昨日昼頃入った搬送は前橋から90分と、かなり遠方の病院指定
でしたから一応ドライアイスを持って行きました。
到着すると、まだ処置の最中と分かり、病棟の待合室を借りての
打合せを始めました。 この距離だと前橋あんしん館まで行くの
には、運転の仕方により30分以上の違いもでるからです。

打合せをし、死亡診断書を書いてる最中、処置が済んだと看護師
さんが来ましたが、少し時間を貰って死亡診断書を書き上げてる
ところで千明の携帯がなります。

席を外して戻って来ると「〇〇町病院から会員さんの搬送依頼が
入ってますが2時間で行けると伝えて良いですか?」とのこと。
ちょっと考え頷くと、依頼者にその旨を伝えるべく席から離れて
話しを済ませ戻ってきました。

今居る病院から一般道を走った場合、すぐに出発してあんしん館
まで行き準備して出発でも2時間がやっとです。
そこで打合せの済んだ家族に「お聞きの通りですから我々は高速
で戻りますけど、皆さんどうされますか?」と確認すると家族も
高速で戻るとの事です。

一階に降りて霊安室前でストレッチャーを出して準備をしますが、
病院の医師、看護師さん達が何人も線香を供えてくれた為、我々
だけが内心焦っている感じです・・・
ようやくストレッチャーに乗せ換え、病院を後にすると高速道に
乗り前橋まで戻る・・・一般道より30分は早く到着・・・
後は家族の到着でしたが予想より早く到着され、末後の水をとり
線香を供えると、我々は搬送に向かいますが、ゆっくりしてくだ
さいと言い残して指定先の病院まで向かいます。

電話を受けて丁度2時間後、病院に到着・・・・ホッです。
前橋市内の搬送なら、2件や3件ならどうって事ありませんけど、
前橋から90分近い距離の病院にいての搬送依頼は焦ります。

本日は友引ですから、明日の火葬予約をしました。
前橋1件、隣接市1件なのですが、1件は居住地に火葬場が無く
居住地の隣接市斎場を使うのが一般的ですが、今回の死亡届書の
提出と予約がちょっと面倒でした。

死亡届の提出は次の、どこかしかできません。

① 故人の本籍地
② 故人の逝去地
③ 申請者の居住地

①の故人の本籍地が理解できません。 
何の意味があっての本籍地なのか・・・ちなみに本籍地は皇居で
あっても登録できたと思います。 全国何処でも登録できるのが
本籍地だとしたら、そこなら死亡届が提出できるって変でしょ。

今回は逝去した地域と、申請者であるお婆ちゃんの居住地は同じ
ですから、住んでる役場に提出しますが、火葬場は隣接市を利用
ですから、火葬許可証を持って隣接市役所に行き、火葬許可証と
市民外火葬料を支払って初めて火葬できます。
なら、①は火葬する役所・・・でも良いんじゃねぇ!?

そこで本日は前橋市役所で手続きをし、許可証の発行を待たずに
お爺ちゃんの逝去地役場に行き、許可証を持って隣接市役所まで
走って・・ との予定でしたが、今朝9時過ぎ、また、隣接市の
施設から搬送依頼があり、明日は前橋1名、隣接市2名の火葬と
なった為、あちこちドライブしてようやく午後5時手続き完了。

搬送が連続で入って来るのは、いつもの事ですから、どうって事
ありませんが、我々が遠方にいての搬送依頼は、ちょっと焦るな
って感じです。 この辺りが超零細企業の壁なのでしょうね。

誰が見ても違和感の無い葬具を使い、内容は高品質で、少しでも
低料金を目指すと、全てを我々だけで行うしかありません。
会員さん達も、その辺りは理解しており、逝去の一報から2時間、
時には3時間待ってくれと言ってもクレームはありません。

また施設の場合、我々が到着するまで要所に氷を当ててくれる為、
死臭の心配は殆どありません。 
ただ施設で看取りの場合、個人医が多く、医師が死亡診断をして
くれますが、看護師さんが処置する事も少ないのか、処置が慣れ
てないのか、時々ウンチの臭いがしている事もあります。
それでも施設で看取りがして貰えれば家族は助かるでしょう。

明日も前橋と隣接市を、あちこちドライブしますが、できるなら
明日の搬送は夕方以降にお願いしたい・・・
普通の状態なら一人でも棺を乗せるのはさして問題ないのですが、
今は五十肩が痛くて、明日は持ち上げるのがちょっと心配です。




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