さすが天下のNHKだな・・・と思うのは、あんしんサポートが
放送されて4年も経つのに、いまだに入会される方々のくちから
NHKの言葉が出てくる現実があることです。
しかし僕の中では少し違和感を感じ始めています。 放送された
4年前はさして葬儀社の紹介などありませんでしたし、全国的に
知らせる価値ありと思える事業内容だったりしたのですが、最近
では何となく違っている気がします。
ネタが無くなっているのか・・・小さな・・・なんてのが紹介を
されたらしく、葬儀関連のブログページを開けば何処にでも宣伝
バナーが貼ってあるのを見ると、なんだかなぁ・・・と感じる。
紹介業=中間搾取業者ですが、その結果として消費者に利益ある
ものになっているなら問題ないけど、どう見ても安くねぇだろ?
つーか・・・葬儀社を鵜のように扱う鵜飼いのような存在です。
ちゅーか搾取されて安くなる事は、普通に考えてあり得ません。
あんしんサポートのホームページには、放送された動画が貼って
ありますが、それは放送された事よりも、主張を見て欲しいから
なのです。 当時担当してくれた記者さんは、群馬にいませんが、
我々の主張は全て抑えて放送してくれました。
放送の主テーマは・・・
『誰もが死後費用の心配をせずに生きられる世の中にしたい』
これが我々の最大テーマであり、到達点でもあるのです。
ただ勘違いして欲しくないのは、単に安い高いだけを追求してる
わけではないという事、誰もが必ず迎える終幕なのに何故、残る
家族の生活に支障が出るほどの費用が掛るのか解せません。
僕は無信仰ですから、仏式、神式、教会式、どの葬儀に立ち会う
場合も『ふーん』くらいの感覚でしかありませんが、宗教儀式を
良しとする家族なら、それで良いとは思いますけど、宗教という
より寺は葬儀屋さんとしか思えないのが本音です。
葬儀だけで食ってるようなものですからね。 葬儀社と一緒だと
思うけどなぁ・・・布教してるの見たことねぇし・・・
葬儀が布教だ・・なんて横着な理由は通用しません。
また無駄に豪華だったり、過剰演出にしか思えない高額な葬儀は、
僕から見れば『ぐだらん』としか思えませんが、家族が満足する
ならそれで良いとも思う。
この手の葬儀、うちでは依頼されても受けませんが、普通の葬儀
社ならば利益が多く喜んで受けてくれるはずです。
僕が問題視してきたのは、当時は直葬の言葉さえなく、火葬式と
言ってましたが、最低20万円ほど掛る為、お金が無いと火葬す
らできない現実が当たり前にあったからです。
人生お金のある時もあれば、無い時だってあるのは誰でも経験を
しているでしょうし、ましてや対象者が病院や施設で過ごしてた
なら、医療費や入所費で余裕が無くても不思議ではありません。
その中での葬儀となったら・・・
そう考えると料金的に最低限で済む設定が必要と感じたのです。
勿論、儲けはさしてありません。 だからいつも言うように・・・
「こんな事は行政がすれば済む問題だ」ってことになるのです。
でも現実は全く前進してはいません。 どころか寺への謝礼金は
10年前に最低15万円だったものが、30万円と倍化してるし、
葬儀の費用も倍額に近くなっているのが現実です。
動画の中で最後に記者さんが代弁してくれてる言葉・・・
『誰もが人生の終わりを心配することなく
生きられる世の中になってほしい』
自分や家族の将来を冷静に考えてみて欲しい・・・
健康で幸せな状態が続けば最高ですが、病気をするかもしれない。
或いは認知症になるかもしれない。 施設への入所が必要かもし
れないと考えた時、施設や医療費で毎月いくら掛るのか分らない。
それが何年続くのか、何十年かも分らないのに、その挙句にある
葬儀で高額な費用が掛かる葬儀だけしか無かったら・・・
自分達の生活が守れる選択肢がない・・・
そんなのはあり得ない・・・ あっては成らない・・・
いつも言うように、葬儀の能書きなんて要らない・・・
生きてる人間のほうが絶対に大事だと断言する。
葬儀うんぬんは、刷り込まれた知識に対応することではない。
家族の心から湧き出る感覚・・・ それが温もりあるものであり、
送れたと思えるものではあれば、それがどんな形でも良い・・・
周囲やネットの雑音に惑われる必要はない。
決めるのは形でなく、あなたの心なのだから・・・
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