6日は今月初めて空きの日となりました。
疲れてはいませんが、早朝に起こされたり、夜間の搬送も
あったりで若干の寝不足感はあります。

昨日夕方から雨が降り、今日は晴れですが強風の前橋は、
寒くて花粉が飛び回っていることでしょう。

あんしんサポートは県内全域対象の為、県内の各地斎場に
行ってますが、色々な面が各斎場毎に全て違います。

受入れ時間も違えば、到着から拾骨までの流れも全て違う
のが現実ですし、斎場職員の雰囲気も全く違います。

家族は滅多に利用しませんから、どんな流れの斎場だった
としても、さして問題はないでしょう。
但し自分の知ってる斎場が全てだと思わないことです。
隣の市に行けば全く違うのが普通です。

さて本日はどの斎場を使用するかについてです。
使用する斎場は決まっていると思っていませんか?
答えは『NO』です

死亡届の提出は次の3カ所以外提出はできません。
『死亡地』『故人の本籍地』『申請者居住地』です。
しかし火葬場は何処を利用しても全く問題はありません。

今回改めて書いておきたいのは『火葬料』についてです。
火葬場により火葬は無料と有料とがありますが、申請者が
市民や管轄地域の住民であれば、何処の誰でも無料で火葬
してくれる火葬場もあります。

群馬県の場合は『前橋』『伊勢崎』『渋川』がそうです。
申請者が故人からみて6親等以内の親族か3親等以内の
姻族であれば、何処の人でも無料で火葬して貰えます。
(一般的には6親等親族、3親等姻族を親族と呼びます)
他の県内火葬場は市民無料が基本で、一部火葬場では市民
でも1万円の火葬料が掛かります。



今年もありましたが南関東のような700万、800万の都県に
住んでる方でも、申請者が市民であれば無料で火葬をして
くれるなら他県の火葬場を利用する方法もあるわけです。

亡くなった時期によりますが、大都市では火葬炉が足りず
火葬まで数日から一週間待たされる事もあります。
その際に掛る安置や保冷剤の費用が、馬鹿に成らないほど
高額で安置1日3万円という現実も聞かされました。
火葬まで一週間あったら20万円にもなります。

以前搬送した横須賀の家族から聞かされたのは、安置だけ
でも30万円掛かると言ってました。 本当でしょうか、、

いずれにしても、同じ県内でも火葬場毎に諸条件は異なり
ますから、我が家は何処を利用すべきか事前に考えておく
のも賢い方法だと思います。

でも逝去先から安置所、安置所から火葬場までの搬送料が
高額では意味がありません。 その点も事前に調べておく
必要があると付け加えておきます。

例えば、、23区都民は国保から支給される葬祭費は7万円
だと思いますが、前橋市民に親族がいれば火葬無料です。
あとは逝去から火葬場までの葬儀社費用の比較です。
横浜、横須賀から搬送して火葬したように、都内で火葬を
するより費用が抑えられる事もあるわけです。
葬祭費7万円や5万円は何処で火葬しても変化しません。

また市民外火葬料金についても同様です。
前橋斎場は63.000円、高崎斎場は55.000円が市民外火葬
料金です。 しかし先に書いたように前橋は申請者が市民
なら無料で火葬してくれますが、高崎は市民だけが無料の
火葬で申請者が誰かは関係ありません。

更に伊勢崎は申請者が市民なら無料と、前橋と同じですが
市民外火葬料金は30.000円と県内でも最も安いです。
確か渋川も全く同じ条件だと思います。

直葬だとか、斎場では火葬だけを行う葬儀の場合はとくに
選択肢によって数万円の差額が出ます。
あとは斎場毎に、やたら決まりのある所もあれば、比較的
自由な所もあるし、火葬時間も30分ほどの差があったり、
火葬中待機するのにも無料や有料と様々です。

各火葬場の詳細情報は知り得ないでしょうから、依頼する
葬儀社に確認されると良いでしょう。
とは言っても通常の葬儀社は、利用する斎場は一か所とか
2~3カ所がせいぜいでしょうから、細かい事まで知らない
のが普通ですが、料金的な部分なら分るでしょう。


自分の親族が住んでいる地域の火葬場使用条件を調べて

事前に親族の確認をとっておけば抑えられる費用もあると、

あんしんサポートを利用した家族に教えられた事です。


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