ここ2回ほどは、入会を受け付けない来館者の話題となり
きっと会員さんも含め、代表の僕を知る人の持つイメージ
とは若干違う印象だろうと思います。

拒否された人達から見れば『嫌な奴』でしかないでしょう。
葬儀をした家族は『とにかく親切な人』と言われるそうで
すが、どちらも間違ってないと思います。

その違いは明確な理念と信条からくるものでしょう。

》あんしんサポートには明確な理念と信条が存在します

・誰でも依頼を受けているわけではありません
・理念信条から外れる人達の入会は受け付けていません
・横柄な人や自我や主張の強い人は受けていません
・基本的に余裕のある家族の依頼は受けていません
・過去の慣習を良しとする家族の依頼も受けていません

多分、葬儀社の人達も『お金のある人は受けない』以外は
内心さほど変わらないでしょうが、その違いは利益(お金)
だろうと思う。 お金の為に頭を下げる・・商売人ですね。
僕には出来ない事ですから、ある意味凄いとも思います。

しかし我々の場合、初めから利益はありませんから、金に
頭を下げる理論が成り立ちません。
しかし理念、信条は貫きますから、普通の葬儀社だと思う
人からみれば結果『嫌な奴』『有り得ない葬儀屋』だって
思われる事になるでしょう。

でも、それで良いと考えています。
明確な理念があれば、反対者は必ず存在するものです。
ある意味、理念を貫徹しているからの現象とも言えます。
全ての人を対象にできる事などありません。
あんしんサポートの理念が納得できない人の葬儀をすれば
我々は勿論、家族にとっても良い葬儀にはなりません。

また、あんしんサポート理念信条を曲げれば、なんの為に
好きでもない葬儀を手掛けたのか分からなくなります。

一方、僕を親切な人、優しい人と、思っておられる人達は、
理念に賛同されたのは間違いありませんが、あとは個々へ
の対応からだと思います。

受入れた以上は最後まで責任もって対応しています。
僕は流れ作業の葬儀を良しとしていません。
葬儀は形式や見た目だと思っていませんし、家族が本当に
求める葬儀は温もりの中で送ることだと思っています。

『葬儀とは家族が家族との別れを受入れる為の時間』

これが僕の考える葬儀の定義だからです。

この家族にとって最善でなくとも、よりベターな葬儀とは
いつ、どこで、どんな事を提案し行うかを考えます。

》お金の不安が一番なら、費用面を最重要視します
・時に親戚を敵に回しても僕が主張し家族を守ります

》故人への思いが強ければ、都度最善の方法を提案します
・先日の娘の葬儀のように親子で過ごす時間を第一もある

》事前相談では今すべき事を明確に伝えます
・その時まで家族が迷わず、安心して過ごせる事ができる

》残る家族の生活を第一に考えた葬儀の提案と施行
・10年間変わらず続けている姿勢です

さて、もうひとつ武井という人間の性格です。

・非常に短気です(地雷か瞬間湯沸かし器のような奴)
・良くも悪くも個性の強い人間です
・人が喜ぶ姿を見ると自分も嬉しくなる奴
・子供と動物とお婆ちゃんに嫌われる事は少ない奴
・金銭欲、物欲はさほどありません
・いい人と言われるのは嫌い(特別いい人ではありません)
・人の為に今の仕事をしていません(自己満足です)
・嫌な人と理念に反する人の入会は絶対に受けません
・お金が無いからと断ることはありません

お金で動けないタイプであり、新聞、テレビ等から時代を
吸収することはなく、今ある現実から10年後、20年後の
未来予測をし進み、今までの人生に於いてはどんな状況に
あっても、常に前向きな姿勢だけは持ち続けてきました。

多分・・・ですが、僕に一歩下がれる姿勢が備わってたら
鬼に金棒とは言いませんが、相当強い人間だったでしょう。
残念ながら、一歩前にでる事が多く凡人でしかありません。

