今日は隣接市の斎場に行ってきましたが、搬送依頼は
昨日の午前1時半頃、自宅に戻れたのは午前5時過ぎ、
少し寝ましたが眠くて、眠くていつもより早く自宅に
戻って寝ようと、午後7時には岐路に着きました。

自宅まであと1kmほど所で携帯が鳴る・・・
嫌な予感・・・案の定的中・・・ すぐに戻って搬送
準備を整え、指定先施設までお迎え、あんしん館安置
してから、自宅に戻ってしっかり寝ました。

徹夜に関しては年々辛くなっているのが現実です。
今朝は午前9時過ぎ、あんしん館に出勤すると千明は
すでに来ており報告を受けます。

『実は昨日搬送後、布団に入ったら電話が鳴って搬送』
『依頼でしたが、非会員さんだから受けませんでした』
『あの状態で受けたら倒れちゃいますからね』
『会員さんなら絶対受けるから、今頃大変でしたよ』

こんな会話が年間20回以上あります。
依頼が重なったり、今回のように我々の体力が限界に
きている時、非会員依頼は受けていません。

それにしても不思議に思うのが、家族の終幕が迫って
いるのに、何の手も打たず、何も調べずにいる家族の
家族心理が理解できません。

電話をくれたのは女性だったようですが・・・
『母親が自宅で亡くなったのでお願いします』
という電話だったようです。

知り合いからうちの事を聞いていたとも言ってたよう
ですが、なら、何故事前に連絡をしておかないの!?

葬儀屋は亡くなってから、初めて連絡をする場所だと
思っているのでしょうか・・・

或いは会員優先って書いてあっても、電話さえすれば
引受けると思っているのでしょうか・・・

あんしんサポートが会員優先制としているのは、単に
会員集めで行っている訳ではありません。

過去10年間で、ほんの数件だけ、揉めはしませんが、
何となく後味の悪い葬儀をした経験があります。
この全てが事前相談をせず引受けた家族限定なのです。

この経験則から事前相談が大前提となり、基本は会員
優先制としたわけです。

お陰様で、事前に家族と本音相談がしてあるからこそ
家族も我々も嫌な思いをせず、温かく送れるわけです。

パンフレットにも、ホームページにも、会員優先とは
書いてあるのですが・・・
もっと大きく、すぐに分かるように書いておかないと
読まないのかな・・・

ってゆーかね、何の事前相談もせず、家族目線の性格
だとか考え方も全く分からず、家族目線の葬儀なんて
できるはずが無いんです。



少なくとも僕の能力では無理です。
ま、初めて会った人の真の姿など分かるはずがない。

いずれにせよ終幕間近の人がいるなら、もしもの時は
どうするか・・・くらいは考えておこうよ。

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