生活保護については『パチンコに行く』とか『仕事もせずゲームを
して過ごす30代』とか、色々言われる現実があるのも確かだろう。
僕自身も出来るだけ生活保護の葬祭扶助を利用せず、家族親族等で
出し合って葬儀や火葬するようしている。

しかし現状の日本では生活出来ない人達がいるのも事実で、老人や
病気などの弱者には厳しい現実があるのも確かだと思う。

多分、これらの問題は単体でなく一連の流れで考える必要があると
思えてならないし、何でも増税で賄う事ばかりでなく出費を減らす
ことから考えるべきだと思える。 
また消費税が8%から10%になると、一律に掛る税金だから貧困
家庭や基礎年金で生活する老人家庭への影響は大きい。

例えば・・・
消費税は一律で支払い、一定水準に満たない家庭には返還する方法
ってのもあるんじゃないかと思う。 保険の負担率についても同様、
一旦徴収した後で返還なら審査もし易くなるような気がします。

老人について、お金のある人達もいれば、無い人達がいるのも現実
ですから老人を一括りで語る訳にいかないけど、弱者と呼べる人が
存在している現実はある訳ですから、この人達が少しでも気が楽に
なって、日々笑顔で過ごせる一翼が担えたら良いと思っています。

とはいっても僕らにできるのは、死後費用の問題だけでしかない。
一番大事な生きてる時に対して、直接役に立てないもどかしさや、
力量の無さは痛感しますが、それでも一石を投じ続ける事がいつか
実を結ぶ事になるかもしれない・・・と思うしかありません。

でも、死後費用負担の軽減が精神的負担を減らすのも事実です。
その意味では、この10年間で大きく動いた葬儀形態は、本来ある
べき姿に近づいていると思える。 

本来あるべき姿とは、葬儀に対して家族以外が口を出したり、葬儀
とは・・・といった昔の習慣を引きずらせようとする商売人の魂胆
まがいを断ち切り易い時代になっている事です。

『家族の都合に合わせて葬儀は選択する』

これが徹底できれば、それで充分です。
この話しが理解できない人は商売人(宗教者含む)か、視野の狭い
他人の事が考えられない人達でしかありません。
分かり易く言うと、この感覚に異論がある人達は家族にとって敵と
呼べる人達だって事です。 
いつも言うよに、残る家族の生活より大事な葬儀など絶対無い。

この論法に変化は無いのですが、最近少し思うところがあります。

》直葬69.000円+税
》直葬+散骨+永代供養墓33回忌100.000円+税

どちらも追加不要ですから、誰が見たって安いのは明確なんだけど、
これを一度で支払うって大変な家族もあるはずです。
なら分割に・・・それでは支払いに支障がでるのは明白ですから、
事業が存続できません。 ってゆーか、現行料金では無理です。

そこで思うのは、毎月1000円、2000円、3000円とか選べる積立
方式なんだけど2つの壁があります。



毎月無理せず積立し2年~6年も続けると、その際は一銭も掛らず
火葬できて、年数が足らない人はその分加算すれば良い。

こんな風に思うのは、医療費や施設費が何年も続くと預貯金だって
底をつく現実も見てきたからです。 出来れば元気なうちから火葬
という最低ラインだけは行える対策システムがあればと思う。

『法律の問題』
正直なところ、この部分は詳しくないから明確ではありませんが、
割賦販売法に接触するんじゃないかと思うんだけど・・・
唯一認められてるのは互助会だと思うけど、その現実は誰もが知る
ところの積立金額など関係無いくらい高額料金だし、キャンセルを
すると手数料20%・・・最高裁で負けて尚続ける商魂たくましさ。

『積立方法』
積立と言っても集金なんて到底無理だし、毎月持参も無理だろうし
引き落としや、コンビニ払いでは手数料が高過ぎる。

この辺りの法律や手法に精通して、いい方法が思いつく方がおられ
たら、是非、ご教授して頂きたいと思います。

法律は民を守る為にあるものですが、悪用する人達の為に本来使う
べき事にも使えない縛りになってる事は良くあります。 
出来れば運用内容によって、迅速に審査をするような法律になって
欲しいものです。



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