以前も似たような話をした事がありますってゆーか、
1600話以上書いてれば、同じような話題が何回
出てきても不思議じゃないよね。
今回の話題はニワトリと玉子は、どちらが先かって
のと似てもいるし、水と空気はどちらが大事か選択
しろって言ってるような・・・どっちも無かったら
生きていけねぇだろって気もします。
1『家族との時間を楽しむ為に仕事をする』
2『生活にゆとりがあるから温かい家族がある』
家族毎、或いは夫婦の共通価値観で決まる事ですが、
『1』と『2』どちらか一方に片寄ると問題があり、
家族間、家庭が上手く行かなくなる可能性大です。
上手く行ってるとすれば、誰かの我慢や犠牲の上に
成り立ってるだけで、僕の家庭もそうでした。
仕事馬鹿のような奴ですから、朝家を出ると帰宅は
深夜が当たり前、、それでも家庭を維持して来られ
たのは奥さんの忍耐力と子供達へのフォローです。
時々奥さん孝行だけはしたいと言うのも、仕事馬鹿
ではありますが、その辺の自覚だけはあるからです。
で、、ですねぇ。
長年仕事をしてきた結果、僕なりに思うのはですね。
どちらか一方に片寄ると家族の絆に亀裂が入り易い
訳で、仕事を優先すべき時と、家庭を優先すべき時
については夫婦間で良く相談した上で決める。
・・・ってのが最善だと思います。
今はお金が必要な時・・・
親や夫としての愛情が必要な時・・・
夫婦の時間が必要な時・・・
短期間での変更は難しいですが、お金が必要な時は
できるだけ残業し、家族の時間が大切な時は残業を
控えて家庭を大切にする・・・って感じかな。
僕は結婚前から仕事馬鹿でしたから、収入面だけは
同年代の人より多いけど、その代償として奥さんは
勿論、子供にも寂しい思いをさせる日々を、何年も
何十年も過ごさせる事になりました。
子供がある程度の年代になるまでは、最低限必要な
時間は割いた上で収入を確保する。
お金が必要になる前は、夫婦だけでなく子供達にも
しっかり説明した上で収入を優先し、子供にも家の
仕事をさせるなど、家族全員でカバーする大切さを
教えるのも良いと思う。
子供が育ったら夫婦揃って仕事に精を出し、老後の
生活基盤を作り始める。
定年後は年金、貯え、そして仕事をしながら自分達
夫婦の老後人生を楽しむ・・・ってのはどうですか。
葬儀をして思うのは、財産は下手に残さないほうが
子供達が揉めずに済むような気がしてなりません。
親の葬儀を機に絶縁状態に入る兄弟姉妹は結構いて
僕の感覚では兄弟より姉妹のほうが始末が悪い、、、
子供は自分の人生、自分の家族の道を歩いて行けば
良いわけで、老後は夫婦の人生にのみ集中です。
その際の注意を改めて書いておきます。
》施設に入ると10年で2500万円~3000万円必要
》夫婦揃ってなら上記の倍額掛かるってことです
》入院や医療費は青空天井、1000万円も在り得る
》葬儀は火葬と遺骨処理ができれば良いと考える
『自分達の人生を精一杯楽しむ事が第一です!!』
※ できる時にすべし、明日があるとは限らない
※ 夫婦揃って動ける時間は決して長くはない
※ 今、配偶者と死別しても後悔はないですか
今回の話題を書く理由が分りますか?
今の自分は元気、配偶者も元気なら、病気になって
寝込んだり入院すると思ってないはずです。
ところが人の人生、いつ何が起こるか分りません。
もし貴方に突然病魔が襲って介助が必要になったら
どうしますか? 夫婦どちらにも言える事です。
僕は人生波瀾万丈や、諸行無常、突然の生活破綻を
中学生で経験しました。
その経験から、いつ誰がどんな状況になるかは全く
分らず神のみぞ知ると思っています。
昨年は30年前に、役員として勤務していた会社の
社長が66才で逝去、年末には同級生2名が逝去と
いう報告を受けました。
心筋梗塞、くも膜下出血で突然死です。
昨日まで、、、 いやいや、つい先ほどまで元気で
過ごしていた人が突然逝くのです。
葬儀の仕事をしている人間だからこそ言います。
・保険に入るなら死亡より医療費重視にすべし
・財産を残す必要はないせいぜい自宅だけで良い
・葬儀に多額の費用を掛ける必要もありません
・遺骨の供養や処理まで考えて決めよ
・墓の建ってる場所によっては墓閉じも考慮せよ
何度も書きますが、夫婦や自分の人生を思いきり
精一杯楽しむことを最優先した老後を考えましょう。
自分の葬儀費用を貯め乍ら生きる・・・
こんな馬鹿げた事だけはして欲しくない。
例えば自分の逝去後費用が10万円あれば死ねると
したら、日々気楽に生きられませんか?
人生を楽しむ第一は日々を気楽に生きる事からです。
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