5日にもなるとさすがに正月気分は薄らいで、世間も
いつものように動き始めているようです。

僕の風邪もようやく治りつつある所まできました。
まだ少し咳が出るから来週からは普通になるでしょう。

昨年2月の超多忙と暇な時期を過ごしてから、僕の中
では大きな岐路が見え始めてきた。

》支援優先は相当数の施行が無いと事業存続できない
》施行数の限界を超えると我々の身体がもたない

見ようによっては贅沢な悩みとも言えるでしょう。
身体がもたないほどの依頼数を経験できる葬儀屋って
どのくらいあるでしょうか・・・

その点では非常に恵まれた数年間を過ごしてきました。
経営の心配をせずに済む・・・経営者として最高です。

しかし、それは塀の上を歩いているのと一緒だと教え
られた。 薄利事業をメインとすると、少し依頼数が
減ると経営が成り立たない現実に直面する。

詳しく聞いてないけど、少なく見積もっても登録者数
としたら3千名を超えるのは間違いないし、昨年中に
千明からの報告で「いつ電話がきても不思議ではない
人は150名を超えている」と聞かされている。

数年前は常に100名ほどでしたから明らかに増えて
いるわけですが、その人数がどれほどか全く分らない。

こんな人数ではどうにもならないのかもしれないし、、
単独としたら充分な人数かもしれない、、

近い将来、進む道を選択する時が必ず来る・・・
そう想い始めてから1年が経ち、本格的に思い始めて
半年が過ぎ、いよいよその時が来た感がある。

今までは僕の未来予測だけで突き進んできました。
個人的な感覚では、料金体系は出来上がった、、後は
大手に見劣りしない施設を造り、その結果として若干
料金が上がっても低料金、高品質、豪華な葬儀の完成
という流れがゴールと考えてきました。

しかし最低でも1億の借金は毎月100万円の返済を
10年間続けることを意味するし、10年後は73才
になる。 そこまで現場に立てるだろうか・・・
もしもの事があったら、千明は背負えるだろうか、、



改めて千明に聞いてみた。
「えーっ毎月100万円の返済が増えるんですか・・」
「あはっ、嫌だよね、自信無いんでしょ?」
「は、はぃ、、出来れば無借金で行きたいです」
「だよね、俺にもしもの事があったら大変だもんな」

「ねぇ、今まで安い葬儀屋さんから始まって、いまは」
「支援に向かって走ってるけど、その点はどう思う?」

「うちって殆どの人が再入会するじゃないですか」
「で色んな事は言うけど、その奥にあるのはできるだけ」
「費用は抑えたいって事なんだと思うんですよ」
「その意味では間違ってないと思います」
「ただ直葬系の利用が急激に増えているから、もしか」
「したら、あそこは特別な人が利用する葬儀社だって」
「思う人はいるかもしれないなぁ、、って不安はある」

「うちの葬儀が当たり前なんだ、当然なんだって思って」
「貰いたいし、それで良いんだって思える世の中になる」
「にはどうすれば良いかって思いますけど・・・」

今回の新春経営会議で分かったこと。

》千明は借金しての施設の新設は反対
》進んできた道は間違ってない。 このまま進みたい
》誰でもができる葬儀をこれからも貫き続けたい
》でも経営の存続うんぬんは分らないけど・・・

こんな感じのようです。
それともうひとつ50数年の人生で、この10年ほど
生き甲斐、遣り甲斐を持って堂々と胸を張って生きた
経験がなく、あんしんサポートと代表には感謝です。
これからも堂々と胸を張って生きていきたいと言う。

正直なところ、胸を張って生きるには、大前提として
経営の存続という難題があるのですが、その点に関し
ては僕が何とかしてくれそうだと思ってるらしい、、、

まぁお気楽な感覚だとも思うし、だから良いのかもな
とも思えたりです。

千明の結論では『葬儀支援を前面に出して走る』って
事ですが、それには毎月相当数の依頼数が必要です。
次回はその辺りを書いてみようと思います。


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