1972話で40代男性が駐車場で事故にあって、18日間
頑張って亡くなった事を書きました。
10月10日午前、母親が自宅置分の返礼品と位牌と
納骨費用等の支払いにきてくれました。
先月15日葬儀でしたから、約1ヶ月経過してますが、
今でも友人や仕事仲間が、毎日のように来てくれると
聞いて驚き、故人のお父さんの仕事も入ってきたとの
ことで、収入面も少しだけホッとしました。
故人の人徳と両親の気軽な接し易さの賜物でしょうし、
それが家族を助けてくれてるのも確かです。
40代の息子が嫁と高校生の孫を残し、突然逝ったの
ですから葬儀の後で誰も来なくなったとしたら・・・
この1カ月は辛い日々の連続だったはずです。
でも午後になると友人や仕事仲間が、代わる代わるに
訪ねてくれ、お茶を飲みながら話しをしてくれる。
両親の立場で考えたら、どれだけ助けられたか・・・
20日に納骨されますが、葬儀の後で僕が伝えた事を
そのまま実行されるようです。
9月17に投稿、1972話に書いた文章のコピーです
「納骨は家族と親族の一部と親友達だけにして、納骨が
済んだら食事でも出してお礼を伝えたら如何ですか?」
どんなに悲しくても、いつまでも縛られてるわけには
いきませんし、残った家族は前を向いて歩きださなけ
ればなりません。
その区切りとして納骨日は絶好の機会だと思います。
葬儀当日はお別れ会でしたから、お坊さんは呼びません。
公営墓地で家族と親しい親族と友人達だけです。
今回は区切りとして、葬儀が入ってなければ、納骨だけ
僕らも同席するつもりです。
納骨とお礼の食事費用は、葬儀の時に捻出してあります。
しかし現実問題としては、20日以降からが本番ですし、
僕らがしてあげられるのは、ここまでです。
家族の生活が守れる葬儀を企画、施行するのが、我々の
本文であり、存命中から全てを本音でさらけ出してくれ
相談に来られたお母さんがいたから出来た事です。
大黒柱の死で残された家族の絆が、今まで以上に強まり
助け合って生きて欲しいと思います。
きっと同じような感覚で、葬儀を迎えた家族は沢山いる
でしょう。 大黒柱の終幕は最悪な出来事ですが、でも
それがあったから、今があると言える人生や家族関係に
転嫁して欲しいと思います。
僕もそうでしたが、人生の教訓となったり、いい意味で
転換期となるのは、最悪な出来事だったから・・・
強烈で最悪な出来事だから、転換できる気がします。
故人には高校三年の息子さんがいますが、今は卒業する
ことだけを考えれば良いけど、父親の周囲の人達を見て
有難いとか、感謝の念が湧いたなら、いつか、何処かで
誰かを同じように助ける側になって欲しいと思う。
そして父親を超えた人間であり、男になってくれたなら
故人も嬉しいだろうし、息子さんの中で父親は生き続け
ていたとも言えるんじゃないかな・・・
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