本日は2度目のアップです

今日の事前相談は10時~12時の2時間ほどでした。
そこから暫く仕事、午後3時30分昼食に出掛け、その後
ちょっと寄りたい場所があって前まで行ったのに、何故か
そのまま戻ってきた直後に電話が鳴った。

4時間前に相談にきた家族からの電話でした。
医師の死亡診断もして貰い、洋服を着せたようです。
準備を整え移動に25分ほど掛かる距離の自宅でしたから
1時間後にお迎えに行くと伝え搬送と納棺安置の準備です。

自宅近くは区画整理中らしく、道があるような無いような
地域でナビでもすぐに分からず、近くから電話をして確認
しないと分らない場所でした。

自宅の一室で故人は布団に寝ていました。
数時間前に打合せした家族ですから、すぐに搬送準備です。

身体下に搬送用のシートを入れ包み込むと、縦半分に分割
して身体の下で連結できるスクープストレッチャーで外に
置いてあるトランスポーター(ストレッチャー足部分)に
乗せ、ベルト固定すると車載して出発、あんしん館に戻る
と式場の祭壇前に準備しておいた棺に納棺、保冷剤を当て
家族の到着を待つ間に、家族名札を入口風除室に掲示する。

午後3時過ぎの死亡診断ですから、明日の火葬はできない
との事で明後日の朝一火葬を予約しておきました。

家族が来ると末期の水をとり、線香を供え、最終確認です。

数時間前に話した通りの依頼ですが、明日の朝10時から
忌明法要が入っていると分り、すぐに寺に電話をします。
午前11時からの枕経を予約すると流れは決定です。

》明日は11時15分前に来館して貰う
》枕経を唱えて貰い、居士戒名を授与して貰います
》今晩と明日の夜は、お父さんの好きな刺身を食べながら
》過去の写真を見ながらお父さんの思い出を語り合う通夜
》明後日は午前9時15分には斎場に来て貰う
》午前9時20分お父さんの棺を乗せ斎場に行きます
》火葬に入ると70分間は無料の待合所で待機
》家族だけですから拾骨は手で行います
》あんしん館に戻り、一部焼骨は手元供養、他は散骨です

つい数時間前のまま本音の会話が続きます。

》あんしん館で話しを聞き、全ての心配が消えたそうです
》あまりの料金の違いに驚いたようです
》結構豪華な祭壇前での安置で安堵の涙が出たようです
》供養とは、拾骨の話、49日の話しなどしました

自分達家族が抱えていた、父親死後の不安な材料の全てを
アッサリと、それも全ての回答が自分達の気が楽になるよ
うな内容だった事に、自宅に戻ってからも家族で良かった
と話しをしたそうです。

うちに来る前、入会している葬儀社に行き、話しを聞いた
そうですが、料金を上げるような事しか言わないし、家族
葬儀でと言っているのに、一般葬儀なら香典収入が入ると
勧められた時、解約しようと思ったのだそうです。

他の葬儀社は全て料金を高くする話しをしたのに、事前の
相談では、家族が希望した家族葬でなく、付き合いの無い
親戚も不要だし家族だけならと、より低料金の葬儀を勧め
られた時点で、とにかく驚いたのだそうです。

と同時に完全に全面信頼したそうです。
一回の葬儀で可能な限り利益追求するのが、葬儀社なんだ
何処に行っても同じだと思っていたけど、自分達家族より
家族の事を心配してくれる支援センターに出会え、本当に
良かったです・・・と涙さえ浮かべていました。



確かに1回の葬儀で得られる利益は少ないかもしれません。
しかし、家族が信者のようになり、その家族から紹介され
たと次の家族、次の家族と繋がるのが現実です。

人間には第六感と呼ばれる感性が存在します。
どんなに綺麗事を言っても、儲けたい本心は見抜かれる。
と同じように本物の家族目線もちゃんと伝わるものです。


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