九州北部では死者を出す自然災害が出て、今も豪雨予想が出てる
ようですから、洪水の出た地域や周辺地域の方々は、肉体的にも
精神的にも辛い時間を過ごされている事でしょう。
一日も早く安心して寝られる時が来ること、また亡くなれた方の
ご冥福をお祈りいたします。

関東にある今日の前橋は朝から30度近く、すでに猛暑の一日に
なるのは誰でも分かるほどの暑さです。

昨日のブログで書いたように、寝不足と寝苦しい夜もあいまって
スッキリしていませんでしたから、昨夜はゆっくり寝ようと思い
自宅での湯かんを終え、翌日の葬儀準備も終えると、早めに帰宅
して寝床でテレビを見てました。午後9時30分知り合いの葬儀
屋さんからの電話、こんな時間になんだろうと出てみる。

「夜分すみません。 実は交通事故で亡くなった方がいて、以前
母親の葬儀をしている事もあって、故人のお兄さんの依頼なんで
すけど、自宅は連れて帰れる状態じゃないって言うし、夜遅くに
申し訳ないんですけど安置室お借りできないでしょうか・・」
という内容でした。

本日の葬儀もそうですが、一般葬の時はお手伝いして貰ってる人
ですから「いいよ」と受けましたが、故人は病院にいてお迎えに
行ける時間が分らず、分かったら電話させて貰いますとの事。

『あらー・・・やっぱ寝かせて貰えないのね・・』

1時間後に電話が入り、頭部を縫合して、汚れた部分を拭いて、
服を着せれば引き渡しできると連絡があったから、ドライアイス
準備をして11時頃あんしん館に到着するつもりですと言う。

11時に合わせて僕も家を出て、あんしん館で少し待つとドライ
アイスを20㎏持ってやってきた。

身体に当てるドライが15㎏、頭部用に半分、4分の1にカット
したドライアイスを綿花で包んでおく。 身体に15㎏を当てる
のは、もし腹部等で血管が破損して少しづつ血液が流れ、胃に溜
まると口から溢れてくる可能性があると思ったからです。
もし口から溢れてきたら、どうする事もできませんから、事前に
腹部から胸部に掛けて凍結させたほうが無難だからです。

また頭部用のドライアイスは、うちの搬送シートは安定枕付です
から後頭部の損傷で出血なら、凹んだ部分にドライを置けば凍結
させられるからです。

電話が入り12時には、お迎え可能との事、時間に合わせて出発
すると、救急車2台の搬送を待ってのお迎えとなりました。
担当医の話しで、予想通り後頭部の損傷が激しく、包帯を巻いた
としても出血は相当量するから、かえって後が大変になると判断
して給水シートのみ敷いてありました。

あんしん館に搬送すると、予定通りにドライアイスを当てます。
打合せは我々は席を外して、事務所で待機していましたが、暫く
すると終わりましたとインターホン連絡があり待合所に行く。

病院で救急車が2台到着するのを待っての搬送だった為、時間が
あったので待ってた3人と少し話しをしました。

頭部損傷しているご遺体だし、突然の事だから、公にすると電話
が頻繁に入ってくるから、落ち着かなくなるし中には好き勝手な
事を言う人も出てくるもの・・・だから、とりあえず火葬をして
焼骨にしてから、葬儀をどうするか考える方法もありですよ。と
話しておきましたが、葬儀屋さんとお兄さんの打合せで、そんな
流れで進めることになったようです。

明日9日日曜日は友引ですから、10日月曜日の午前火葬を予約
したようです。

結局、自宅に戻れたのは午前2時過ぎになっていました。
さて、そろそろ出発の時間です。
身体はだるいし、頭はいつも以上にボーッとしていますが、仕事
だけはきっちりしてきます。



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