現在時刻、31日午前5時30分・・・
1時間ほど寝た午前3時、搬送依頼の電話が入った。
隣接市公営住宅の4階で自宅逝去の会員さんです。

エレベーターはあるけど、ストレッチャーは入らずで
久しぶりに、ちと大変な搬送でしたが、何とか安置も
済んで一休み、31日は午前8時出勤ですから今から
帰っても寝られる時間はないと、とりあえずブログを
書いて、早朝に霊柩車の洗車、その後シャワーを浴び
午前9時から納棺師、午後1時過ぎには葬儀終了です
から、その後隣接市市役所へと向かいます。

ご飯食べたら睡魔が襲ってきそうです・・・
納棺師と言えば、昨日も時々聞く言葉というか質問を
2軒揃って聞きました。

それは葬儀というより、湯かんに列席した親族の方で
他県在住の方から時々聞かれる言葉でもあります。
その言葉とは「うちの近くにありませんか?」です。
しかし答えはいつも同じです。

「前橋1軒だけで全国の何処にもありません」
「でもうちの刺激を受けて料金も営業姿勢もかつての」
「葬儀屋感覚でなく、家族の事を考える人達も増えて」
「いるように感じますよ」

「でも料金は高いですよね・・・」

「確かにうちと同じ料金ではありませんけど、地域の」
「中では、既存葬儀社より低料金で家族目線に近いと」
「思いますから、地域の人達にとって恩恵はあります」

「群馬県内での直葬なら、当然うちとの比較になるし」
「家族葬なら前橋地域では、うちとの比較になります」
「でも県外なら、その地域の中での料金比較だろうし」
「知識や内容についても同一地域内の比較ですからね」
「我々の考え方に賛同される葬儀屋さんも増えてます」
「これが全国的に影響すれば、葬儀料金は下がります」

「ところで、うちの近くにありませんか? って聞く」
「のは料金ことですか?」

「それもありますが、今日葬儀を見て勉強になったし」
「親切って言うより、我々から見ても家族が頼ってる」
「のは分るし、頼りたくなるのも納得でしたからね」
「最初は違和感がありましたけど、一日ずっと見てて」
「人助けなんだなぁ、いい葬儀だなって思えてね」

「あはは、ありがとうございます」
「でもね、我々だけでは温かい葬儀にはなりません」
「家族や集まってくれた人全員で出来上がるものです」
「最初に言ったように、皆が温かく送ってあげたいと」
「思い実行してくれなければ出来ないですからね」
「今日の葬儀が温かいと思えたなら、それは集まった」
「人達全員が同じように考えてくれたからです」
「だから皆さんのお陰で、僕ではないですよ」

話しをしたお爺さん? 小父さんかな・・・は、少し
驚いたような顔をしましたが、頷いておられました。

こんな感じの話題は年間では何度となく出ます。
うちを利用する家族が特別とは思えませんから、多分
多くの人達が望んでいる事なのは間違いないでしょう。

消費者に同じような葬儀屋を探せと言った所で、実際
難しいでしょうから、葬儀屋さんに言います。

低料金で施行したいけど、そんな料金じゃ食えないよ。
そう思っている個人葬儀屋さんは多いでしょう。
しかし、あと3ヶ月で10年経つ我々は食っています。
あんしん館はレンタルですから月に50万円近く掛る
わけですが、それでも5年以上経営が成り立ってます。

なぜ、こんな低料金で家賃払っても食えるのか!?
勿論、助成金、募金分配金等は一切ありません。



うちと同じような土俵や考え方を、実践している方で
僕が納得できる方なら、聞きたい営業内容等を、全て
ありのままお伝えします。

その中に特別な事があるか無いか分りませんが、経営
という意味での参考になる事でしょう。

群馬県前橋市だけでなく、全国全県に我々と同じでは
なくても、同じような考え方のできる葬儀屋さん達が
増えて欲しいのは、設立以来ずっと言い続けてきた事
ですからね。 他県なら、うちとの競争はありません。

同じ土俵で踏ん張る人なら、僕が応援できる範囲限定
になりますが、いくらでも応援します。

後半部分は横道にそれた余談になりましたが、我々の
ような葬儀屋を求める消費者は、間違いなく急増して
いると思って良いでしょう。

これを読んでおられる葬儀屋さんにお聞きします。

「うちの近くに支店ありませんか?」

この質問を本気で聞かれる事が頻繁にありますか?


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