事業を始めてから10年、設立当初は皆無でしたが年々
増えているのが『自家の墓を利用しない家族』です。

どういう事?って思われるでしょうね。

結論から言うと『寺の墓所にある墓を利用しない』です。
納骨に費用が掛かり過ぎるのが最大要因です。

前橋は約1万基とも言われる公営墓地もあり、墓を建立
すれば後は年会費3.240円を支払うだけです。
いつでも、好きな時に誰を納骨しても問題ありません。
また自分の土地にある墓なら当然管理費も不要です。

これに対し寺の墓所にある墓は・・・
葬儀をするのが基本ですから、信士信女の戒名付葬儀で
30万円~、居士大姉戒名は40万円~の布施です。

また直葬した場合でも納骨する時に最低10万円の布施
というのが一般的で信士信女の戒名が授与されます。
但し寺によっては納骨だけで50万円を要求される寺も
あるし、寺の墓は管理費等で年間1万円ほど掛ります。

誰もが感じているように、庶民の生活は楽にならずだし
老人世帯は年金は減るばかりですから、直葬で済ませる
家族は急増しています。

勘違いして欲しくないのは、直葬を好んで選択している
わけでなく財布事情が許さないからの直葬なのです。

心無い人は「そんなの葬儀じゃねぇ」とか「そんな葬儀
で良いの、今まで頑張ってくれた人なのに」など自分の
感覚でものを言う人も多いですが、そんな事は他人から
言われるまでもなく、家族が一番分っているのです。
でも財布事情が許さないだけのことです。

残る家族の生活に支障が出るような葬儀など、どんなに
理屈を付けても絶対あってはならんのです。
残る家族の生活を守るのが僕の仕事ですから、断固阻止
します。 うむ、、また横道にそれそうです・・・

公営墓地は年間3.240円の管理費だけなのに、寺だけは
いつまでも昔の感覚のままなのです。

同じ墓でありながら、年間3.240円だけ払えば良い墓と
管理費等々で年間1万円は払い、葬儀になれば数十万円、
更に屋根を直すから、門を修繕するからと高額な寄付を
要求する寺・・・ 誰がどう考えたって寺の墓よりも、公営

墓地が良いって思うでしょ!? 

だからでしょうが、年々増えてるのが寺墓所を利用せず
中には無縁墓になる事を希望する家族もいることです。

もし離檀料なんて言ったら放っておけば良いと思う。
元々離檀料など檀家になる時点では無かった話しのはず、
そんな事すれば更に自分の首を絞めるだけですが・・・

僕に相談すれば寺を出る出ないは自由だから、離檀する
旨を伝え、墓所を更地に戻して返却するのが筋だからと
いうでしょうが、テレビで『高額な離檀料の要求』とか
『墓閉じの高額費用』など見ているせいか、墓に行かず
放置を考える家族も出始めています。
無縁墓が増えてる実感は寺もあるだろうと思う。

寺が自覚すべき点はいくつもあります。

》日本人の多くはさしたる信仰心は持っていません
》お坊さん自身もクリスマスにケーキ買う人いるでしょ
》檀家さんたち庶民の生活は苦しくなっているのです
》何でも寄付して貰えると思ったら大間違いです
》ならもう行かない・・・こんな判断されるのがおち
》檀家制度はすでに崩壊している自覚が必要です

寺は檀家がお金を出して当然だと思っているようですが
お金を出すほどの事をしてると思ってるのでしょうか?
墓があるだけの事で、何の世話にもなっていません。

墓は寺の特権ではないのです。
公営墓地でも、寺墓地でも家族にとっては一緒です。
なのに掛かる金額差が大き過ぎるのです。

これだけ仏教界が崩壊しても、まだ分からないのでしょ
うか・・・今の寺は葬儀屋さんでしかありません。
布教活動など何十年も見ていません。
もし葬儀が布教活動だと言うなら、高額な布施など取る
べきではありません。 布教でなく商売になってます。

最期は家族が決める事ですから、僕は余り関知しません
けど、僕よりもっとシビアなのが家族の本音です。



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