前橋は初夏の陽気、わずかに残った桜の花見も最後です。
本日法要は入ってますが、午前中で完了ですから新パンフレット
最終校正をしておくつもりです。
今月が決算・・・葬儀支援を強調して数年になりますが、直葬が
増えているためか『施行数増』『売上減』の傾向は相変らずです。
経営面だけで考えると一般葬、家族葬を主体とすべきでしょうが、
それが出来ない性格なのかなぁ・・・ まぁ食えてるから・・・
ってのもあると思うけど、暫くは弱者の味方を続けるつもりです。
食えなくなったら考えれば良いか・・・ってね。^-^;
この辺りは実に僕らしい発想だと我ながら思う。
お化けがでるかもとビクビクしてたら、ちっとも前に進めない。
『お化けは出てから驚けば良い』という考え方をする奴です。
・・・ようするに『やってみなきゃ分からん』ってことです。
ひとつには体力的な問題があるのも現実ですから、肉体的な部分
だけで良いから、僕の代わりが見つかったら講演会、講習会など
葬儀前から知識の部分や考え方を伝える事に挑戦したいとも思う。
本音で言えば、心ある葬儀社の人達にも、納棺師、死化粧、遺影
作成技術、チラシ作成、話術、話しのネタなど、様々なスキルの
勉強会が出来たら、全国の消費者にとってプラスになるかなぁ、、
なんて思ったりもします。
最近もう一冊本を書くかなぁ、と思い始めています。
『医者がサジを投げたら読むべき本』って感じのタイトルかなぁ
葬儀をしてきて今思うのは、依頼者が葬儀の知識を持って葬儀の
依頼をするのが最善だろうけど、それを受入れる葬儀社が無けれ
ばどうにもならない・・・と感じ始めています。
無知な家族が何となく思ってる葬儀の形・・・
しかし余裕はなく、どうしたら良いかと迷いながらの打合せ・・・
それを察知して、家族が思ってるより低料金の葬儀を勧める・・・
少しの驚きと安堵する家族、時に涙を流す家族も多い・・・
それでも若干不安な家族ですが、葬儀をすると安堵感に溢れる・・
葬儀後の支払いは見積もり通りで助かりましたとお礼を言う・・・
これが全国何処にでもある光景なら全く問題はない。
ところが家族より低料金を勧める葬儀社は少ないらしい。
あんしんサポート直葬パックのような最低限必要な内容だけにし、
料金も最低限で抑えたパックの存在が殆どない。
パック内容と料金は決まっており下げられないか、追加しないと
使えない低料金設定のどちらかが圧倒的多数のようです。
なら知識があったとしても活用できないのでは?
勿論、知識は無いよりあるほうが間違いなく良い・・・
結局のところ葬儀社選択が全てという事になるのだろうか・・・
と考えた時、葬儀社ではしてくれない事、葬儀社がもたない知識、
自分達しかできない事、或いはしておくべき事の知識を得ておく
ほうが、葬儀の知識より大事なのでは? と思い始めています。
それが『医者がサジを投げたら読むべき本』です。
今までは『葬儀』について書いてきましたが、もっと実用書的な
或いは実務書的視点で、すべき事、しておくべき事を書いた本が
あったら、少なくとも会員さん家族にはプラスになるかなぁ・・
なんて思っちゃうわけです。
著書を教科書にして勉強会を実施すれば、自分も含めた家族の死
にまつわる不安解消にはなるんじゃないかな・・・
問題は書くのが面倒・・・
調べたこと無いけど、この手の内容で本当に役立つ本が有るのか、
無いのかも分かりませんけど、現場で実践している人間の書いた
内容のほうが、評論家の書いたものよりは間違いなく役に立つの
だけは確かでしょうからね。
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