我想うに一言、『文章が長っげーよ』
書いてる本人が、そう思うのだから読む人にはエクササイズだよね。
名付けて『忍耐力養成文』或いは『常習性の無い強力睡眠薬』かね。

これってさぁ、文章力の無さなんだと思う。
五七五七七の短歌は書けるけど、五七五の俳句が書けないのと一緒?
ちと違う気もするけど、ようは短文でまとめられる能力がない。

今は全くしませんが、昔は良くメールをしていました。
メールって途中を省略すると、全く違う受け取り方をされる事がある。
語尾が上がってるのか、下がってるのかも分らないから、書き方により
怒ってると思われることがあったりするでしょ?
その名残りと、本を書くようになったからってのもあるかもね。

あと僕のブログは後を受け継ぐ人達へのメッセージでもあるから、省略
はできるだけしないようにもしています。 書いた本人がいなくなって
から読んで迷ったら、確認できないですからね。
と言い訳が終わったところで『設立前からの夢』を少し?書いてみます。

父親逝去の手紙が八王子裁判所から届いたのをきっかけに、いくつもの
偶然が重なり続け、人生で一度も考えた事すら無い葬儀の世界に入る。

この瞬間から僕の人生が、大きく転換してきたのは間違いない。
正直なところ他人の生活、葬儀など関心を持ったことも無かった。
無我夢中、暗中模索、猪突猛進、これが10年間の我々だったと思う。
忌み嫌っていた葬儀の仕事に浸ると、新たな自分と出会った。
人に感謝され、喜んで貰える事が、我が喜びだと再認識させられた。

と同時に世の中には沢山の弱者がいることも分かった。
弱い人達は世間が狭いし、あまり世間に顔を出さないから目立たない。
主張もしないし、声もあげないし、身を潜めじっと耐えてる人も多いと
分った時、なら俺が声を出して主張すれば良い、実現させれば良いって
思い動いて10年目に突入するほどの月日が流れた。

あんしんサポートを始めた時からの夢、願望っていうより目標があった。
初めに、第一目標として5万円の火葬支援パックの完成
次には、家族葬儀は30万円で、一般葬は58万円を実現させたい
そして、それらの葬儀を大手に見劣りしない施設で施行してあげたい。
これらは10年前から口にしていた言葉です。

直葬をする家族の多くは、余裕が無いから止む負えずの火葬なのです。
葬儀なんて必要ないと発言する家族もいますし、聞いた僕も、そうだ
その通りだよ。って言うけど、本音は突っ張ってる人もいると思う。
その辺りの感覚は何となく感じるものです。

僕と家族は葬儀の仕事をしてから、葬儀も墓も不要だと思ってるけど、
一般の人達は中々そう思うきっかけすら無いはずです。

葬儀施行と料金については、10年前の目標がほぼ完成しました。
当時予想もしなかった業務すら増えました。
あとは誰が見ても立派な施設で施行できれば目標達成です。

言葉で説明するの難しいけど・・・あえて例えるなら
女性の集まりで誰もが宝石の指輪をしているのを見たが、自分は持って
ない・・・そこでイミテーョンを買い、その指輪をはめて集会に出た。
遠めなら堂々としていられるが、他人の視線が手元に来ると、何となく
隠している自分がいる。 分るかなぁ、こんな心境に近いかなぁ・・・

とにかく堂々として欲しい、お金は無くても迷惑を掛けてる訳ではない
のだから胸を張って欲しい、それと、自分がやる気になれば出来る事を
知って欲しいし、一人では駄目でも皆で力を合せればできる事を知って
欲しい、自ら世間を狭くする事はないって間接的に伝えたかった。

お金のある人は偉そうにしているのに、お金の無い人は後ろに下がる。
それが社会なのかもしれないけど、なんか腹が立つし、悲しい・・・

って思ってたけど、最後の立派な施設だけは完成できないかも・・・
一旦は儲けて、その利益を社会貢献に使う手法なら達成できたかなぁ、
とも思うけど、僕の中では今の弱者支援のほうが優先でした。

まだ終わった訳ではないから、諦めてはいませんが、もし僕の代で完成
できなくても、あんしんサポートは未来に続くのだから・・・

この話しを千明が読めば、
「あぁ、そう言えば昔は良く言ってましたね」って思い出すでしょう。 
これが最初からの目標であり、夢なのです。


さぁーて、これから隣接市の斎場で火葬です。

台風の影響を考慮し、昨日夜に葬儀を済ませておきました。

午前中で終了だから、ほぼ予定通りになりそうです。


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