群馬県平野部は満開の桜ですが、土曜、日曜と雨が降ったり、晴れ
たりで花見を予定した方々は、少し迷うような天気が続きました。
月曜日は晴れましたが、本日火曜日は雨・・・
今週末には葉桜っぽくなっていることでしょう。
四月はいつもの月のような流れで、2日に1回ペースの葬儀ですが、
友引挟んで今日までの4日間続く葬儀では、この時期だけは必ず伝
えることがあります。
それは思い出す事、、『供養』です。
供養とは・・の大前提が異なると話しは違ってきますが、あんしん
サポートと言うか、僕が家族に伝える供養は何度もブログに書いた
通り『供養にお金は掛かりません。が、心が無いとできません』が
大前提であり、葬儀とは『家族が家族との別れを受入れる為の時間』
と提唱していますから、僧侶が読経を唱えてくれる供養はあくまで
宗教儀式としての供養で、家族のすべき供養は別にあります。
全ての宗教を超越し、家族として、友人知人としての供養とは・・・
》故人を忘れない事、時々で良いから思い出してあげること
故人が祖父母、父母のような家長なら最高の供養とは・・・
》残る家族が毎日を元気な笑顔で過ごしてる姿を見せ続けること
時々で良いから故人を思い出し易い時期として最高の時期です。
葬儀をする家族に「満開の桜を見ておいてください」と伝えます。
そして「来年以降、満開の桜を見る度に故人を思い出してください」
と伝えておくだけで、桜が咲けば思い出してくれるはずです。
さらに「配偶者や子供達が心から元気な笑顔で過ごしてる姿を見た
故人は心配せず成仏できるし、天から穏やかな心で見守れます」と
付け加えてあげるだけで、家族は温かい気持ちになれるようです。
人の終幕は一年中ですから、月毎に思い出すきっかけとなる言葉を
記しておきます。 これは葬儀社だけでなく、友人知人、親戚でも
話してあげられる言葉です。
1月
『元旦の朝を迎えたら、命日が来るって思い出し、家族が集まって
おせちでも食べながら、故人の話しをするのを恒例にすると良い』
2月
『節分かバレンタインデーを迎えたら・・・』
3月
『ひな祭り、お彼岸が近づいたら・・・』
4月
『桜、小学一年生を見かけたら・・・』
5月
『ゴールデンウィークに入ったら・・・』
6月
『衣替えの学生を見かけたら、梅雨に入ったら・・・』
7月
『夏休みに入ったら、七夕飾りを見かけたら・・・』
8月
『お盆が来たら、甲子園で高校野球が始まったら・・・』
9月
『彼岸が近づいたら・・』
10月
『敬老の日が近づいたら・・・』
11月
『ハロウィンの話題が出たら・・・』
12月
『年の瀬を迎えたら・・・』
こんな感じで、目安を話しておけば思い出してくれる家族も多い。
毎年、毎年、何年か続けて思い出せば習慣になるし、故人のことを
思い出す度に家族の心が、ほんわかしてくれたらそれで良い・・・
火葬場まで車で1分の距離ですから、一旦戻ってブログを書いても
拾骨に間に合いますし、本日は11時には火葬場を出られます。
どしゃぶり雨ですから、今日は出掛けたくないのですが、午後1時
から納骨が高崎市で予定されています。 今朝連絡をして雨だから
と伝えたのですが、家族の都合で雨天決行となりました。
僕がカロートのフタを開けて、千明がゴルフ用レインウェアを着て
納骨・・・僕が納骨しない理由は単純・・・虫が駄目だからです。
今日はメジ止めできませんから、墓誌彫り時に息子にメジ止めして
貰うつもりです。
納骨後は温かいものでも食べて、カラオケにでも行くかなぁ・・・

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