行ける時に行っておこうと散骨に行った帰り、たまには気分転換
にと懐かしい山道を通ってくると、何十台かの車と結構な人数の
人影が見えたから何事かと近寄ってみた。 すると・・・

ハウス・サクランボ狩りのオープン初日でした。
近づくと餅つきもしてます。 折角だからサクランボ狩りをして
きました。 1.500円、30分食べ放題でしたが、先月に生まれて
初めてしたイチゴ狩りと同じ・・・15後にはお腹一杯というより
甘酸っぱいサクランボは、イチゴほど食べられません。



これも生まれて初めての体験、帰りにイチゴ大福のようなサクラ
ンボ大福なるものを無料で頂きましたが・・・大福はイチゴのほ
うが旨い・・・種あるし・・・
今年はイチゴ、サクランボと初めての体験をさせて貰えました。

前橋から30分ほどの距離まで戻ったところで、食事をしていると
会員さんからの電話・・・息子さんの友人の母親が自宅の玄関で
亡くなった状態で娘さんが発見したが、葬儀の事は何も分らない
のと、お金も無いのは間違いないから、何とか相談に乗って貰え
ませんか? という内容でした。

僕から電話が行くからと伝えておくと言うので、とりあえず電話
してみると、別居で30代の娘さん2人、入院中のお婆ちゃんと、
お父さんはすでに亡くなっており、お金はないという事でした。

ならば我々の話しを聞く気があるならと、前橋あんしん館の場所
を伝えると来館すると言うので、急いで食事を済ませ戻ります。

我々が戻るとすぐに姉妹も到着し、まずは亡くなったお母さんの
現況を聞くと、娘さんが自宅に行くと玄関の上がり端で、頭を下
にしうつ伏せで倒れている母親発見、すぐに警察に連絡をしたと
のことですが、警察署に連れていき検視をしているとのこと。

直葬パックのみ使用することになりましたが、故人となった方は
56才、エアコンが入っていたらしく死亡推定が明確にならない
らしいですが、身体の状態、死臭などから、少なくとも24時間は
以上は経過しているようでした。

今回の娘さんと叔父さんを見てると、葬儀と言うか、人の死後に
ついての知識が無さ過ぎるのが気になります。 確かに葬儀なら
経験しなければ分からないのは普通ですが、人の死後についての
知識は学生時代などに学んでおく必要があるのでは?
そんな気がするのです。

人の死は人生の陰の部分かもしれませんが、誰にでも訪れる事は
間違いないし、これから最後の看取りをしなければならない人は
いくらでもいるはずです。 だとしたら、事前にしておくべき事、
病院、施設、自宅など何処で亡くなったかによる対応方法だとか、
何をどうすべきかを学ぶ必要があるとつくづく感じた。

今年から来年に掛けて、葬儀についてより死を迎える家族の為に、
もつべき知識とスキルについての講演会でもするかなぁ・・・
ついでに独居家族への対処法も含め、僕の経験談と合わせて話せ
れば役に立つ人達はいるだろうなって思ったりです。


にほんブログ村 その他生活ブログ 葬儀・法事(個人)へ
にほんブログ村
誰もが終幕後の費用を心配することなく、自分の人生を精一杯楽しめる世の中にしたい
創業者の思いを後世に伝え、当時何を考えていたか嘘のつけない自分日誌でもあります