あんしんサポートは4月決算ですから、6月末が税務署
への申告期限であり、会計ソフトも使用しており、昨日
6日の夜12時には決算ができあがりました。
あとは税務署から届く申告用紙に記入さえすれば、税務
申告が完了するとホットとして午前1時過ぎ帰宅・・・
風呂場で足を洗って2階寝室に行き、パジャマに着替え
布団に入ったところで携帯が鳴りました。
午前3時、隣接市の老健施設へのお迎えと聞かされる。
内心『嫌なんですけど・・・』と思いながら着替えると
まだ通って30分も経ってない道路を、あくびしながら
あんしん館まで逆走する。
隣接市在住の家族ですが、故人の姪が前橋市民だと聞き、
ならば前橋斎場で火葬のほうが移動が無いし、前橋市は
6親等以内の親族が申請者になれば、全国どこの人でも
火葬料は掛らない旨を伝え前橋火葬と決まった。
当初親族葬と言ってたが、信仰心や本音を聞くとうちの
湯かん葬パックで、戒名を付けて貰えば充分なのではと
思えたのと、できれば友引前に葬儀したい家族の希望も
あって8日の湯かん、火葬と決まった。
ただ従妹の住所や本籍など不明の為、火葬予約だけして
おき、朝確認をし午前中には来館して貰う事にした。
午前5時過ぎ、一旦自宅に戻り寝て、午前9時過ぎ起床
午前10時には、あんしん館に到着すると、千明からの
報告で朝8時過ぎに電話があり、従妹は前橋市民でなか
った為、市民外火葬料63.000円掛かっても良いから
火葬での移動はせず、あんしん館で湯かん納棺後、前橋
火葬でお願いしたいとの連絡でしたと報告を受ける。
それを聞き、申請者である娘さんは何時に来館するかと
聞くと午後1時だというので、12時に来てくれるよう
連絡をさせると、保冷剤、果物、生花など準備を整えて
午後12時申請者の来館を待った。
来館するとこんな話しをしました。
『ねぇ、お母さんの湯かんは絶対にしたい!?』
『いえ、そんな事はないですけど・・・』
『だと思った。 話しをしてて、それほどの拘りはない』
『人達だと感じたから、あんしん館でなく地元斎場での』
『待ち合せにしてはどうかと、少し早く来て貰った次第』
『どう考えても前橋での市民外火葬63.000円は高いよ』
『棺に入れたい物は入れて地元の斎場で待ち合せれば』
『火葬料は不要だから、そのほうが良いんじゃない?』
『浮いた費用で火葬後に皆さんで食事したほうが良い』
『もし、もっとしてあげたかったら、その時は忌明けの』
『法要もできるし8月には新盆法要もできるからさ・・』
『分りました。 お任せします』
『なら、すぐにご主人に確認しましょう』
確認で了承を得ると、すぐに前橋火葬予約をキャンセル、
隣接市の火葬予約をすると、死亡届出書に記入して貰い
隣接市市役所へと走った。
費用面では当初予定した葬儀の半額に落ち着きました。
当初の親族葬は宗教者謝礼も含め200万円ほど掛るのが
大手葬儀社の群馬県相場に近く、一般葬儀社の場合なら
その半額くらいで何とかなるんじゃないかな。
うちの場合、更にその三分の一で済みますが、世間相場
などどうでも良い事です。
大事なのは家族の財布事情と価値観次第です。
葬儀への拘りがあれば話しは違ってきますが、それほど
拘りの無い家族にとってはベターな選択となりました。
わずか数時間の中で火葬場も変更、内容も変更できる。
それもより家族目線に叶った方向への変更であり、その
変更は家族からでなく、我々からの申し出なのが大きい。
最善の方法を迅速に導き出し企画立案できるのも、零細
企業の強みのひとつだと思うし、それが葬儀支援本来の
考え方であるとも思う。
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