最近の日本は自然災害の頻度が高くなって怖い国になりました。
地震で犠牲になった方のご冥福と、怪我をされた方々にお見舞い
申しあげます。 全国民明日は我が身、他人事とは思えません。

昨日は2件葬儀のあと、午後4時頃昼食に行こうと出掛ける直前、
会員さんから電話で前橋から1時間30分ほどの距離にある特養に
お迎えに行き、あんしん館にご安置しました。
本日は結構な降りの雨ですが、隣接市の市役所に死亡届の提出に
行ってきました。 明日、隣接市斎場に行きます。



前回あえて僕の性格を書くことで、立派な人間で無くても家族の
信頼は得られると、理解して貰えたら目的達成です。

今回はその関連のような話題、葬儀屋さんはハッタリと嘘が当然
のような生き方をしますが、全くの部外者だった10年前から嫌な
印象しかなかったから、今の僕があるという話しです。

僕を知る人達は「代表は自信あるでしょ」と言います。
今は面倒だから反論もしませんが、僕の理念を良く考えれば分る
はずです。 自信のある人が唱える理念ではありません。

「我が店はお客の為にあり」

20代から、いつの間にか持ってた経営理念であり、あんしんサポ
ートも、この理念で10年間続けてきました。

「我が店はお客の為にあり」とは・・・
店は、客が喜び、客が得をする所、得をするから、その店に通う。
沢山の人達が来店するから結果として店は繁盛し働く人も潤う。
買い物をする客が、他の店に行くより武井の店に行ったほうが得
だと思えば、客数は増える・・・これが根本的な考え方です。

あんしんサポートの理念も同じでしょ?
「葬儀は大事、でも残る家族の生活はもっと大事、だから絶対に
無理をしてはいけません。 無理はさせません」

試しに僕の理念を人に話してみれば分ります。
大多数の人は、特に老人世帯の人は頷くはずです。

あとは、この言葉を実践し続けられるか、続けられないかです。

葬儀でハッタリの典型が、葬祭ディレクターとか言う意味不明な
資格らしきものです。 テーブルクロスの掛け方や、掛ける時間
など、どっちでも良い事なのに、そんな試験をして受かったのが
何の意味があるの??

大事なのは実力です。なら実力ってなに? 誰から見た実力?
会社の利益を増やす実力は、利用者から見ると逆でしょ。


業界人の中の評価などどうでも良いことです。

業界人を相手に仕事をしているわけではありません。


他の経営者は分りませんが、僕は利用者である会員さんだけを見

て、仕事をし、事業を続けて10年、今も全く変わっていません。


無理せず、温かく、納得できる葬儀をしてくれる担当者、これが
家族から見れば最高に実力ある人です。 違いますか?

きつい言い方をすれば実力が無いから、資格が欲しいだけです。
これは感覚で言ってるわけでなく、僕の経験から言ってます。

僕が美容室の経営指導をしてきた人間だと書いた事があります。
経営指導と言えば国家資格のコンサルタント「中小企業診断士」
という狭き門の資格はありますが、中小企業診断士なら繁盛店を
作れるかと言えば・・・NOです。
机上の空論で繁盛店が作れるほど甘くはありません。
商売は数学ではありません。 正解は結果が全てです。

一方、利用者である経営者が望むのは『繁盛』これだけです。
もう分りますよね。必要なのは資格でなく実力なのです。

実力が無いから無意味な資格ばかりとって、ハッタリをかます。
でも実力が無いから、言い訳と嘘をつき続ける・・・
その結果、消費者、利用者から愛想をつかされるという図式です。

まず自分自身が裸になることです。
実力が無くても、能力が無くても、自分の真の姿が見えない限り
先に進めることはありません。 
僕の著書の表紙に「人は執着を捨てれば楽に生きられる」と2冊
とも書きました。 今回書いてる内容は正にこれです。
大した人間では無いと自身で認めることから始まります。
その上で、何をどうすべきか考えるのが結局は一番早いのです。


にほんブログ村 その他生活ブログ 葬儀・法事(個人)へ
にほんブログ村
誰もが終幕後の費用を心配することなく、自分の人生を精一杯楽しめる世の中にしたい
創業者の思いを後世に伝え、当時何を考えていたか嘘のつけない自分日誌でもあります