1.『初めから鳴かず飛ばずの商売の資質に欠ける経営者』
2.『繁盛から少しづつ閑古鳥が鳴き始める経営者』
3.『目玉とも言える独自の差別化で生き残る経営者』
4.『モール等に出店し拡大と生き残りを図る経営者』

1.『初めから鳴かず飛ばずの商売の資質に欠ける経営者』

書きようがありません。 

自分で事業をせずサラリーマンで生きるべき人です。
或いは、商才のある人を配下に置ける包容力を持つかでしょう。
自分を本気で変革できれば話は別ですが・・・

口だけの人は何人も見てきましたが、自分を本気で変革できた

人は一人も知りません。 

相談に来ておきながら耳の痛い話しをされると、できない理由や

駄目だったのに持論ばかりを言う。 相談する意味がないし話しを

するのも嫌になる。

宣伝不足だから客数が少ないと思ってる人も多いですが違います。
あなたの店に足を運ぶだけの魅力が無いだけの事です。

2.『繁盛したのに少しづつ閑古鳥が鳴き始める経営者』

・時たま時代が味方しただけ、向上心はないと思う
・著名な経営者の本を読んだり、講演会にも行きますがそれだけです
・時代が変化している事に気づかず『諸行無常』の発想はありません
・できない理由だけは、やたら出来る人が多い
・新たな事をするのが苦手というか、その気がない
・自分は棚に上げ、利用者が悪いと堂々と言う
・過去に執着する典型的なタイプです

3.『目玉とも言える独自の差別化で生き残る経営者』

・目玉が生み出せるのは、ある種の能力を持った人でしょう
・但し、世間が認めない産物は目玉とは言いません
(店主だけ『旨いだろ』『安いだろ』と自画自賛してもダメです)
・基本頑固者ですが、個人事業規模の経営者には最適かもしれません

4.『モール等に出店し拡大と生き残りを図る経営者』

このタイプは二種類に大別できる気がします。

タイプA
・明らかに経営に優れ、カリスマ性も備えており、一見無謀にも見え
ますが、しっかり貫き通せる人で器が違います。 極々少数です。

タイプB
・単純に一か八か経営者、一時の繁盛はしても20年とは続きません
・夢見る夢蔵、夢見る夢子さんが多いのが特徴
・他力本願的な商売、ひと昔前は小判ザメ商法と呼びました
・ホテルの婚礼美粧をしてきた為、この手の経営者は沢山見てきた。
相手のご機嫌をとるのは得意ですが、相手がこければ共倒れするのが
分ってないのか・・・ そんな事はあり得ないと思っているのか・・・
僕とは根底から違うタイプの経営者です。

詳細に分ければ、これ以外の経営者像もあるでしょう。
しかし今回は自分がどのタイプであるかを、自身が分れば良いのです。

先人の歩んできた道を知り、経営者の大別を知り、自分はどのタイプ
なのか、複合タイプなのか、或いは全く別のタイプか分かれば、これ
からの話しを自分に当てはめることができるでしょう。

ちなみに僕が一番近いのは・・・
『目玉とも言える独自の差別化で生き残る経営者』であろうと思う。

皆さんも、自分自身の本質を掛け値なしで見極める必要があります。
この部分はかなり重要ですから、本当の自分を見定めましょう。

何故重要か、例えば・・・

スキーをした事の無い人が、スキーをする事になって滑り方のCDを
借りて『プルークボーゲン』『シュテムターン』『パラレル』『ウェ
ーデルン』まで何百回も観たら、滑れると思いますか?

絶対に滑れませんと断言します。
講習会、講演会を聞いただけの人も同じ、絶対にできません。

人の上に立つノウハウみたいな本も沢山ありますが、その本を読めば
素晴らしい経営者になれるかと言えば、NOです。

今ここで言いたいのは、『れば』『たら』ではなく、今現在の自分自身の

能力を正確に知り、その力量に合わせた対応策をとることです。


背伸びは出来ても、飛び上がったら、地から足は離れるのです。

離れた足がしっかり着地できる保証はありません。

自分の能力、実力に最適な手法を選択できなければ無駄なのです。


風邪の引き始めの人に出す薬と、風邪を引き高熱の人に投与する薬は、
当然違います。 英語を始めたばかり人が、上級者クラスの授業に出て

みても、何も得られはしません。 


今の自分を正確に知り、その自分に必要なもの(事)を正確に把握しして、

初めてどうすべきかも分るのです。




今回の話しは少なくても5回、6回と続くはずです。

初めは商売をした先人の話しや、武将の話しから始まりました。

えっ なんでそこから・・・ と思った方もおられるでしょう。

でも史実を知り、先人の歩んだ結果を学び、自分の実力を正確に知り、

我が事業の対象者を出来るだけ詳しく知り、我が理念を再認識する

事で課題点、問題点が明確になってきます。

見えて来た課題、問題は、ひとつ、ひとつ解明していくと、出来ることと、

考えても無駄なこと、現時点では分らない事に分かれるはずです。

更に更に、自分達だけで出来る事と、自分達以外の問題って事だって

あり得るでしょう。 とにかく出来るだけ深く、広く考えてみることです。

その結果として、初めて未来への一手が打てるのです。


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