一週間は持たない・・・ と医師から最後通告をされた家族からの
電話が数件入っている為、今週は何をしても落ち着きませんでした。

盆法要、盆期間の葬儀、盆だな回収、散骨、そして納骨まで済めば、
何とかなると踏ん張った最後が納骨でした。

当社所有の永代供養墓、あんしん一樹の陰への納骨ですが、いつもの
事ながら盆や彼岸は花が一杯になります。
それだけ故人の事を想う家族が多いのは間違いありませんが、春彼岸
より秋の彼岸のほうが温かく、盆は真夏ですから、生花を供えるのは
良いとして、一日経てば水が腐る・・・

永代供養墓の前に行っただけで臭い・・・ この感覚は以前からあり
ましたが、納骨者の増加に比例し墓が汚れて行く現実があるのです。

今回もそうだろうと、掃除道具と、数回前にブログに書きましたが、
『あんしん一樹の陰 墓参の注意点』を印刷パウチして持って行く。

午前11時過ぎ、20日に49日法要の家に行き、後飾り祭壇を片
付け返礼品類の精算が済むと、永代供養墓まで30分ほど走ります。

到着すると案の定、全ての花立に生花が目一杯挿してありました。
でも、やっぱり近くに行っただけで臭います。

花はまだ綺麗ですが、花を抜くと茎は腐っているから臭い臭い・・・
その臭い、今日は我慢できても、明日、明後日ともっと臭くなる。
だけど今は誰も片づけたり、掃除する人はいなのです。

そこで生花は全て廃棄、花立は全て水道で洗って、永代供養墓下段に
伏せて立て置き、墓石も洗って『墓参の注意点』も貼ってきました。



現時点あんしん一樹の陰への納骨、33回忌まで保管については全く
無料だし、年会費や管理費も一切ありません。

それは、散骨をした家族が後で手を合わせられるようにと、あんしん
サポートが建立したもので、墓所の寺の協力もあって成立している訳
ですから、寺に迷惑は掛けられませんし、我々にもそんな余裕なんて
無いのが本音です。

また33回忌まで寄付もなく、檀家にならず、年会費もなく、管理費
さえも無い・・・こんなの他では絶対にあり得ません。

僕はうちの会員さんなら、お互い様感覚で、各自が掃除したり、花を
片づけたり、してくれるものと思っていましたが、甘ちゃんなのかも
しれません。 缶ビール、お茶、缶コーヒーなどが供えてあります。

管理費を払っている墓でさえ、最近は供えた物は持ち帰るのが常識の
時代なのに・・・ガッカリしました。

無料とは、納骨した全家族が自分達で管理するという事なのです。
それが出来ないなら、全家族から管理費を徴収する事になります。
本来それが当然ですから、誰も異論は言わないでしょうし、嫌ならば
遺骨を出して持ち帰るか、散骨すれば墓参の必要もなくなるし、墓の
掃除や整理もする必要はないのです。

僕個人はどちらでも構いませんが、寺に迷惑が掛かり続けるようなら
永代供養墓を壊すか、全家族に管理費を支払って貰うしかない。
その際は、年間3.240円か5.400円ほどでしょう。

今秋には散骨・永代供養墓だけのパンフレットを印刷して、裏面には
利用方法や使用方法を印刷し、納骨している家族に送付、署名、捺印
して貰う事になるでしょう。

僕は小出しは好きでなく、最初から最大限できる事はしますが、その
理解ができない人達には、かなり厳しい判断をして実行します。

ただ今回初めて墓参の決まりを書いたり、利用方法を決めたりします
から、多分うちの利用者は理解して、みんながすべき事をするように
なると思うし、うちの会員さん達は、それが理解できる人達ばかりで
あると思っています。

疑うより、まずは信じてみるのが武井流です。
但し、信じてた人が嘘を言ったり、信頼できなくなった時は、普通の
人よりきつい判断をする人でもあります。

自分の前に墓参した人の・・・
『綺麗だとしても供えてある生花は捨てる。 明日、明後日は腐るからです』
『その花立はしっかり水洗いして、下段に伏せて置く』
『線香皿の灰は捨てる』
『墓の前面、棚だけでも水拭きをする』
そして、自分も花を供え、線香を供え、供物を供えて手を合わせたら
供物は下げて持ち帰り、花と線香は次の家族が片づける・・・・



これが習慣になれば、いつでも綺麗な、臭くない永代供養墓のまま、
あんしん一樹の陰は存続できるのです。
それでも何とか掃除もし、片付けも済みよっうやくホッとしました。

ところが、本日20日は盆前から忙しかった我々のことを可哀そうと
待っててくれたかのように3件搬送となり、まだ疲れが取れてない僕
としては、ちとぐったりした一日となりました。

最後の搬送は午後3時でしたが、家族が電話で言ってたよりもずっと
巨漢の男性で130㎏以上はありそうです。
ご遺体を見て一瞬慌てましたが、その様子は次回に書いてみます。

現在時刻、午後6時30分、今階下で千明が入会相談をしています。
これから、本日初めての食事に行くのですが・・・夕飯だよね・・・


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