今日の前橋は午後から本格的な雪です。
隣接市の総合病院で亡くなった会員家族は、病理解剖
承諾をされ、午後4時お迎えと言われましたが降雪の
ため通常より30分の余裕をみて到着しました。

前橋あんしん館まで来て、死亡届出書の記入をすると
帰りには道路も積雪の可能性が高く、病院内で記入を
して貰って戻ってきました。

午後6時から枕経は僧侶が渋滞に巻き込まれたようで
したが、四駆のスタッドレスですから、裏道に入って
走ってきたけど30分の遅刻です。

このまま夜中まで降り続いたら30cmや40cm程度
積もるだろうと思います。

 午後6時過ぎ、遅刻のお寺を待つ

 あいだに積雪確認15cmです。










明日の朝はノーマルタイヤの霊柩車より、スタッドレ
スを履いてる寝台車になるかもしれません。

さてさて、本日のテーマに進みます。

前回最後にも加齢による老いと書きました。
最近僕のブログには多い文字『老い』『加齢』です。

ずっと読み続けてくれている人なら分かるでしょうが
『老い』『加齢』『爺さん』が増えたのは最近です。

何の為に多用しているか・・・
「そう、お爺さんを労わりなさいの教え」じゃねぇよ。

いくつかの理由はあるのですが、最大の理由としては、
『自分に言い聞かせている』ことです。

但し老いてくるから出来ないとか、ネガティブな感覚
ではなく、加齢すれば老いるのは当然ですから、なら
その対策を1年、2年の短い未来予測で対処すべきで
それが経営者として成すべき事だと思っています。

会員さんは僕が何歳だろうが関係ないし、やるべき事
さえしてくれたら良い、あんしんサポートが閉鎖さえ
しなければ良いが本音でしょう。

30年近く経営者をしてきた中で、先を見ながら判断
してきたのは『経営の存続』と『倒産の回避』でした。

経営者として心がけ、実践してきたのは次の部分です。

『トップに何人も要らねぇ』
・仕事もせず偉そうに座っている取締役は要らない
・経営理念が明確なら、後は現場で決めろ
・だからトップは僕だけでした

『生産性の無い部門不要』
・経理を始めとした管理部門は要らない
・必要なら自分でやれば何とかなるとスキルも上がる
・数億の売上げでも経理ゼロ、自分で対応

『引く時は引ける経営者であれ』
・常に現場にいる事で引き際が見えてくる
・見栄、体裁無用、会社を守る事のみ優先

ブログを読んで分る通りで、先頭に立って陣頭指揮を
とる個人商店型の経営者だと思います。

・経理のできる人間が必要と思えば自分で学ぶ
・お婿さんの着付けがいまいちと思えば自分で着付
・27年前から団塊世代向けにヘアカラーを武器に
・明るく染まる白髪染めは2年掛けて施術開発
・正月明け、2月の暇対策に年末金券販売で対応

何となく見て分かるでしょうが、この感覚については
あんしんサポートでも同じ事をしてきたのです。

老人の自覚をもてよ・・・との戒めとも言えます。
そんな自分に対する暴走防止でもあります。

若い時は1kmを4分で走れたとしも、加齢と老いを
考慮して1kmを5分、6分と下げて行くことで走り
続けられる。 昔と同じ感覚は暴走でしかない。

未来予測が的確にできるうちは、予測を続ければ良い
ですが体力面で支障がでるなら、その対処策を考えて
おけば良いだけの事です。

んとですね・・・
皆が言うから、見た目が少し若く見えるんだと思う。
そこに来て自分でもジジイの自覚に欠ける訳です。
結果として暴走、事故死なんて事もあり得ます。
だから暴走を抑え、今だけでなく、この先5年間なら
できるであろう事を無理せずして行くのが、結果的に
最善の方法となり得ると考えたのです。

勿論、僕が何を考え、何をしても時代の流れに沿えな
ければ淘汰され、閉鎖に追い込まれるのですが、その
部分は心配しようがしまいが、人生の終幕と同じです。
勝手にやってくるから心配する必要はありません。

僕が代表としてすべきは、頑張ってくれている千明の
生活を守り、会員さん達が終幕後費用の心配をせずに
安心して過ごせる期間をできるだけ長く守ることです。

その為に、自分がポンコツである自覚を持ち、無理を
せず、できる限り長く走り続ける事を第一に考えろと
自らに言い聞かせているわけです。

僕が体調の変化を感じたは62才を過ぎてだったです。

きっと多くの人が60才を超えて感じるものだと思う。
20代の人は60代の自分は想像もできないはずです。
30代の人でも60代は理解不能でしょう。

多分どんなに聞かされても未体験に付き理解不能です。
ただ、いつかその時が来ると思い事前に対処しておく
のと、何の準備もしない差は大きいはずで、っていう
より全く違うものにも成り得ます。

年令を重ねれば何処かに病気があっても当然でしょ。
若い人なら完治させようとするけど、糖尿病や内臓の
病は完治しない病気もあります。

そんな時、皆さんはどう考えますか?
僕は病気と上手に付き合っていこうと思うタイプです。
今回の『老人』『加齢』『老い』記述は、この発想と
非常に良く似ています。

僕自身本当に理解できるまでは、これからも出てくる
言葉になるでしょう。
これも近未来予測のひとつかもしれません。



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