夜中に珍しく腹痛で目を覚まし、トイレで座っていると
冷や汗が出て座っているのさえ辛い感覚になり始める。
ちょっとヤバイなと感じトイレを流すと、開いてた窓を
閉め、タオルケットの上に毛布を1枚掛けた。

窓を開けタオルケット1枚で寝ていたせいで冷えたか?
朝から何も食べず初めての食事が午後8時になってから
蕎麦にしたが特盛は多過ぎたか?
戻ってから食べたケーキが余分だったか?
と考えていると胃液が逆流し少し気管支に入ったような
感じがしましたが暫くするといつもの状態に戻った。


きっと疲れが溜まって胃が弱って空腹状態の所へ、突然
大量の蕎麦とケーキが入ってきたせいだろうと、医学の
知識など無いが勝手に思い込んで寝た。

日曜日は比較的電話の少ない日ですから、葬儀代を払い
にきた家族と、自宅置き分の香典返礼品の精算に来られ
た家族の用事が済むと静かな日になってくれた。

本日来館された家族2軒とも、再入会希望でしたが今回
同様に菩提寺の葬儀なら、次回は受けられないとお帰り
いただいた。 2軒とも菩提寺のある家族です。

決して多くはありませんが、10年間に入会された家族の
中には、当初から菩提寺依頼という家族もおられます。
つい先日まで、それで問題無かったのですから、はじめ
から菩提寺依頼と聞かされている家族については、その
ままの対応をせざるを得ません。

年間で1~2件程度なのに8月、9月と各1件の菩提寺
葬儀が続きましたが、やはり我々が受けるべきではない
葬儀だと思えました。

『葬儀は家族が家族との別れを受入れる為の時間』
『宗教儀式の前に家族のお別れがある』
『宗教者が思うほど日本人に信仰心はない』

そして・・・最低30万円以上の布施、と僧侶の多くは
自分が主役だと思い、葬儀をしてやってる感があったり、
家族の前では腰は低いが、対応する千明の前では高慢な
態度と宗教者以前に人として問題のある人も多い。

よくいるのが、お金が無い家族は布施は少なくて良いと
くちにする僧侶、自分は温情があるとでも言いたいの?

この感覚、あんしんサポートと真逆なのです。
まずは最低限の料金を設定し、余裕のある方は増額して
頂ければ助かります・・・が本来の在り方だと思う。

結局は自分の生活保守からの発想なのが明白です。
それが宗教者のあるべき姿とは到底思えません。

勿論、うちでは位牌を届けるなどしないし、荷物を持つ
なんて事もしません。 基本はノータッチです。

僕らは、諸事情により余裕の無い家族、貧困にある家族、
弱者の人達でも可能な料金であり、充実した内容葬儀の
提供を大前提とした葬儀関連全ての支援をしています。



その目線からは、あり得ない感覚と感じるのです。

10年前の我々は正に現行葬儀から始まりました。
されど家族の葬儀でなく、家族は雑用や対応に追われる
だけで気がつけば火葬も終わってた・・・
こんな葬儀は間違っているとしか思えなかった。

》葬儀後の生活に不安が無いこと
》家族が周囲に余計な気を遣わず済むこと
》いつもの自分達のままで温かく送れること
》さほど信仰心の無い日本人がすべき葬儀ではない
》誰もが通る道なのに余りに高額過ぎる葬儀は大問題

葬儀への固定概念を外し、上記のような考え方を持った
ところで、それを施行してくれる葬儀社は皆無でした。
だから自分で道を切り拓こうと行動してきた訳です。

何度も言うように、僕には葬儀に対する考え方がある。

『葬儀は家族が家族との別れを受入れる為の時間である』
『葬儀は死後でなく医師がサジを投げた瞬間から始まる』
『死んで騒ぐな、騒ぐなら生きてる時』
『逢いたいなら死後でなく存命中に逢え』
『葬儀は大事、でも残る家族の生活はもっと大事』

書き出せばまだありますが、これらは全て10年の間に
支援してきた家族から、学び教えられた事ばかりです。

我々が対象とする人達は決して裕福ではありません。
だからこそ核心だけを抑えた葬儀になるのです。

余裕のある家族は、豪華な式場で葬儀をし、100万円の
布施を払い4百万、5百万円の葬儀をし自己満足すれば
良いと思いますし、それを否定する気は全くありません。

ただ、その現実を横目で見て羨ましく思うなら、それが
現時点での人生結果なのだから仕方ないと思うし、なら
同じような葬儀ができるよう頑張れは良いとも思う。

しかし選択肢が無いのでは話しにならない。
3.000円、5.000円のランチがあっても全く問題ないが、
500円、300円でもランチができる選択肢は必要です。

あんしんサポートは様々な事情で余裕の無い時に葬儀を
することになった家族に『特化』した支援センターです。

だからこそ、対象者の家族が遠慮せず、憶することなく、
入会相談に来られる支援センターである為に、利用者を
明確にし明言しているのです。



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