2月は体力的には限界に近い流れで、本日3月3日の火葬が済み
ようやく誰もいなくなった。 暫し依頼が無い事を願ってる。
昨日、歯が当たって舌の横が痛いし、最近口内炎が多いから相談
しようと、長年通っている歯医者さんに行ったら「武井さん疲れ
てるねぇ、口の中を見ると分かるよ。 人助けとはいえ、これが
続いたら自分の身体がもたないよ。心配だなぁ」と先生が飲んで
いるサプリを「飲みかけだけど飲んで」と頂きました。
口内炎は疲れたり、ストレスでもできるらしい・・・
人間社会は持ちつ持たれつ、助けたり助けられたりですね。
心配してくれる人がいる・・・ありがたいことです。
さすがに疲れてるし、これ以上になると体調が崩れると感じた為
昨夜は午後7時30分に帰宅して早めに就寝、今朝7時30分迄
何度か目は覚ましたがよく寝たにも関わらず、本日午前の火葬が
済み太田市にある永代供養墓に7人納骨、途中食事をして戻ると
PCの前で椅子に座って2時間寝ちゃいました。
ちっとも疲れがとれません。
明日は法事が2件ありますが、葬儀はありませんから、電話さえ
入って来なければ少しゆっくりできます。
もうすぐ丸9年が経ち10年目に突入しますが、まだ今年も増え
続けるのでしょうか・・・今はちっとも嬉しくありません。
昨年後半から非会員さんからの依頼を受けられず、断るケースが
増えていますが、今年に入ってもその傾向は続いています。
会員さんはどんな事があっても受けますが、非会員さんは運次第
というのが現実です。 空いていれば受けられますが、詰まって
いればお断りするしかありません。
この状況が、あんしんサポートだけの事なのか、どの葬儀社でも
同じような傾向にあるのか分かりませんが、出入りしている業者
さんに聞く限り「他社は羨ましいでしょうね」と言うのをみると
社交辞令はあるにせよ、右肩上がりの葬儀社もあるし、右肩下が
りの葬儀社もあって、格差は急激に広がっているんでしょう。
他業界で生きてきた僕からみると、葬儀業界は概念が強く、実に
考え方の偏った業界だと強く感じます。
その傾向は20年前の結婚式業界と似ているようにも感じます。
2030年代、日本建国以来最大の葬儀数を迎えるのは必然です
から、それを狙って葬儀社数も増え続けているはずです。
当然、競争は激化する・・・すると他社との差別化を図りたいと
思う葬儀社が増えるのは当然の流れでしょう。
20年以上前の婚礼業界で起きた差別化対策とは・・・
・結婚式専用教会を建てる(教会式が急増しました)
・ゴンドラで登場など派手な演出が盛んでした
・豪華な衣装で何度も着替え、豪華な生花など全てが豪華でした
・披露宴会場も豪華さを売りにしました
・高額な式場では一日一組、など『個』を強く打ち出し高額料金
結婚式といった感じでしたが、ほんの一時だけの流れでした。
結婚式の規模は小さくなり、地味婚の言葉が生まれるなど質素な
結婚式、2人だけの海外結婚式、さらには写真だけの結婚式など、
業界の思惑とはかけ離れた方向へと進んだのです。
ホテルの婚礼は減り、一時は結婚式場が流行りましたが、今では
結婚式より葬儀が中心になった互助会を見て分かる通りです。
勿論、全てではありませんし豪華な、高額な結婚式は今も残って
いますが、全結婚式数からみれば比率は少ないはずです。
バブル崩壊など様々な要因はあるでしょうが、その1つは業界が
消費者感覚の限界を超えた料金設定にし過ぎたことです。
当時ホテルの婚礼美粧室を数件経営していましたが、当時結婚式
には400万円~の費用が当たり前のように掛かっていました。
だから当時から、結婚式は必ず小規模になると断言したのです。
少し考えれば誰でも断言できたでしょう。
結婚式費用は全て親任せ、列席者の半数は親の関係で新郎新婦は
見たことも無い人達なのです。 有り得ないでしょ・・・
こんな結婚式がずっと続くと思うほうが不思議です。
何事にも限度や限界があります。
それを超えた時、消費者は見切りをつけた行動をとるのです。
今の葬儀業界も似たような流れに思えます。
豪華な施設、豪華過ぎる霊柩車など、葬儀という特別な儀式だし
霊感商法がまかり通るし、質素な葬儀は故人を粗末に扱っている
かの如く言う古代人はいまだ存在しているわけで、その人達こそ
葬儀社から見たら『鴨葱玉子付』の最高に美味しい人達なのです。
でもひとつ大きな問題が加味されていません。
年金は下がり、医療費、介護費が家計を圧迫している現実です。
でも、、これが零細葬儀社の攻めどころです。
さて、あんしんサポートを筆頭に超零細企業で、資金的な余裕も
ない葬儀社の人達は心して聞き、よく考えて、実践して欲しい
『家族の財布事情を最優先し、親戚や家族以上に家族目線を貫く』
『家族の心に寄り添った葬儀を最後の最後まで貫く』
『豪華で派手な演出はなくても、温もりのある葬儀を行う』
『何を聞いても家族が納得できる知識の習得は不可欠です』
『親戚も納得させられる知識、話術、人間性を備えている』
そして、誰が見ても違和感のない高品質な葬儀用品を使い、葬儀
では温もりのある時間を創り出し、親切で丁寧な葬儀を低料金で
行う葬儀社があったら、あなたは利用しますか? しませんか?
今だけでなく、近い将来、近くにどんな葬儀社が出来ても絶対に
勝てる葬儀社にしておくことです。
今が暇なら即刻手術が必要な葬儀社ですが、今がそこそこ良いと
しても、新規出店葬儀社が強敵ならどうします?
簡単に言うと近くに、あんしんサポートが出来ても勝てますか?
最低限必要な設備投資はありますが、まずは投資ゼロのソフトを
しっかり創ることです。 その上で必要に迫られたら設備投資する
ことで右肩上がりが急上昇するはずです。
今だけでなく、近未来を見越した営業政策を立てる時期です。
僕みたいに他社の動向が全く気にならない人は、我が社の基準を
持っており、消費者に受け入れられている実感があるばずです。
基準もなく気にもならないのは、経営者になってはならない人で
無能な経営者と断言できるし、こんな話しをしても理解できない
でしょうから、僕のブログは見ても意味ありません。
僕のブログが理解できる方は、今すぐ『差別化対策』の具体化に
着手すべきです。 じゃないと間に合いません。
先々のことは分かりませんが、今現在のあんしんサポートがある
のは、こうした言動の結果であるのは確かだからです。
誰もが終幕後の費用を心配することなく、自分の人生を精一杯楽しめる世の中にしたい
創業者の思いを後世に伝え、当時何を考えていたか嘘のつけない自分日誌でもあります