今回の最後に何度も書いている事を再度書きます。

》あんしんサポートは一般の葬儀社ではありません
》葬儀支援を行うセンターであり、余裕の無い弱者第一
》理念と信条は一般企業より明確で外れる人は対象外です



あんしんサポート入会対象者とは
『葬儀費用に不安のある家族』
『現行の高額葬儀を良しと思わない家族』だけです

ちょっと安い葬儀社ではありません。
ついでに言うと誰かの紹介だから受ける事もありません。

但し『病院』『施設』『警察』等から、費用面で家族の為
紹介された場合だけは受け入れています。

あんしんサポートは商売をしている感覚がありません。
商売と呼べるほどの利益もありません。
自分達の時間や命を削って、低料金にしていると言っても
誰も異論は唱えられないでしょう。 だからと恩を着せる
つもりは毛頭ありません。 あくまで自己満足でしてます。
でも会員を、お客様だと思ったことは一度もありません。
あくまで支援を求めてきた会員なのです。

誰もが自我を持っていますが、あんしんサポートにも理念
という自我があり、その自我に反する人は受入れません。
されど利用者が、あんしんサポートの理念に反する自我を
押し通そうとする人がいれば、考える事もなく即座に拒否
するでしょうから、嫌な奴と思えるのでしょう。

例えば厚い信仰を持っておられる方に信仰を否定し、別の
信仰を語っても相手が受け入れる事は絶対に無いでしょう。

来館者が何を考えるかは自由ですが、理念に外れたものを
受入れることなど無く、即座にお断りするだけです。

また理念に納得し賛同される人で、我々を頼って来られる
人なら、非常に親切で優しいと感じられるのでしょう。

我々は何も変わっていません。
違うのは来館者の考え方だけで、捉え方が違うだけです。

我々は葬儀社ではなく、支援センターであり、その対象は
弱者が第一です。 今の葬儀は余裕のある人達の為に創り
あげられており、余裕の無い人の選択肢さえありません。

10年前、5万円直葬を目指し完成し新聞、テレビでとり
あげて頂いた事で全国に波紋は広がり、今では直葬という
葬儀形態でも市民権が得られるところまできました。

その後、低料金での家族葬、宗教者、散骨、永代供養墓や
盆法要、各年忌法要、或いは戒名に至るまで葬儀に関する
全てが、あんしんサポートだけで行える所まできました。

でもそれは、安く済ませたい家族の為でなく、余裕の無い
家族でも家族が満足できる葬儀を提供する為なのです。
家族の都合に合わせる為でもありません。

年々あんしんサポートの立ち位置が明確になっています。
多分、当初は葬儀支援センターと謳っても、ちょっとだけ
安い葬儀屋だろ・・・って同業者も思ったことでしょう。

今のように謳えなかったのは、同じ姿勢で活動した先人が
いないから、謳い過ぎても嘘にしか聞こえないからです。

僕は無信仰ですが釈迦の言葉があります『嘘も方便』
僕らは嘘はついてませんが、まだ全てをさらけ出す時期で
ないと、まずは低料金を強く出してきました。

あれから10年利用者数も増えて、あんしんサポートの名が
より世間に知られることになっているのでしょう。
それが入会希望者が急激に増えている要因だと思えます。

当然、安直に安い葬儀屋だと思っておられる人も増えます。
そこで、あんしんサポートの理念、信条、対象者を明確に
示す必要があると感じての数回となりました。

今回の最期に、あんしんサポートの理念、信条に賛同でき、
病院や施設等、或いは諸事情で余裕の無い家族は遠慮せず
電話で予約をした上で来館され、建前抜きの本音で相談を
されると良いでしょう。

我々の第一目的は、残る家族の生活が守れる葬儀を行う事
だからです。 不安な日々を過ごしている家族は安心して
過ごせる日々に替えられるはずです。


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