昨日は合間をぬって散骨に行ってきました。
この数年は、いつ搬送電話が来るか分からない為、時間がとれた
時にサッサと行ってくるのが普通になりました。

1時間30分近く走ると、最近多い雷雨のように極地的降る雨を
ゲリラ豪雨と呼ぶようですが、その実態が分かってきます。

雨、曇り、晴れと目まぐるしく変化する天気の中を走り、散骨に
供える花を摘んでおいてくれた、ちぎらの実家の近くまで行くと
雨が降っています。 少し休んで小降りになるのを待っている間、
トンネルで点灯したベッドライトを消し忘れたようです。

雨も上がって散骨しようとエンジンを掛けますが、シーン・・・
あれ? 一旦キーを抜いて再度キーを回しますがシーン・・・
外は蝉の合唱でミーン、ミーンですが、車はシーン・・・
あちこち触ってみましたが、うんとも、すんとも言いません。

元々車やメカは苦手ですから、どうにもなりません。
そこで32年間入っているJAFに電話をすると、対応に行ける
車の手配が完了したら折り返し連絡をくれると言う。
折り返しの電話では50分で到着できると言ってくれました。



JAFの車を待っている間、エンジンを止めてからの事を考えて
みると、こんな予想ができました。

》トンネル内で点灯したライトを消し忘れたまま走ってきた
》すぐに出発するからエンジンは止めたけどキーは抜かなかった
》だからライト点灯警告音が鳴らなかった
》エンジンが掛らず、あちこち触った時、無意識にライトスイッ
 チをOFFにしてしまった為、ライト点灯も気付かなかった

って事は、99%バッテリーだなと思い、バッテリーケーブルが
無いか、ちぎらの母親に聞くと、あるばずだと弟に電話で確認も
してくれましたが、あるばすだけど、使った事がないと言われる。

僕も以前はずっと車に積んでおいたけど、使わないからおろした
のを記憶している・・・結局JAFの到着を待ちケーブルを繋ぎ
エンジンも掛かって無事散骨もでき戻ってきました。

JAF毎年6.000円×32年=192.000円
その間、お世話になったのは数回ですから、単純計算だけすると
割高な気がしますが、もしもの時の安心感と今回のような単純な
作業は全て無料だし、夏休みの混雑時とか、車の通らない山奥の
ような場所でも来てくれるから、なんぞの時は助かります。

なんとなく・・・あんしんサポートみたいだなぁって思いました。
JAFは毎年6.000円支払いをするのに対し、あんしんサポートは
3.000円の入会寄付金が1度だけで済む違いはありますけど。

登録している人達全員が元気な時なら、入会のメリットも感じる
ことはないでしょうが、万が一が起こると、どんな事があっても
葬儀を受けてくれるのは、大きな安心のようです。

時々、入会なんてしなくても、いつでも依頼は受けますって豪語
している葬儀社の文字を見ますが、本当にそうでしょうか?

どんな葬儀社でも必ず許容量はあるのです。
許容量を超えたら断るのが前提だからか、それほど忙しく無いか、
だから言える言葉だって事を、言ってる本人は理解しているので
しょうか・・・会員制とは入会許可をしたら、会員に対し責任を
持つって事なのです。 その為の会員管理は絶対に必要なのです。

一件でも欲しいと会員制をとらない葬儀社は多いですが、本当に
非会員制のほうがメリットはあるのでしょうか。
経営者自身の精神的な不安も含め、より事業進化をしていくつも
りなら、利用者が本音を言うようになるには、会員と何度も顔を
合せなければ、本音を聞く事すら叶いません。

他社は分かりませんが、あんしんサポートに於いて、その部分は
非常に大きなメリットだと思っています。

葬儀に対する考え方を話し、入会希望者の本音を聞いて、双方

納得できた場合のみ入会の手続きに入ります。

うちの場合、根本的に一般葬儀社とは異なりますし、家族への

アドバイスも独自の観点から話しをしますから、事前相談をして

納得している会員さんにとっては、これほど心強い葬儀社は無い

でしょうが、一般葬儀社の感覚を持ってる家族なら『はぁ!?』って

思っても不思議ではありません。 だからこそ事前相談をしてみる。

家族の感覚と、あんしんサポートの感覚、お互いの価値観が近い

家族のみ入会されれば良いのですから、事前相談は必須です。


それと、今回盆だなの回収に回って気づいたのですが、会員さん
って身内的な感覚で、あんしんサポートを見てくれているような
気がしてなりません。 誉め言葉ばかりでなく他の葬儀社を利用
した本音の声、時に耳の痛い事も言いますが、その全ては身内的
感覚の親切心です。 下手な親戚より近しいのかもしれません。
そう考えると、あんしんサポートの会員制は、非会員制と比べて
我々だけでなく、利用者にもメリットが多いです。



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