『家族が家族との別れを受入れる為の時間』と考える。

単位は家族なのですから、家族毎に生活水準も違うし
価値観も違うし、葬儀に対する考え方も違います。
また家族同士の関係によっても違ってくるはずです。
同じ事をしても、家族毎に受ける印象も違うのです
この点は信仰によっても大きく違ってきます。

うちの定義を前提とした葬儀に必要な知識とは以下の
ようなことですが、更に大前提として言葉があります。

『葬儀は大事、でも残る家族の生活はもっと大事です。
だから絶対に無理をしてはいけない。無理はさせない』

あんしんサポートの目的と手段は次のようになります。
『葬儀後、残る家族の生活を守る事』で、その手段と
して『家族の生活が守れる葬儀の創造と施行』です。

以上を踏まえた上での必要な知識やスキルとなります。

》家族の持つ様々な事情を聞くこと
》故人に対する家族の思いを聞くこと
・まずは家族の事情と本音を聞く事から始まります

》無理をさせず、後の生活が守れる葬儀を創り出す
・企画力と創造力が必要とされる部分です

》遺体の生理解剖学を学び、最善の方法で遺体管理
》ドライアイスを当てる方法や場所の知識
・血液の流れ、腐敗、死後硬直などの知識が必要です

・簡単な生理解剖学や、伝染病学も必要です


》開いた口閉じ、開いた目閉じ、うっ血、黄疸対策
・遺体の知識+医療器具+化粧技術など必要です
・遺体に関しては看護師、介護士も失礼乍ら素人です

》家族毎に葬儀後必要で最善の手続きと法律の説明
・保険、年金、家裁等の法律と流れの知識

・固定資産の対処方法や遺言等の知識


》以上を可能にする各スキルを自身で身に付ける
・企画力、創造力、話術、文章力、Illustrator、
・Photoshop、デザイン力、経理知識、
・更に法律で決められた一般貨物運送事業許可など
・自分でできる事が低料金の実現に繋がるからです

うちの場合限定かもしれませんが、会員さんの生活を

守るためには上記の知識やスキルが必要なのであって

過去の慣習を押し付ける事では無く、葬儀社が儲ける
為でもなく、宗教者に従う事でもありません。

上に掲げた項目を見て頂ければ分りますが、あくまで
家族が主体で、我々は家族の事情も含めた思いを実現
させ得る企画力、知識、スキルを要する黒子です。

残る家族の生活を守る為には、葬儀だけでなく、死後
必要な手続きや法律と具体的な対処方法の伝授、更に
遺骨問題、費用の掛る宗教者や墓に至るまで全て対応
できなければ残る家族の生活は守れません。

時には法律すれすれの参考意見を伝える事もあります。
自分の家族以外に対し、何か言うなら、その先々まで
対処できる知識は必要でしょう。

目的地までの道を教えるのに、途中まで開通している
道路を教え、広くていい道だよと言ってみたところで
その先に道が無ければ親切とは言いません。
余計なお節介でしかありません。

また、家族毎に違う事情、思い、信仰もあります。
キリスト教徒に対し、線香の供え方や線香とはなどを
いくら説いても無意味でしょ。
現在の葬儀の在り方や提案もこれと同じだと思う。


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